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なぜ選挙カーを使わないのか

 みなさんこんにちは、南九州市議会議員選挙候補者のひおき友幸です。今日はなぜ私が選挙カーを使わないで自転車で活動するのかについて語ります。

1.選挙を変えたい

   
 選挙カーは候補者にとって最強の武器です。相手の状況に関わらず、ほぼ強制的に自分の名前を伝えることができるからです。
  
 しかし、聞かされる側はどうでしょう。
  
 葬儀場、病院、学校など、どれだけ候補者が気を付けても、その音は届き、大切な時間の妨げになってしまいます。そして私も2人の幼児の父親です。
  
 候補者側の論理じゃなくて、有権者側の論理に立った選挙をやりたいと思いました。

2.人と話したい


 任期中4年間は、本当に難しい4年間でした。政治家の基礎基本である「人と話す」という当たり前が全くと言っていいほどできなくなってしまったからです。
   
 だから私はこの選挙で、どの候補者よりも人と話す候補者を目指します

 選挙カーでは「ご声援ありがとうございます!」が精いっぱいですが、自転車なら立ち止まって話ができます。
  
 実際、既に2日間で250人の方とお話することができて、学びもあり、充実した選挙戦を過ごせています。

3.お金がかかる


 選挙に出るにもお金がかかります。特に新人は。
   
 そこで今回の選挙より、市から、選挙カー1台につき最大約50万円の補助が出ることになりました。
  
 それ自体を否定するつもりもありません。お金が無くても選挙に出れる環境は大切です。しかも、実際に選挙カーを使う候補が99%なわけですから、その観点からすれば当たり前の支援とも言えます。
  
 でも、1人くらいそうじゃない候補者がいてもいいと思っています。これをきっかけに、当たり前を考え直す候補者がいても。

4.挑戦を大切にしたい


 ここまで書いてなんですが、私は過去2回の選挙で選挙カーを使っています。しかもウグイス嬢無しの全部自声です。がっつり使っています。
  
 なぜか。
  
 簡単に言うと、それ以外の方法を考えもしなかったからです。選挙と言えば選挙カー。当たり前だと思っていました。
  
 しかし、コロナ禍を機に、社会のあらゆることが根本から見直されました。そして全国的に選挙カーを使わない様々な選挙が登場しました。
   
 「自転車で回る」と言った時、少なくない支援者の方から「やる気がないのか」と結構な勢いで怒られました。
 
 ありがたいことです。本気で私を応援してくださるからこその言葉です。それでも、今では多くの方が理解してくれました。言葉を尽くしました。
  
 私は初当選から今まで議会にて、一貫して「挑戦が大切」と述べてきました。失敗を恐れるなと言ってきました。
  
 だから、やるしかないと思いました。

5.あなたの声から未来をつくる


 私の選挙ポスターには、「あなたの声から、未来をつくる。」と書かせていただきました。それは、改めて基礎基本に立ち返りたい私の決意の表れです。
  
 それを行動で示す選挙が必要だと思い、今回、青い自転車に乗っています。
  
 みなさまにお会いできることを楽しみにしています!



  
 

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