何故株価が回復しているのか?

夜更に失礼します。コロナ禍において町内会の組長作業の煩わしさに悩むデュークです。(田舎は面倒くさい)

さて、今回は米国で黒人男性に対する差別殺人が起きた事への大きな惨事が起きていながらも、又、トランプ政権が選挙戦でどうなるか不確定ながらも、株価が回復基調になってきた事は何故か?を少し考えてみたいと思います。

私は株というものは博打だと若い頃からずっと考えてきていて、あんな物に手を出したら立ち直れない程のダメージを受ける。現に世界恐慌の時にクビを括った人達の如何に多いことか、とマイナスな事ばかりを考えて過ごしていました。
しかし、興味はあったので楽天証券のiSPEED等で好きな会社のチャートを見たり、リーマンショック前には幾らか投信にチャレンジしたりしました。

当時、投資信託が持てはやされていて、金だけ預けて後はプロが銘柄選びから何からやってくれてリスクは少ない、と言われていましたので、それならやってみようと思ったのです。

しかし、結果は惨敗でした。
入金した時の月からいきなりマイナス。
その後もドンドンとマイナスが膨らみ、一体預けた金はどうなるんだ?貴重な金はどうなっちまうんだ?遊びで申し込んだ訳じゃないんだぞ!と何回も銀行に足を運びとにかく担当者を質問攻めにしました。
回答は『長期的に考えてください。今はマイナスでも長く持つ事で利益は出るようになりますから。どうでもいい金なら構わないですけど」と何ともつんけんどんな対応を取られ、憤りながらどうしようかと悩んでいました。
リーマンショック前で忘れられないのは、
「サブプライムローン」問題です。
私は個人的にはあの時に何かこれはもっと大損する何かがある、と感じていましたので、今も下がってるけどもっとドンドン下がっていくかもしれないと結局リーマンショックが起きる前に投資信託を損して止めました。

その時の商品が今も残っていて運営されているかどうか分かりませんが、100年に一度と言われる大暴落を世界が経験したのです。

あの時持ち続けていたら私の僅かばかりのお金はどうなっていたか?を考えると恐ろしかったですけど、当時投資家で最も有名な米国の投資家のウォーレンパフェット氏はコラムで「Buy
America」と呼びかけ投資家に下がった今が買いのチャンスだと言われていたそうです。

私はその事を当時知らなかったのですが、自分で株に対する知識をもっと学んでから買うようにしようとしていた時にその事実を知りまして、大変な衝撃を受けました。
あの大混乱の中で買う勇気は俺にはないなと、流石世界の大富豪になると並の考え方じゃないと感銘を受けたのでした。

そして現在、言わずもがなコロナショックでまたもや株価は大暴落、世界中でロックダウンショックが起き未曾有の事態が起きてしまいました。
私は一昨年ぐらいからだったでしょうか、ある本に偶然出会いそこから投資に対しての知識が開けて色々と調べていくうちにある大手証券会社が運営する金融商品に出会い投資をコツコツと積み立てていました。

一般の国内株式というのは一口買いというのができませんので、最低ラインは大体百株が相場です。ですので、私の乏しい資本では到底買う事はできません。金融商品で有名なFXもリスクの大きい商品です。
ですので、リスクをできるだけ抑えながら長期保有して積み立てていく以外ありませんでした。
しかし、そのリスクの比較的低い積み立ての商品でも今回のコロナショックはマイナスになるぐらい大きな暴落であったのです。

皆さんも普段は冷静を装いながらも頭の中ではパニックだったんじゃないでしょうか?
私もズドーーンと落ち込みマスクは無いし、咳は出てくるわでこれはヤバいと思いました。
思うに私は感染していたと思います。
ピークの頃には経験の無い乾いた感じの咳がゴホゴホと続き発熱はありませんでしたが、所謂軽症患者であったように思います。
糖尿病や心臓等の循環器に持病のある人は重症化しやすいと散々ニュースで流れていましたので、狭心症の持病がある私は普通の人よりも危険な状況でした。
ですので、咳が止まらない時から保健所に電話を何回もかけましたが、PCRの検査を受けさせてもらえません。

私は他の人に感染させる事態は避けたかったですが、保健所も一般の病院・クリニックも受け入れ拒否状態でしたので、自宅待機しかありませんでした。
仕方がないので、ひたすら暇さえあればその商品のポートフォリオやチャートを眺め、情報を収集して過ごしました。

実は株価の底値というのはプロでも予測するのは難しく、本当の底値で買う事ができるのは紛れもなくエスパーです。
ですので、本当の素人に到底底値買いはできないというのが私の持論です。

しかし、それを可能な限り近づけるのが利幅は少ないですが積立の商品という事になります。

しかし積立と一口に言っても余りにも商品が多く、どれを選んで良いのか分からないですし、私もどれが正しいと断言する事はできません。

ですが、「分配再投資型」を選ぶ、という事だけは断言できます。
分配を受けた分を利益として得るだけでなく、これを再投資して回していくのです。
これを複利というのですが、これがあるのと無いのとでは先々の積立額が断然違ってきます。

(詳細は長くなりますのでここでは省略しますが、なけなしの金を投資に回すのですから損はしたくないですよね。。。。)

誰だってそうです。
私も方々走り回ったりして集めた情報を元にどうしたいか?ってやっぱり少しでも利益を上げたいのです。
せめて元手だけでもと切実な思いです。

さて、ここまで大幅にタイトルから外れてしまったので最後にまとめますけど、今起きている値動きの上昇は暴落した時に必ず起きる反発だと考えられます。
大抵の場合下がり過ぎた株価は反発して上昇します。
大口投資家が買ったり個人投資家が買いに走り集中するからです。
ですが、第二波が来た時にまた落ちるかもしれません。
株価に限らず多くの商品は例外なく上がり続ける事は無いからです。
国内の株価でも数年前は一時3万円台までいくとも言われていましたが、事実そうはならなかったですし、今回の上昇も一時的な物かもしれません。

理由は多々ありますが、市場の反応としては一波の混乱は一服したと判断されているのでしょう。今は階段の踊り場で上に昇るか下るか腕を組んで考えている、と言ったような所ではないでしょうか。

このまま暫くは上がって欲しいのですが、大規模なデモの混乱もあり、まだ安定した相場の状態になったとは言い難い物があります。

このままコロナが収束して消えてくれればそれが一番なのですが、本当に誰にも分からないと思うので、今後もしっかり各個人が感染予防をしていくしか無いですね。。。

本当に大変なストレスを皆が抱えていると思いますので、ふとした事で切れないように互いに注意して日々を過ごして参りましょう。

それではまた次回お会いできる日までお元気で!

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