【日々徒然】行ってみたい

ある日
裁縫の得意な友人の投稿に

この針に感動した!
一生ここの針だけでいいかも!

なんて記事があって

裁縫をあまり得意としないわたしは
そのこと自体には
ふーんって感じなのだけれど

そのお店のホームページを覗くと
400年の歴史があるというし

歴史といえば
アマテルの時代から
スサノオさんが機織りの部屋に投げ入れちゃうって
言われているから
織り物は存在したとして
それを着物として着るための
縫い物としての針は
いつから
どんな形で存在したんだろ〜って

妄想がモクモク。

はい!この妄想こそが
わたしの大好きなわたし😘

そうなると
何かわからないのだけれど
そのお店を調べるし
そのお店に行ってみたいなぁってなる。

行ってみたいなぁって憶えているうちに
あれ?大阪行くの?
行くなら
新幹線は京都で降りて
お店に寄ったりしてから
大阪には普通電車で行けたりするよね⁈

あ、時間作れそう❣️

なんて
行きたいが現実化したら
それはもう
わたしにとっては
行きなさいの合図。

行ったからといって
どうなるかはわからないのだけれど
行けるんだから
行っちゃおう❣️なのです。

お店に入る路地は
別世界への入り口

タイムワープしたかのようでした。

のんびりとお話も伺えて
針を保管する桐箱も職人さんが作っているから
サイズは関係なく手間代の値段になっちゃうとか

針だけを専門にしているお店は
他にないかも〜とか

今の針は
針金を切って成形していくから、
針金が出来てからの歴史
そもそもその前に
骨を針にしたようなものもあるようだから
純粋な針の歴史はもっと古いでしょうとか

わたしにはワクワクするお話を聴けたのでした。

和裁の針と洋裁の針とは使い方が違うから
針に求められるものが違うのよね。
道具はニーズに合わせて進化する

和裁は基本直進縫い

これって
無意識の考え方につながるのだと思う。

直進縫いにすることで
ひとつの反物が
着物になり
産着になり
肌気になり
雑巾になって
最後まで使い切る

それって文化だし生き方なのよね
きっと。

最近、和裁の針が売れなくなっているのですって。

かというわたしも
わたしどころが
手縫に全く自信はないのだけれど

ゆっくりと
ご飯の後に
編み物や縫い物をする団らんタイムが
あったらいいなと思う今日この頃

上手いとか下手とかではなくて
何かに集中しつつ無心になる時間が
欲しいのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?