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経済情報まとめ2.0 16:00 

日本株式市場

  • 日経225指数は0.04%減の40,398で終了しましたが、TOPIX指数は0.11%上昇の2,781で取引を終えました。テクノロジー株の上昇が他の指数重要銘柄の下落を相殺し、日本株は明確な方向性を模索しています。

  • 日本株は、米国株式市場の下落を受けて引き続き世界的な経済および金利の見通しを評価しています。

  • 今週後半には、失業率、小売売上高、工業生産など、日本の経済報告書が控えています。

  • テクノロジー企業の中で目立った上昇が見られ、Disco Corp(1.1%)、Socionext(5.2%)、Screen Holdings(4.1%)が挙げられます。一方、三菱UFJ(-1%)、ソフトバンクグループ(-1.2%)、ファーストリテイリング(-1.6%)など、損失が見られました。

サウジアラビア貿易収支

  • サウジアラビアの貿易収支は、2024年1月に前年同月比でSAR 28.2 billionからSAR 38.1 billionに縮小しました。

  • 対前年比で輸出は10.3%減少し、石油製品の売上が主に下落しました(SAR 71.0 billion、-13.5%)。一方、非石油製品の輸出は0.8%増加しました(SAR 24.0 billion)。

  • 主な輸入国は、中国(15%)、韓国(10.3%)、日本(10.1%)でした。

  • 輸入は1.4%減少し、主に輸送機器(-7.9%)と機械・機械装置(-1.1%)の購入が減少しました。

タイの自動車販売

  • タイの自動車販売は、2024年2月に1年前と比べて26.15%減少し、52,843台となりました。これは3年半ぶりの低水準です。

  • 販売の減少は、ピックアップトラック(-43.2%)と乗用車(-20.1%)の販売が減少したためです。

  • 自動車生産も1年前と比べて19.28%減少し、2月には133,690台となりました。

フィンランドの失業率

  • フィンランドの失業率は、2024年2月に前年同月比で7.8%から6.7%に上昇しました。

  • 15〜24歳の失業率は16.8%と、前年同月比で3.6ポイント上昇しました。

  • 就業率は前年同月比で71.8%から72.9%に減少しましたが、雇用者数は1万人増の259.3万人となりました。活動率は67.1%から67.8%に上昇しました。


インド株式市場

  • 72,536.8ポイントで取引を始めたBSE Sensexは、前日に比べて278.7ポイントまたは0.4%下落しました。これは、先週の金曜日に政府が発表した声明によるもので、インドのインフレと経済成長が紅海の混乱による原油価格の上昇からリスクにさらされていることに対する懸念があります。

  • トレーダーは、週末に予定されている主要な購買国である中国の公式PMIデータを待ちながら、慎重に動いています。

  • メディア、銀行セクター、製薬、テクノロジーが下落し、Power Grid(-1.8%)、Eicher Motors(-1.5%)、SBI Life(-1.4%)、Divi's Laboratories(-1.3%)、Maruti(-1.3%)から目立つ損失が出ました。

通貨

  • トップの通貨の最大の負け手はドル指数で、0.27%減少しました。

  • 一方、英ポンド(0.07%)、ユーロ(0.06%)、および日本円(0.03%)はわずかな変化がありました。

パームオイル

  • マレーシアのパームオイル先物は、MYR 4,250未満の水準で取引されました。これは、強いリンギットと3月の生産の増加の期待によって揺れ動いています。

  • 中国での公式PMIの数字が週末に予定されているため、トレーダーは慎重です。

  • 貨物調査会社のIntertek Testing ServicesとAmSpec Agriによると、マレーシアのパームオイル製品の3月1日から25日までの出荷は、2月と同じ期間に比べて13.8%から21.2%増加したとのことです。

シンガポールの製造業生産

  • シンガポールの製造業生産は、2024年2月に前年同月比3.8%増加し、市場の予想を大きく上回りました。

  • 生産の増加は、生物医薬品製造(前年同月比27.4%増)、電子製造(前年同月比2.6%増)、および化学製造(前年同月比11.2%増)の急速な回復によるものです。

  • 一方、一般製造(前年同月比-3.4%)、精密機器製造(前年同月比-19.9%)では生産が減少しました。

ニュージーランド株式市場

  • ニュージーランドの基準となるS&P/NZX 50指数は、12031.82で終了し、前日に10か月ぶりの高値を記録した後、5日連続の上昇を終了しました。

  • マーケットは利益確定を求めたため、市場は下落しました。非エネルギー鉱物および通信セクターが下落しました。


日本通貨

  • 日本円は1ドルあたり151.4円の水準で堅調を維持しました。通貨の弱さが当局の口頭介入を促したことで支持を見つけました。

  • 日本の鈴木俊一財務大臣は、円の弱さを抑えるための手段を排除しないと述べ、過度のボラティリティは企業活動や経済全体に不確実性を引き起こすと付け加えました。

  • 先週、日銀が17年ぶりに利上げを行い、8年間のマイナス金利を終了したにもかかわらず、円は急激に減価しました。

  • 日銀の上田一雄総裁も中銀がしばらくの間緩和的な姿勢を維持すると述べました。

  • 金は1オンスあたり2170ドルの水準で堅調を維持しました。最新の米国PCE価格指数レポートを慎重に待っています。

  • 先週、連邦準備制度理事会は、今年3回の利上げを予想通りに維持し、金の魅力を高めました。

  • マーケットは、6月に利上げを開始する可能性が約70%であると予想しています。

タイの貿易

  • タイの2024年2月の貿易赤字は、市場予想にほぼ合致するUSD 0.55億から、2023年同月のUSD 1.11億から減少しました。

  • 輸出は前年比3.6%増加し、7か月連続での成長となりました。

  • 輸入は市場予想を上回る3.2%増加し、前月の2.6%増加を上回りました。

  • タイの輸入は、国内需要の回復が勢いを増す中、過去最高のペースで増加しました。


中国株式市場

  • 上海総合指数は0.1%上昇し、3,030ポイントに、深センコンポーネントは0.4%上昇し、9,458ポイントに達し、本土株は3日間の下落を打ち破りました。

  • 新たなカタリストの不足により、市場の慎重さが利益を制限しました。

  • 中国の製造業およびサービス業の活動データが注目され、世界第2位の経済の健康状態を評価するための手掛かりとして期待されています。

  • 中国の規制当局は、民間の不動産開発業者への新規融資の承認を急がせるよう銀行に促しています。

アジアの株式市場

  • 最近の利下げ期待と人工知能への熱狂によって牽引された急上昇が一服し、アジアの株式市場は火曜日に混在しました。

  • 主要経済国で今週の主要な経済指標を慎重に待ち、特に米国のPCE価格指数データを注視して、金融政策の方向を探る投資家がいます。

  • アジア太平洋地域では、オーストラリアの消費者信頼感が3月に低下したことが民間調査で示されました。

香港株式市場

  • 香港の株式市場は、2つ前のセッションの下落を止め、火曜日の取引で75ポイントまたは0.46%上昇し、16,559ポイントに達しました。

  • 中国のリ・ケック首相の経済回復に関する楽観的な発言により、市場の下落が止まりました。また、中国が外国直接投資の30年ぶりの低水準に対抗するために財政刺激を行うと述べました。

  • エネルギー、金融、不動産などが主要セクターの中で先行しています。

債券

  • 政府債券の利回りは火曜日に上昇しました。ニュージーランド10年物の利回りが最も上昇しました。

原油

  • WTI原油先物は火曜日にバレル当たり82ドルを超え、供給面の懸念が引き続き支えになりました。


スリランカ:予想外の金利引き下げ

  • 金利政策: スリランカ中央銀行は3月の会合で、前回11月以来の初めての金利引き下げとして、基準金利を50ベーシスポイント引き下げて8.5%に設定しました。

  • インフレと経済成長: 2024年2月、年間インフレ率は5.9%に低下し、1月に導入された付加価値税(VAT)の引き上げの影響が緩和され、中央銀行の中期目標である5%程度に近づきました。経済は2023年第4四半期に4.5%成長し、前四半期の1.6%成長に続くもので、主に産業、建設、サービス部門の成長によるものでした。

  • VATの引き上げ: 2024年初めに、スリランカは収益目標達成のために、4年間の29億ドルのIMFプログラムの下で、付加価値税(VAT)を15%から18%に引き上げました。

  • 金融政策: 中央銀行は昨年6月以来、金利を合計で700ベーシスポイント引き下げており、3月には貸出手数料も50ベーシスポイント引き下げて9.5%に設定しました。

韓国:半導体関連株の上昇による株価の急騰

  • 株式市場: 韓国の基準指数であるKOSPIは、半導体関連株の上昇により、2,779ポイントへ1.5%急騰し、2日連続の下落から抜け出しました。

  • 半導体株の上昇: サムスン電子とSKハイニックスの上昇に牽引され、半導体関連株が伸びました。その他の指数の重要な銘柄も上昇し、現代自動車(1%)、起亜(2.1%)、セルトリオン(0.8%)、KBファイナンシャル(1.7%)などがあります。

  • 経済データ: 韓国の3月の消費者信頼感は100.7に低下し、2月に達した6か月ぶりの101.9から下がりました。また、投資家は今週後半に向けて、3月のビジネス信頼感、工業生産、小売販売、および米国の個人消費価格データなどの経済データを注視しています。

日本:テクノロジー株の上昇による株価の回復

  • 株式市場: 日本の株式市場では、テクノロジーセクターの上昇により、日経225指数が0.2%上昇し、40,500ポイントに達しました。一方で、TOPIX指数はほぼ横ばいでした。

  • テクノロジー株の上昇: ソフトバンクグループなどのテクノロジー株の上昇により、前日の利益確定売りの後に一部の損失を回復しました。

  • 経済データ: 日本の経済に関するさまざまな報告が今週末に発表される見込みであり、失業率、小売販売、産業生産などの指標が含まれます。

オーストラリア:ウォールストリートの下落を追随した株価の低下

  • 株式市場: S&P/ASX 200指数は前日に比べて0.41%下落し、7,780ポイントで終了しました。これは前日のウォールストリートの弱さを反映し、世界的な経済と金利の見通しを慎重に評価する中でのものでした。

  • 下落要因: 不動産と銀行株が指数を下げ、Goodman Group(-0.9%)、Scentre Group(-1.2%)、Westpac Banking(-0.8%)、National Australia Bank(-

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