仕合わせを運ぶ
ミドリヒョウモンとヒメアシナガコガネの従者を引き連れて幸せを媒介する少女。送粉者が花粉を運ぶように少女は幸福をあちらこちらに運び広める。サンタさんのように、純粋贈与のごとく、つまり神がかったやり方でなんの見返りもなくやってくる。
ただより高いものはないというけれど、他者は見返りを求め救いの手を、偽りの優しさを差し出してくる偽善者です。決してそんな誘惑に乗ってはいけなません。手を借りたが最後それ以上の見返りが永遠に付きまといます。生きる枷となります。
しかし、ここにある救いにそんな偽善はありません。心の底から信頼できる存在が欲しい一心で筆を握っています。
今年の目標を別記事で書いていて緑を描かせたら1番と言えるようになりたいと申しました。もうひとつ目標があります。可愛い顔を描く2番を目指しています。誰にも描けない素敵な少女を描きたい。ただ対象を素直に再現するのでなく、ただ筆跡を消しながらきれいに描くのではなく、もっと別のところに到達点があると思っています。今までだって可愛い顔を目指して描いてきましたがもやっとした漠然としたものでしたけど、今年は以上の2点に絞って頑張ります。この2点を達成することで救いのある静穏で幸せな世界を見つけたいです。
仕合わせを運ぶ (湛_a_可憐な送粉者)
サイズ:3S(273*273mm)
技法:パネルに油彩
価格:154,000円(税込み)
この作品は下記の展示にてご覧いただけます。
個展「静隠の大祝 〜眠る森の聖域にて〜」
2024.4.10(水)ー4.27(土)
11:00~19:00
日・月休廊
Gallery MUMON
〒104-0061東京都中央区銀座4-13-3(入口は歌舞伎座側)
https://mumon.artcafe.co.jp/exhibition/upcomig/
絵の販売方法などの詳細は画廊ホームページよりご確認ください。
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