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クリエイターEXPOドリーム。

結局今年は出展しないので、ツイッターなどのつぶやきを見つけてはよいなぁと思っています。去年言っていた「参加できなさそうな理由」自体は、なくなってしまったので、出展できなくもなかったんですが、去年の感じを繰り返すと生活が成り立たない部分もあり、結局見送りのまま、〆切が終わったという感じでした。

みなさんのつぶやきだけ見ると、去年は豊作的な感じだったようですね。

「成り立たない部分」についてちょっと説明したいので、少しお付き合いください。


というのも、「クリエイターEXPO」というのは商談会ですが、作家を探しに来るクライアントというのは何種類かいます。

① 作家の知り合いを増やしたい

これは、純粋に作家の知り合いを増やしたいだけなんですが、その弊害として、「依頼金額が安価」「登録制のもの」などになります。つまりあまりお金にならないものです。
逆に金をとって何かしてあげますよ、という業者もありました。
これらで害が無くそこまで時間もとらず、いいな、と思ったのは、印刷分野などで自社のチラシを配って「作ってみませんか」と言っているところですね。情報としてよかったし、チラシを受け取るだけで済んだのでw(サンプルもくれる)
「登録制」は、説明を一生懸命してくれるのはいいけど、「商談会なのに金は出さない姿勢」という矛盾した業者になるので、正直邪魔でした。
1社、私のマンガで特集広告組んだりしてくれてる会社が「ぜひ登録してまんがをアップしてください!たくさんの人に読んでもらえます!」と言ってきたのは、失礼までは行かないけど、イベントの主旨わかってんのかな、と思ったりしました。こういうのは遠慮なくあしらってくださいませね。

② ピンポイントで作家を探している

これは今回多数の仕事につながったのですが、逆に苦しめられたな、というもの。
作家を探しているというか、依頼に穴が開いているという状態で「あ、あそこに行けばちょうどいい作家さんがいるかも」というタイプですね。
仕事にありつけるのはいいのですが、「穴が開いている」状態なわけで、〆切がタイトであったり、制約が多かったりと、結構ハード。こちらに選択権などはあまりないタイプです。
ああいった700人ものクリエイターが集まる場所ですから、制約や選択権がなくても、ある程度「向いている仕事」が舞い込むんですが、昨年6月末~7月頭の3日間開催で頂いた仕事の大半が「8月〆切」「9月〆切」というものでした。

ツイッターなんかも見ていたら、「7月〆切で納品しました!」という人も。その案件が1件ならまだいいのですが、去年私が参加した後は、3件ほどが動いていて、打診が5件ほどあり、やり取りにかなり時間がとられた上に、実際の作業も普段の倍くらいになっているので、かなりハードに。

そして、悲しいことに結果的に「そのときにあった仕事の穴を埋めた」だけで、継続案件にはならないものが多かった、その回限りの企画物などだったこと。いや、継続案件もあったのですが、また、いずれ仕事を振ってくれるという可能性もかなりあるのですが、「なんだか秋だけすごく忙しかった」です。

③ なぞの海外勢

この辺はわからないんですが、台湾や中国、中東あたりの業者さんが通訳とともにきていて、特に連絡も仕事も成立してないので私の知らない世界なのですが、誰か知っている方教えてください。

この辺ですかね、これらに当てはまらない人がきたらひとまず挨拶はかわしておきましょう。きっと仕事の出来る人の作家ストックになったんだと思います。はい。


管理を考える

私は毎月レギュラーの仕事があるので、こういう「一時期だけやたら忙しい」というのは、かなりスケジュールに無理をしないといけなくなり、困ってしまいました。

最終的に「1件も継続案件が無かったらまた参加しようかなぁ」なんて考えていたんですが、ありがたいことに継続案件が発生。といってもまだお金になってはいないんですが…(1年近く前なのにw)
なので、今年はひとまず見送る感じでした。

なんとなくですが、クリエイターEXPOの感想というか、目標というか、出展する人に気を付けてほしいな、と思うのですが、

継続案件に夢はあるけど、単発案件は苦しい状態にもなりますので、上手くできるように、イメージしてね、ということです。

それがなかったら、また出たかったなぁ…。
一応、今年もセルフパンフレットを作ろうと思っているので、成果があればまたここで報告します。自主クリエイターEXPOとして…。

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