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#2_どうしてライフワークスタイルラボっていう企業名なの?

株式会社ライフワークスタイルラボのHRひらく事業の
これまでとこれからを伝えるNote。
最初は創業インタビューを2回に分けてお届けします。               HRひらく事業の視野・視座・視点を共有するため、
竹下CEOにインタビューを敢行。ぜひ最後までお楽しみください。


テーマ「経営」の第2回目です。
オフィス構築・移転サービスという
ハード事業を生業にしていた㈱ティーズブレインから、
人材紹介事業と働く人・組織・環境を取り巻く課題解決する
生産性向上コンサルティング事業のソフト事業を分社化。
後社の社名・㈱ライフワークスタイルラボに込めた想いを伺います。


-ライフワークスタイルラボ(以下、LWL)の
 社名に込めた想いを教えてください。

株式会社ライフワークスタイルラボ 代表取締役社長 CEO 竹下 仁

竹下
 稲水先生(東京大学大学院経済学科・稲水伸一准教授、#1参照)と出会ってから、働く場所とかオフィスといったハード面からの課題解決だけではなく、私の気持ちがだんだん働く人や働き方に向き広がっていきました。その働く人や働き方が一個人にグーッとフォーカスしてきています、今も。働く場や環境を大事にしながらも人を中心にして考えると、生まれてから亡くなるまでの”はたらくのフォロー”をできることが理想ですよね。これからの日本は人口半減時代。当然、企業の売上は内需的には当たり前に減るのだけれど、「給料は下げたくない」「豊かに暮らし続けたい」ということであれば、定年や年金を当たり前にしないで働き方を具体的に変えて、ひとり1人の”らしく働く”をつくって永く充実させなければなりません。
  現在、日本の価値やランキングがどんどん下降してきている現実があります。私は昭和時代のジャパン・アズ・ナンバーワンをビジネスマンとして経験している世代なので、あの頃の自分の立場や日常に思いを馳せると、屈辱的ともいえる口惜しさという感情もさることながら何か変化を起こしていかなければならないと痛感しています。人口が圧倒的に多い中国にGDPで負けてしまうのは、ある程度必然的なことかもしれない。でも、日本の人口の約2/3のドイツとも順位が入れ替わる経済予測が信じられません。個人的にドイツという国は好きなので敵対心は持ちたくないけれど、日本ってそんなに落ちぶれちゃったの?という感想があります。
 長い歴史の中で、政治や外交等多様な影響が絡んでいると思うけれど、もう一度、日本を輝かせたいという想いで企業PMVVを設定しました。とくにビジョン(創りたい社会)は「ひとり一人らしくキラキラ働く社会」と定め、一個人ごとの大切さに目を向けることが日本を進める原動力になると信じています。
 そのビジョンにしようと決めたのは、人が生まれてから亡くなるまでの働くことに対するサポートをしっかりしながら、その人の人生、家族、ご両親や友人たち・・・その人にまつわる人たちがそれぞれに自律・自立していくことに対してプラスにポジティブに物事をいろいろ考えながら草の根的に日本を良くしていくということが1つ。もう1つは、働き方変革とか個性を活かすとか、いろいろなことを言われているけど、自分が好きなように都合よく解釈して、各々がバラバラな活動をしていることをすごく感じます。これは日本人の良くないところかもしれない。日本全体が成長していかないと給料は上がらない。会社が成長しなきゃいけないけれど、そこで働く個人がライフとワークを整えて充実させて、ポテンシャルを最大化させないと上昇していかない。5年先になるか10年、20年先になるのかわからないけれど、ライフとワークを支援する会社がいまこそ必要だという決意でライフワークスタイルラボっていう名前にしました。
 
-“ラボ”という言葉の意味は、1人1人がバラバラにならないように、
 統一的な考え方やエビデンス、学術的裏付けを東京大学大学院経済学科と
 共同研究・開発して提供していくと理解しています。
 
竹下
 そうですね。私たちはプロダクトをつくるビジネスではありませんが、プロジェクトマネジメントサービスをしっかり設計・開発していきます。それを実務に落とし込んでお客様企業に提供していく。私たちがお客様に内在する働き方パフォーマンスに関する課題とは何か?サーベイ(東京大学大学院経済学科監修・自社開発の働き方パフォーマンス診断「モバサク」)を活用してエビデンスとして見える化して、”自社らしく働く”を定義・共有し、実現するコンサルティングやサービスを提供したことで、お客様企業の私らしさ・私達る姿を共有したい。それが最終的な結論なのかなって思ってます。
 
-デザイナーに依頼しないで
 ロゴまでもご自身でデザインされたと聞いています。

株式会社ライフワークスタイルラボのロゴ

竹下
 (照)・・・元々、白が好きなんですね。ピュアホワイトが良い。花で言うとカスミソウ。楚々としていながらも無数の花を咲かせる。グリーンのカスミソウはあまり見かけないですけど、ブルーのカスミソウもある。カスミソウの花言葉って「誠実・清らか」とか「感謝」。私たちが今まで大切にしてきたことが、そのままカタチになっていると思います。

LWLのロゴに込められた「誠実・清らか・感謝」はカスミソウの花言葉

 色の意味を調べた時に、やっぱりホワイトって本当に純白で誠実で、いろんな色に変わることができる。お客様のイメージカラーが黄色だったら黄色にも変われるし、違う色だったらその色に変われる。しっかりお客様側に立つっていう意味で変えられるってことと、お客様をブルーとして表現して、私たちをグリーンとして表現しています。ブルーっていうのは改革のイメージ。グリーンはそれを支えるイメージ。その3色を大事にしたところが元々です。
 
-よくわかりました。
 気になるのが色だけでなく、ハートのカタチです。
 
竹下
 いろいろ工夫してたらたまたま、ああいう形になったんです。ハートのマークって、ハッピーも想像できるし、ラブも想像できる。みんながポジティブに想像できて、ライフとワークに大きな影響を与えるって思います。優しいイメージは自分らしいかなという感じがして、ロゴができ上がりました。

-普遍的な人の幸せを突き詰めた時に、ハートとかラブという表現に行き
 つきます。
 幸せな生活と幸せな仕事がくっつくと、究極の幸福や愛が溢れる社会に
 なってくるって思えるので、ハートがうまくあしらわれてるっていうの
 は、素敵なロゴだなって思っていました。
 今の話聞いて、納得できました。社会が見た時、未来が見た時、
 すごくいいCI(コーポレートアイデンティティ)なんじゃないかなという
 風に思いました。
 カスミソウが好きというのは初耳でした(笑)
 
竹下
 あんまりね、恥ずかしくて人には言ってないんですけど。
 前から密かに好きだったんです。
 
-14年続けてきた㈱ティーズブレインのカラーも
 「ホワイト・ブルー・グリーン」ですが、
 当時からはっきりとされていたのですね。
 
竹下
 そうです。
 
-貴重なお話を聞けました。ありがとうございました。















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