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占いで一番大切なこと❣️実践編 〈その3〉日干が乙(きのと)のあなた!

ここでの占いは、あなたの生年月日から、日付の干支(かんし)を割り出します。割り出した干支の「干」つまり日干から占いを進めるものです。「干」には10種類がありまして、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(こうおつへいていぼきこうしんじんき)と読みます。

前回は、十干の先頭に立つ〈甲・きのえ〉木性の陽星について解説をしました。今回は、〈乙・きのと〉木性の陰星について話を進めていきます。

乙(きのと)は、木性の陰星ですから、やわらかな草花を意味します。花壇のある芝生の庭をイメージしてもらうといいでしょう。明るさとつつましやかな雰囲気で、やさしい人間性を意味しています。

◇日干が乙の人の特徴◇

・ 乙の人は人柄としてつつましやかで、愛らしい印象の人です。自己主張はおおむね控え目で、たくさんの人の中で協調性を得意とします。この点を最大の美点として生きてゆくことです。

・ マネージメントの才能があって、人の使い方が上手な人です。人脈を広げ、これを軸にビジネスを起こすことができる人です。

・ 乙の人は協調性に富むことから、会社員であっても起業家であっても、周囲の引き立てが大いに期待できます。周りから愛され、可愛がられるという人徳があります。

・ 甲の人が大発展の可能性があるのに対して、同じ木性でも乙の人は陰星であることから、比較的スケールの小さい傾向があります。しかしながら、乙の人の愛らしいパーソナリティーが広く支持されることから、どのような環境でも職業でもまた複雑な人間関係の中にあっても生き抜く強さがあります。

・ 甲の人は数少ない傾向がありますが、それほどでははないにしても、乙の人も数少ない傾向にあります。甲の人が貴族的な雰囲気をもつのに対して、乙の人も高貴な印象をもちます。

・ 乙の人の結婚運は、愛されキャラという理由からおおむね良好といえますが、女性の場合は夫に気遣うことの多い夫婦関係になる傾向があります。

・ 乙の人のマネージメントの才能は優秀ですが、部下の扱いについても気を遣いすぎる傾向があります。上司も含めて職場の人間関係には気を遣いすぎることが多いのです。

・ 人間関係のわずらわしさ、このことは乙の人の調整能力の高さを示すものです。したがって、乙の人は意識することなく細やかな心遣いができる人です。このことを常に心において過剰な気遣いを抑制しながら、のんびりと生きることを心がけましょう。

以上が乙の人の解説になります。ここまでをまとめますと、愛らしさ、つつましい明るさ、さわやかな印象、たくさんの人から強く好感をもたれるキャラクター、心身から発するやわらかな光、これが乙の人の特徴であり、人生であるとご理解ください。

有名人で〈乙・きのと〉の人を取り上げてみましょう。ノーベル生理学・医学賞の山中伸弥さん、ソフトバンク創業者の孫正義さん、お笑いの大御所萩本欽一さん、俳優の田中圭さん。

女性では、女優の高島礼子さん、吉田羊さん、土屋太鳳さん。アスリートでは石川佳純さんなど。

次回は、日干が〈丙・ひのえ〉の人を取り上げて解説してゆきます。〈丙〉とは太陽を意味していまして、生命力が旺盛な人を表します。引き続き、占いの基本をお楽しみください。



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