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楽になる生き方第11話

かなり、この時期は凄いエネルギーに満ち溢れていた。

プライベートのワクワクが仕事や勘ぐった考えを勝っていた。

ただ、この楽しい彼女との交際も必ず、今のままの自分では、終わりが来る事を知っていた。

まずは、今の様に自分の特徴など、やら、環境などやら自分ではわからなく、世の中がこうあらねばいかぬ、という状態で、結婚願望が強い彼女とすぐには一緒になれない経済状況にあった。

今でこそ敏感で繊細でアンテナが高感度の方を沢山ネットなどでお会いするが、その当時はまだ、完全に鈍感力の天下で、私たちの様な感性の持ち主は、片身がせまかった。

一度完全に彼女を傷つけた出来事が実はあった。

それは、ある食品の卸問屋で売上という部署でPCやfaxを使っていた仕事をしていた。

だんだん勤務時間が増えて行き、殺人的になってきた。

だいたい月の残業時間が平均140時間はあった、ブラックの強い会社だった。

人間関係はものすごくドロドロ派閥があり、酷かった。

そんな中で若いバイトの女性に、彼女はいるの?と聞かれて、いると答えたが、電話番号聞かれたり、カラオケ誘われたり、押しに負けて、ある日、彼女と一旦別れて職場の人と付き合ってしまった。

元の彼女を傷つけてしまっていると彼女の友人からは聞いていた。

毎朝5時に起きて6時までに会社について、夜10時まで残業、帰って来るのはだいたい11時過ぎ、それから付き合いで温泉に行き。

そうとうおかしくなっていた。

それから、専務にいきなりクビを言い渡される頃は日に日に痩せていき、58キロだった体重は50キロ位になっていた。

それからかえってクビになってよかったのか、会社の人とは、別れて、彼女とよりを戻した。

そう、こういう事があり、いまだにそれは私の汚点。

ただ、健康はそんなに害していなく、その会社からは、また働いてくれないか?と連絡がくるが、当然断った。身が持つ訳がない。

そんな社会の状況と、だんだんと、その世から、受けたストレス発散を、ギャンブルと女性に求めていくようになった。

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