最近チェロを弾いています

私がソフトコルギのサロンをするために借りている家。和風のめちゃくちゃ雰囲気がいい場所なんです。

信楽ならではの周りの環境もふくめ、日本中探してもなかなかない（はず）と自画自賛しているサロンにチェロを飾っています。

サロンを始める前、飽きっぽい私がOLを続けるために増え続けた趣味の1つがチェロでした。

ピアノも習ったことがなく、楽譜もろくに読めない私が興味を持ったのがチェロ。ちょうど『おくりびと』が話題になった直後だったので、あの映画を見て？って聞かれたけど。

実は、乙女ゲームの『金色のコルダ』きっかけやったりします。室内楽やアンサンブルって分野を認識したのもそれが初めて。

でもよく考えてみたら、中学生やった頃にみた『ハルモニア』ってドラマで中谷美紀さんが弾いてるのを見たのが、すごく印象にのこってるからもしかしたらその頃から興味はあったのかも。

バイオリンのような華やかさにも憧れるけど(体験もしてみたけど)、しっくりきたのはチェロ。

まさかチェロを教えてくれる先生が近くにいるとも思ってなかったし、お月謝もものすごく高いお金持ちの人の習い事って印象やったので、どうしたら習えるんやろう？ってそこからのスタート。

ある日、思いつきで同じ市内の楽器店で『チェロをおしえてくれる先生知りませんか？』って訪ねてみたら、あっさり見つかった！今の行動力の芽が20代の頃にはすでにあったことに改めてびっくり！

先生もとっても優しくて、『最初は弾きたい曲だけ練習したいって思うやろうけど、きっとこれからいろんな曲を弾きたくなるから基礎からレッスンしていこう』って音楽にも真摯な素敵な先生。

OLの私にも続けられるくらいリーズナブルなお月謝と振替レッスンあり！！

これは習うしかない！って始めたチェロ。結局6年くらいスクールに通って、今はなが～いお休み中。

飽き性なのを知ってる家族からは楽器を買うことに反対されてたけど、ボーナスと貯金を合わせて思い切って買った私の愛器。今はほぼサロンの飾りになっています。

赤っぽい色で、深い音色でオールドのチェロ…は予算が足りなくて無理だったけど、とっても雰囲気のある赤茶のモダンチェロが私の自慢の相棒です！

ちゃんと私のチェロには名前もついています。

本当はかっこいい名前を考え抜いてつけようと思ってたのに、会社の人に『タモツ』と勝手に呼ばれてから、それ以上の名前が思いつかなくなり今も『タモツ』のまま。

洋楽器なのに、純日本人な名前。なんとも私らしい。

いつかはGLAYの曲を発表会のソロで弾きたいと思って、楽譜も用意していたけど、今はいつになることやら。。。

だけど、仕事も何も関係なく、コロナのことで頭を煩わされもしないでできることがあるのは本当にありがたい！！

弦を切るんじゃないかとビクビクしながら、調律すること1時間。コロナで休業中のサロンで、なんとなく弾きたくなって、何年かぶりに弾いています。

今は無伴奏チェロ曲のプレリュードを練習中。

チェロの教本にはバッハの曲がたくさん載っていて、まさか大人になってバッハにはまるとも思いもしなかった！

何より無心になれることがすごく嬉しい。

心のことだけじゃなくて、チェロを弾いたあとのサロンの空気が澄んだように変わったように感じるのは不思議。

どうせなら…とこのコロナの自粛期間にどれだけ上手くなれるかも実験中。(ドラえもんのしずかちゃんのバイオリンといいレベル)

視聴注意の爆弾をTwitterに投下してみたりしています笑↓

#自粛期間に無伴奏チェロ曲チャレンジ
さっそくハッシュタグを忘れました(°▽°)

練習しながら、先生に作曲家になってるで〜ってよく言われていたの思い出します。
テンポもマイペース、弓の押し引きの指定を無視したりするからww

今日はボーイングも注意しようとしたけど、無理やったʅ（◞‿◟）ʃ pic.twitter.com/GRkEzXV0Mn

— はっち(波多野悠佳)信楽hioliの人 (@hiolikorugi) April 20, 2020

今の私の実力はこんなです。先生にも『まだ人前で弾くのはだめ』って言われるのがよくわかります(笑)

サロンを訪れるお客様にも『弾かれるんですか？』って聞かれたり、去年ロケにきてくれた『よ～いドン！』の円広志さんにも『弾いてーや』と言われて断ったりしていたけど。
いつか聞いてもらえるようになったで！とドヤ顔できるようになりたいなぁ…笑