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010_娘よ、英作文に強くなれ!

娘へ

下記の文章をDeepL翻訳で英訳してみようか。
“今日はママがいるから
写真を撮ってもらった。”

そのまま、コピペでDeepL翻訳すると
下記の英文となる。

“My mom is here today.
I had my picture taken.”

どうだろうか?

和文では「ここに」が
省略されているが、
ママは語り手の主語“I”の
そばにいる。

だから、
英文では”here”を表現する。

一方、
「写真を撮ってもらった」の主語は
語り手の“I”である。

2行の和文を1行の和文にすると、
下記の和文になる。

“今日はママがいるから、写真を撮ってもらった。”

そのまま、コピペでDeepL翻訳すると
下記の英文となる。

“My mom is here today, so I got my picture taken.”

どうだろうか?

和文が1行文になったので、
英文では、接続詞”so”が加わり、
“had”が”got”に変わった。

次に、
「ここに」と「私は」を追記し、
2行の和文にしてみた。

“今日はママがここにいるから、
私は写真を撮ってもらった。“

そのまま、コピペでDeepL翻訳すると
下記の英文となる。

“My mom is here today.
I had my picture taken. “

どうだろうか?

当初の英文翻訳と変わらない。

次に、
2行の和文を1行文にした。

“今日はママがここにいるから、私は写真を撮ってもらった。”

そのまま、コピペでDeepL翻訳すると
下記の英文となる。

“My mom is here today, so I had my picture taken with her.”

どうだろうか?

“with her”が追記された英文翻訳となる。
翻訳された英文をそのまま、
コピペし、DeepL翻訳すると
下記の和文翻訳となる。

"今日はママが来てるから一緒に写真を撮ってもらった"

下記の原文と比較したとき、
どうだろうか?

“今日はママがいるから
写真を撮ってもらった。”

語り手の「私」は、

「今日はママがここにいるので、私はママに写真を撮ってもらった」

という意味で書き、
「私とママが一緒にいる写真
を撮ってもらった」
という意味で書いていない。

日本人は、
語り口調で文章を書く習慣がある。

語り口調をそのまま英文に
翻訳しようとするから
英作文できないし、
翻訳サイトを使いこなせない人が多い。

しっかりと「主語、目的語」を
省略せずに日本語を書いてみよう!

ちなみに、下記の和文をDeepL翻訳すると、
「今日はママがここにいるので、私はママに写真を撮ってもらった」


“Since my mom is here today, I had her take my picture.”

となる。

父より

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