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【Vol.90】週刊市政報告!月1自転車、出水市、武家屋敷

 みなさんこんにちは、南九州市議会議員の日置友幸です。
  
 今週は総会続きでしたが、そこで会える方も多くて嬉しい1週間でした。
  
 それでは、今週の市政報告を始めます。


1.月1自転車の日でした。
  

4月23日水曜日、月1自転車の日でした。


出会えた人→31人
訪れた地区→大丸・勝目
移動距離→21.1キロ

地元をゆっくりゆっくり回りました。会った方と30分立ち話をしてみたり、訪れた家で玉ねぎを取ってみたり、偶然あった息子の同級生と遊んでみたり。
   
市内全域を回るのも大切ですが、年度初めは地元をみっちり回り、現状を確認しました。

そんな地域の道路の話。

10世帯前後の自治体が2つ。2つの自治会を結ぶ道路。本年度、陥没している部分を補修します。
    
小さな自治会同士を結ぶ道路を改修すると、いつも一定の批判があります。

しかし、経済合理性だけでは語れない生活があって、どこに住んでいても安全に暮らす権利があります。

日本の端っこの鹿児島県。鹿児島県の端っこの南九州市。南九州市の端っこの上山田。

中央に住んでいる人は、時に周辺部を「コスト」として考えがちです。しかし、周辺部に住む人間としては、自分の暮らす地域を「コスト」呼ばわりされてはたまりません。

「そこに暮らしがあるんだ」ということを改めて感じた、月1自転車の日でした。

2.出水市で渋すぎるテーマを語ってきました。


 4月24日、出水市にて行われた鹿児島県各市監査委員会総会に出席しました。

 今年の研究テーマは「補助金交付団体の代表者が市長となっている団体について」
   
 いかにも監査らしい、渋すぎるテーマです。
   
 市長が代表となっている団体に市が補助金を出すと「出すのも受け取るのも市長が代表の組織」という話になります。
 
 民法には「双方代理の禁止」があるので、これを回避するためには出し手か受け手を市長じゃない誰かにする必要があります。
   
 各市によって対応が分かれたこの課題ですが、いずれにしても大切なのは監査機能。そういう案件こそ丁寧な監査につとめ、万が一にも恣意性が無い様にすることが大切だと感じました。

3.出水市の武家屋敷にお邪魔しました。

  
 鹿児島県で武家屋敷群といえば、もちろん我らが南九州市の知覧武家屋敷群。
  
 そして、同じく鹿児島県を代表するのが「出水麓武家屋敷群」です。

 知覧も出水も、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
  
 出水市は今、これを観光資源としてフル活用しようと力を入れています。監査総会に併せて視察させていただきました。
  
 出水市は平成29年に「出水麓歴史館」という施設を作りました。観光受け入れの拠点として機能しているそうです。私も入館したのですが、ガイドの方の出水愛が溢れていました。ご案内いただき、とても楽しく勉強になる時間を過ごせました。
  
 一方で、建物を造ることは、これまでの街並みとの調和を考える必要もあり、これをそのまま本市に援用できるかは論点です。
    
 観光資源と伝統文化、二者択一ではありませんが、そのどちら側に軸足を置くのか、考えさせられる時間でした。本市ももう少し観光に軸足を置いても良いのではないかと思います。
   
 ガイドいただいた出水市の皆様、楽しくも学びになる時間をいただき、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。


 この投稿は、ひおき友幸が市議会議員としての活動や市政情報などを毎週末に報告するものです。
 
 また来週金曜日もお付き合いいただければ幸いです。
 

  
 
 
  
 
  
 
  
 
 
  
 
  

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