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現環境ぶっささり!?極秘デッキが極秘すぎた!!


初めに

こんにちは!ひのです
今回は珍しく大型大会前のnoteになります。実は考察しているうちにとあるカードを使ったとあるデッキタイプが、デッキパワーとして非常に高く安定性もある上に環境に適していることがわかり、このnoteを書いた次第です。ただ、それがどういうデッキなのか、どういう動きをしてくるのかが広まってしまうとその分だけ勝てなくなることが予想されます(当たり前っちゃ当たり前)。ですから、現時点で売る気は全然ないためこの価格設定となっており、JCSが終われば、僕の戦績によって0〜1000円ほどに落ち着くと思われます。
(追記:このレシピは結局使いませんでしたすみません。誠に勝手ながらこちらは無料公開とさせていただきます。)
一応自分のプロフィールを書いておくと
ポケカの戦績が
Cl京都5-3
Cl愛知7-1
Cl宮城6-2
Cl新潟6-2
PJCS2023予選7-1本戦3位←NEW
シティS2優勝
シティS3best8
シティS4best8
参考までに各対面での勝率をあげると
対サーナイト 80〜85
対ロスリザ  50
対ロスギラ  85
対ロスゲコ  80
対ルギア   60〜65
対アルギラ  65
対パオジアン 85
対ミュウ   80

ではここから詳しく解説していきます。
デッキリストに加え、採用理由や、各対面で意識することや動き方について事細かく書いています。


デッキリスト

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どうやら見慣れないカードがありますね。詳しく見てみましょう。

そうです。ケケンカニVです。
上技のなだれおこしは水エネルギー1枚で使えて相手の山札を2枚トラッシュすることができます。
下技のデストロイヤーパンチは水水無の3エネで使えて、相手にダメカンが3〜4個乗ってるだけで、VSTARもVMAXもexも全部倒してしまいます。
ロスト軸のデッキなので逃げエネの4は気にならず、HPも最低限の220あります。弱点の鋼も環境にはかたきうちザマゼンタしかおらず、何の影響もないと言っていいでしょう。

と簡単な説明は置いておき、このケケンカニの強みについて解説していきます。
まず上技についてですが、これはロストミラーやサーナイト対面で使います。こちらがテンポ取れればこれを使わずに勝てるので問題ないとして、問題なのは相手にテンポ取られた場合です。相手は、負け筋を消すプレイングをする、これは当たり前のことです。では、具体的に負け筋を消すプレイングとは何でしょうか。主にこの環境ではロスバレ対面のロストの負け筋は、ロストマイン等でアタッカーを同時に倒されながらツツジで手札を流されて止まってしまうことであり、相手はそのためにまずロストマイン等を使ってこちらのキュワワーやマナフィを落として、要求を高くしてきます。また、ザマゼンタやカイリューVなどは、縛られると面倒+Vならサイドを多く取られるため、相手の盤面はキュワワーやウッウ、ヤミラミ、マナフィ、ゲッコウガのこの5種のみで埋まることがほとんどです。また、山札から不要な札を減らしたり、手札の不要な札を消費して圧縮を行います。できるだけツツジ後の手札を強くするために、隠し札や花選び、アクロマの実験を無理ない範囲でできるだけ使って山札を薄くしようとします。今までツツジで事故らされて負けた経験はそれなりにあっても急に山札掘られて負けた経験はほとんどないはずです。人は経験したことには対処するのは容易であるけれど、予想外の事態に対して適切な対応を取ることは難しいのです。また、強い人、勝率の高い人は、山を減らしてツツジケアをすることで今までたくさん勝てたという成功体験に基づいて行動するはずです。人間ならば成功体験は強く自分の中に残って、それに則ったプレイをします。そこでケケンカニ(+野盗三姉妹)の出番です。HPが220で、ザマゼンタのかたきうちの火力は上がらないので、ロスバレ対面ではなだれおこしを2ターン撃つことができるように思えますが、その間に釣竿やエネルギーリサイクルを撃たれると意味がないのでそこは注意が必要になってきます。
対サナも同様です。相手にテンポ取られた場合は、相手はいらないカードをリファインしながら山札を掘るため簡単にLOが狙えます。
また、どこかでサイドで勝つかLOで勝つかを判断する必要があります。LOで勝つ場合の立ち回り方としては、
①封印石やケケンカニを隠して、相手に山札ケアさせないことは当然として
②相手の展開役をあえて残し、アタッカーのみを取る
③ツツジやナンジャモを撃たせない。マインを使えばサイドを取らないことは不自然ではないし、ナンジャモを打ちたくないような盤面を心がける(アクロマでアクロマをロストしない、動けないふりをする、できるだけ手札を使い切る)
④細かいところでLOに繋がるプレイングをする
以上のことを意識してください。
詳しく解説を添えると、
①では、ケケンカニVだけでなく、封印石だけでも見せてしまうと、少し不審に思われる場合があります。単に雷エネが全然見えてないだけのライコウ入りと判断される可能性もあるのですが、あまりにもエネの色が不自然だと、ある程度カードプールを覚えている人なら、水超どちらかのたねのポケモンVから記憶を呼び起こしてケケンカニに辿り着いてしまう可能性もなくはないです。ただルギア使いはライコウのことしか考えてないので封印石見せてもケケンカニには辿りつかないと思います()。とまあ、冗談はさておき、手札干渉されるリスクやスイーパーの対象にしたい時もあるので、臨機応変にという形をとりましょう。また、水超以外のエネルギーが見えないことへの不審感はカビゴンを見せてあげることで少し緩和されるかも知れないので意識はしましょう。また、野盗三姉妹は見せてしまうとかなりバレる寄りのカードなので、LOをする時はできるだけ最後まで隠しましょう。ただ、これらはLOをしないプランでは邪魔な時にロストするべきです(というか普通に回して勝てそうならLO狙わないで大丈夫です)。
②では、簡単に言うとキュワワーやサナラインは残しウッウヤミラミクレセリアを取る感じです。穴抜けを使うor使わないを選択することである程度ではありますが、狙ったポケモンを倒すことができます。特に相手視点はアタッカーはシステムポケモンを使ってもう一回出し直せば良いが、システムポケモンを立て直すのは面倒なため、アタッカーを取って欲しいはずです。例外としてマナフィがあり、マナフィを取るメリットは→早めに釣竿を使ってくれる可能性があること、もしかしたら相手のマナフィ再利用が間に合わずにサイドで逆転の目が生まれることです。また、マナフィを取るデメリットは→相手が盤面で有利を取れている場合にアクロマなどの展開系のサポートの代わりに安定重視でクララを撃たれる可能性があることです。この使い分けはかなり相手依存な部分のあるので大変ですが基本マナフィは取っていいと思います。相手の動きから手札を予想できればそれに越したことはないのですが、採用枚数的に釣竿>クララなので、クララを使われてその分山掘られないリスクはそこまで気にしないべきです(両方持っていたら、グッズとサポートの違いという点から手札干渉後にドロサポと使える釣竿を残して先にサポートを使っておくのが普通ですが、、、難しい)。
③については、ロスト相手なら基本的にサイドを取らないように立ち回れば手札干渉はされません。ツツジやナンジャモは、自分の動きが止められてしまう虞だけでなく、相手の山がほぼ高確率で増えてしまいます。そうするとLOは全然狙えなくなるので、サイドを取るとしても少しだけにしてあとはロストマインでばら撒きましょう。サナ対面では自分が動けない時はこちらがいくら止まってようがナンジャモは撃たれます。ただそれは基本序盤なのであまり問題ないでしょう。問題はサナ側の手札が整っていて、妨害のためのナンジャモを喰らわないようにすることです。ナンジャモを撃ちたくなる手札としては、まず枚数が多い、アクロマをロストに送るなどしていてほぼ確定で手札にアクロマがあるなどで、逆にナンジャモを撃つのを躊躇ってしまう手札の特徴というのはまず、枚数が少ない、アクロもをほぼ持っていない、隠し札すらできない、ポケギアが対象なし、などです。その状態の手札にナンジャもを撃ってしまうと相手に理想通りに動かれ、またサナ側が自身のナンジャモによって動きが鈍り、逆転される可能性があるので撃つ必要がないと思わせることが大事です。クレセリアのムーンライトリバースで、ばら撒かれたダメカンを回復されるのにあえてサイドを取らない立ち回りはできないと思う人もいるかもしれませんが、あれは自身でダメカンを乗せられる回数というのが限られているため、こちらがマインで乗せるポケモンを絞れば途中でムーンライトリバースの火力が出なくなります。相手が超エネルギーを消費しすぎると、ボスマナフィで、場合によっては詰みかねないため、ムーンライトリバース連打はされません。また、サナやロスト対面でなくても、LOを狙わない場合でもツツジとナンジャモのケアくらいしましょう。
④については、例えばスタジアムはできるだけ張り替えて相手のスタジアムを出させて結果的に手札を減らしてナンジャモ使用時の山札を減らすなどのプレイングのことです。他にも相手が嫌がる場面で穴抜けの紐を使い、少し要求をあげるなど、臨機応変に対応してください。

また下技についてですが、これは単純明解でミュウツーやヌメルゴンやルギアやジュラルドンなど、火力で突破するのが難しくポケモンに対してもダメカン4個乗ってればそこからワンパンできるのが強みで、封印石を絡めれば3〜4枚サイドを取ることができます。では他のVとの差別化点は何でしょうか?1つ目はエネルギーの色です。ケケンカニは水タイプなので、デッキに水・超以外の色のエネルギーを入れる必要がなくなります。また、水、超以外のエネルギーが見えないこと、それはすなわち封印石+Vが入ってることを予想されにくいことです。水タイプであることのメリットはかなり大きいと考えます。2つ目は下技のダメージ効率が優れている点です。例えばライコウVなんかは、弱点をつくこと前提であり、他は火力が出ないので、汎用性がそこまで高いとは言えませんし弱点をついても、ベンチの数次第ではVガードのついたルギアVSTARを倒せないこともあります。また、カイリューVは250ダメージ出るとはいえ、HP280ラインのポケモンを倒すのには、事前にダメカンを3個乗せる必要がある上に、Vガードをケアすると乗せないといけないダメカンの数が6個になります。また、ミュウツーVUNIO(サイコエンブレイズで起動する場合手張り+2枚でダメカンが4個乗る)やサーナイトex(同様に手張り+2枚では4個)には火力が少し足りません。その点ケケンカニVはどんな対面でも高火力をぶつけることが可能で汎用性が高いです。え、事前にダメカン乗せてないと90しかでない?そんな戯言を言う人なんていませんよね?そもそも序盤〜中盤に起動すると倒されるとサイド2枚取られるし、封印石発動させるためにはケケンカニ→ヤミラミではいけなくてヤミラミ→ケケンカニの順なんだから関係ないだろうよ。

正直に言いましょう、、、誰もケケンカニケアなんてしてきません!!!山札はめっちゃ減らされるし、ダメカンが3、4個乗っても気にしません!!使うなら今です!!!

長くなりましたが、各カードの採用理由に参りましょう。

採用理由

特筆すべき点以外はスルーさせていただきます。

ポケモン(12)
キュワワー4
ウッウ2
ヤミラミ2
マナフィ1
かがやくゲッコウガ1
カビゴン1→ウッウのおとぼけスピット+カビゴンのドッスングースカで290になることが採用理由で、非エクで火力が出るポケモンの採用がないと、多少ルギアやアルセウスが面倒臭い。ザマゼンタとは違い、エネ拘束がなく、相手の技の効果を受けないという地味にありがたい特性も持っている。
ケケンカニ1→上で詳しく説明した通り、このデッキの柱の1つになるカード。

グッズ・道具(26)
バトルVIPパス4→言わずもがな最強カード。後攻1ターン目に隠し札や花選び、アクロマの実験でたくさん山を見れるし、そもそもパスかアクロマどちらか引けてれば繋がるデッキなので運だけとは言わせない。
ネストボール 3→ある程度はボウルタウンでまかなえるのでこの枚数。
ヒスイのヘビーボール1
ポケギア1→入れた分だけ序盤中盤にアクロマにアクセスしやすくなり、こちらが山減ったら、山札全部引き切ることなく好きなサポートに触れるため0枚にはならないが、枠の都合で最低枚数の1枚。入れた分だけ活躍するカードでもない上、アクロマ以外のピン刺しのサポートはどれも試合中盤〜後半以降にしか使わないため、そこまで困らない。
入れ替えカート4
穴抜けの紐4
ロストスイーパー1→入れないカードを切りながらロストを貯められるカードで(もちろん相手の道具スタジアムも割れる)、序盤に引くとロスト枚数を加速させることができるが、無理に後攻2ターン目にロストマインを撃つデッキではないため引けたら嬉しい程度の1枚採用。2枚にすると枠が圧迫される上に、スイーパーの対象になるカードの枚数も調整する必要がありそこまではするべきではないと判断。
やまびこホーン1→サイドプランを柔軟にしたり、相手のベンチを埋めさせるのが強いので流石に採用。
すごいつりざお2→クララと合わせて3以上ないと引きたい時に引けなくなってしまうことや、やむおえずロストすることを考えて2枚。
ミラージュゲート4
空の封印石1→キバナと組み合わせればある程度ちゃんと持って来れるため、ケケンカニで3or4-2交換するために採用。これがあることで1、2ターン余裕ができるため、安定してデッキを回すことに繋がる。

サポート(9)
アクロマの実験4
キバナ1→縦引き中心のデッキの中で確定サーチができるカードなので1枚以上は必須だが、2枚必要かと言われるとそうでもないと判断。
クララ1→釣竿よりも確実性のあるポケモンとエネの回収手段として採用。
ボスの指令1→ケケンカニやカビゴンで倒したい特定の相手を呼ぶカードで、0枚にはならない。
ツツジ1→手札干渉札なので1枚は必須で、ナンジャモと比較した時に、ナンジャモのメリットは序盤に使わないカードがたくさん来て動きづらい時でも使えて、また、手札のエネルギーをミラージュゲートのために山に戻したい時に引き直すことがないことや、山札が残り少ない時に残っているカードを確定で引けるようになることなどが挙げられるが、デメリットとしては、序盤に使うと実質手札干渉になってないことや、自分もサイドを取りすぎていると使用後うまく動けなくなってしまうことだ。その点ツツジは相手のサイド枚数が3枚以下という条件はあるが一定の枚数と決まっているため、少しだけ使いやすいと考えてツツジの採用とした。正直ナンジャモでも良い枠ではある。
野盗三姉妹1→現状サポートカードで唯一直接山札をトラッシュできるカードとなっていて、主にケケンカニと合わせて、相手の山札を3枚~5枚削るために採用。このカードをロスとしてしまうと、LOプランを通しにくくデメリットはあるものの、事前にサイドを取りきるか、LOで勝つかを決めておけばある程度その問題は解決する。ただ逆にどうしてもケケンカニを見せてしまった場合、相手がケケンカニのみケアしてきて、山札を2枚以下にされない時でも野盗三姉妹でそのケアの上からLOできるが強い。特にロストやサーナイト相手は、グッズの採用枚数が多いうえ、ボール系、霧の水晶、ミラージュゲート、ポケギア、バディキャッチなどでポケモン、エネルギー、サポートが抜かれていることを考えると期待値は高め。

スタジアム(2)
ボウルタウン2→ボール系だけでは展開が足りないのでボウルタウン。面白くない。逃げるエネルギーはミラゲでもまかなえるのでビーチコートよりも優先度が高いです。

エネルギー(11)
超4
水6
ジェット1→色のついたエネルギー4は超水6で足りるので、11枚目はジェットにできる。11枚いるかどうかについてはやはり毎ターン隠し札と逃げエネで2枚エネルギーが必要になっていくので、あるべきだと考える。

ではここからは各対面の動かし方を解説していきます。

各対面の動かし方・意識すること

対リバーサルサナミュウツー

勝率80
先攻を取らせる。
ミュウツーやミラージュステップキルリア、サナexやシャクヤやマナフィや釣竿など、落ちたらまずいサイド落ちが相手にある上に、相手が序盤動けないとラルトスキルリアを殲滅できるが、相手が理想の動きをしてきた場合を考える。
まず、盤面はキュワワー2ウッウ1ヤミラミ1ゲッコウガ1で1枠空けておく。
こちらの動きは穴抜けを撃っておとぼけをマナフィに当てる。なぜならリバサナミュウツーはマナフィ2枚採用であり、マナフィの命が軽いからだ。ゲッコウガでおとぼけを受ける場合ゲッコウガが逃げるためにエネルギーが必要になり、ミラージュステップが言えないのでわかってる相手ならマナフィを出すのが基本。また、2ターン目も穴抜けからマナフィを狙う。そもそもマインができればそれに越したことはないが。それでいて、3ターン目にはマインが撃てるだろうから、マインをこれもまたマナフィに当てて残りはサナラインに乗せる。この時点でサイドは残り3枚。先4ともなれば相手はミュウツーを展開してくることも十分ありえる。
相手のデッキはサイコエンブレイズでエネ加速する都合上、ミュウツーにダメカンが4個乗る(ユニオンゲインから入ってきた場合はサイド間に合わない)。
その返しでケケンカニにミラゲ使いデストロイヤーパンチ、これが1番綺麗な返しだが、そこまで繋がらない可能性もあるので、その場合は雪崩起こしで相手の山を削りLOしよう。キルリアラインをあえて倒さないことで、相手は極限までリファインやアルカナシャインをする。ちなみにサイドを4枚以上取るとナンジャモで動きにくくなるのでサイドは残り3枚になったらもう取らないor一気に取ろう。また、序盤にマナフィに釣竿を使わせることで、釣竿が余分にあるので1枚先に撃っておこうともならない。山札切れにならないタイミング、それこそ残り1や0のタイミングで釣竿だったり手帳を使う。
また、相手がマナフィに釣竿を使うことで次の釣竿が引けなくなった場合はやまびこホーンでベンチ埋めて盤面ロックする選択も取れるし、やけくそ野盗三姉妹でハイパーボール落としながらマインでリファインキルリア取れば、ミュウツーをトラッシュする手段なくなる可能性もある。
要約すると、もちろんマナフィがいなければ手裏剣を通せるし、ラルトス少ないとそのまま押し勝てるので臨機応変にするものだが、
マナフィ→マナフィ→マナフィ→ミュウツーorマナフィ→マナフィ→マナフィ→LOのルートを取ろう。

対ONCサナ

勝率85
通常のロスバレvsサナの定石に則って戦おう。盤面はキュワワー2ウッウヤミラミゲッコウガで、先殴りでできるだけラルトスラインを取れば、こちらが有利であり、相手にはミュウツーという逆転要素がないため負けない。手裏剣を通すことができればほぼ勝ちだが無理に手裏剣を通すことを考えるよりも、安定したプレイングをするべき。サイドをちゃんと取れるようにするや、やまびこホーンやロストマインで効率よく倒すや、相手がマインを嫌って全部進化させた後のサナexにはケケンカニのデストロイヤーパンチを使って返すや、クレセリアは最悪おとぼけでいいので(サイドは先行でき、1-2交換をされないため)早めに取るべきだとか。また、上にも書いたように相手の上振れ+自分の下振れでサイドで勝てない場合はLOもできるので、キルリアラインをあえて残して(マインで乗せておくくらい)また、手札が渋いフリをして(+手札多いと悪印象なので使えるカードは使う)ナンジャモを撃つのを躊躇わせるように(こうすることで下手にナンジャモ使うとマイン+ボスで動き止められながらサイド取られるという圧もかかる)。

対ロスリザ

勝率50
この対面は基本先にマイン撃った方が勝つので、ロスリザの方が有利ではあるが月光手裏剣を通さないように相手はマナフィを置く必要があるため、ほぼ五分だと考えている。基本的には普通のロスリザvsロスゲコであり、相手は隠し札がないため山札をトラッシュして勝つのを狙うことは少し難しい。
ロスリザvsロスゲコの部分についてもう少し解説すると
①ロスリザが先にマインを撃った場合
ロスゲコ側の勝ち筋は全力でロストを貯めて、マナフィとヤミラミを同時に倒しながら手札干渉することである。また、こちらが入れ替えカートを消費しすぎたり、盤面にキュワワーを並べすぎると相手はツツジケアのためにサイドを取らないので、絶対に勝てなくなる。また、サイドを取られる場合でも、先にマインを撃たれるとそもそもキュワワーが取られればロストが溜まりづらくなり、ロストマインまでの要求が高くなる上、手札干渉を合わせて使わないとマナフィ取る→ヤミラミが残るのでマナフィを回収する余裕がある。ヤミラミ取る→マナフィが取れないのでサイド逆転できずただ単に次のヤミラミで殴られるだけなので、かなり辛い。幸い隠し札でドローはそこそこ間に合うので、手札干渉+マナフィ+ヤミラミ取りに再現性がないわけではない(こちらはヤミラミ前なため、ウッウで返されるので、ターン数次第では意味ないが)。まあロスリザは不純物少ないので簡単に解決されることが多いが...
②ロスゲコが先にマインを撃った場合
マインでマナフィを落とすことで、相手の要求が上がり、相手のマインを遅らせるだけでなく、単純にHP70のポケモンを出し続けていないといけないため、基本カートでも間に合わず、こちらが止まらない限りは勝てる。ただ手札干渉とルチャブルだけには注意する必要がある。
じゃあ結局どちらは先にマイン撃てるかという話は、ロスゲコは隠し札があるがエネやミラゲなどがかさばるし、ロスリザは不純物少ないがロスゲコより枚数は引けないため先攻後攻や運もあるのでなんともいえない

対ロスギラ

勝率85
この対面は相手がギラティナを出してくるパターンとギラティナを出されないパターンの2つあり、出されないパターンの戦い方はほぼロスゲコと同じなのでそちらも参照。普通のロストと戦うように盤面はキュワワー2ゲッコウガウッウヤミラミマナフィが基本で、早めにマインが撃てるように頑張りつつ、マインはマナフィを取ろう。釣り竿等で再利用が間に合わないことも多く、手裏剣が通ればまずサイドで負けないので。また、ロスギラ側が何も対策しないわけがないので考えられることとすれば、まず序盤におとぼけスピットをキュワワーで受けつつ、盤面に低HPを残さないようにギラティナをおいて手裏剣に耐性をつけつつ殴ってくることだが、マインで取れる対象が少ない場合は、封印石ケケンカニでギラティナVSTARを取ってあげれば良い(封印石なくてもロスギラ相手なら2-2交換でも間に合う)。あと、やまびこホーンを絡めればギラティナを2体取らされることはない。また、ツツジ2回で無理矢理止めてくることも考えられるのでそこの対策としてサイドを取るタイミングは気をつけよう。基本そこに気をつけてれば負けない。

対ロスヌメ

勝率85
ヌメ入りはギラティナとは違い、ほぼヌメルゴンを出して戦ってくる。序盤はヌメルゴン無視で非エクをおとぼけやマインや(決まれば)手裏剣で取りつつ、マインで余ったダメカンを4つヌメルゴンに乗せておけば、アイアンローリングの軽減の上から倒せるので、サイド残り3ならスターオーダー込みで、残り2ならそのまま倒そう。穴抜けを4見せたらモイストされない+そもそもモイストスターされてももう一回4個乗せればいいだけの話。また、相手のポケモンを倒さなければ、ケケンカニは1発で相手から倒されないので盤面に出しても良い場合もある。あと正直ヌメは山掘るスピードがそこまで早くないのでLOするというより、サイドで勝つ方が良い。

対ロスゲコ(封印石、マシュマロスト等)

勝率80
序盤はサイドを取りきるルートとLOするルートどちらも取れるように動く(少なくても手札が余程良くない限りは)。ある程度ゲーム展開の方向性が見えてきたら勝ち方を決めよう。サイドを取り切る場合は普通のロスゲコミラーにはなるが、意識することはまず、どこを攻撃するかだ。もちろんお互いロストマインが撃てるように無闇にベンチを埋めたりしない(ヤミラミ無しでベンチを埋めてきたらおとぼけ→ゲッコウガに、後はマインでサイドを取らないように削るルートで)前提で、ロストマインの乗せ方(おとぼけスピットのうち先)だが①マナフィを落として手裏剣の圧をかける②キュワワーを落としてゲーム全体を見た時に、相手の動きを制限しにいく③ヤミラミウッウを落として、アタッカーを出す要求を押し付ける④どこも倒さないようにばら撒くがあり、相手のロスト枚数があまり貯まってない時は①②で(アクロマ持ってそうなら①、持ってなさそうなら②、また、釣竿クララ系が1枚でもロストに送られていたら要求がだいぶ違うので①は必須)、相手が十分ロスト貯めていたら③、入れ替えカートが3枚以上見えてるか、サイド残り4でそこでポケモンを倒して自分がツツジを撃たれたらだいぶまずいなら④。また、マナフィに関しては、サイドの残り枚数によっては無視するべき場合があるので注意。どういうことかと言うと、相手がサイドを取り切るために最低必要な攻撃回数を考えて、手裏剣を通されても通されなくてもそれが変わらない場面があるということ。残りサイド3枚で、手裏剣で2枚取りされるがロストマインでも同じく2枚取られる、だったらマナフィを無理に置く必要は全くない。また、マインに関してもうひとつ。こちらがサイドリードしている時の負け筋として、ツツジ+マナフィをマインで落とされる→次のターンにヤミラミ2体orヤミラミ+2点乗せられたウッウに手裏剣を通されてアタッカーがいなくなるパターンがあり、それをケアするために、相手のゲッコウガに1点or2点乗せておくことが大切だ。ツツジはある程度こちらのサイドを取るタイミングでケアできるとはいえ、どうしてもサイドを取る必要がある盤面も来る+サイドを取るメリットの方が大きい時もあるので(サイドのカードを拾いたい時や、相手のカートがあまり見えてない時、こちらのカートが間に合わなくならないように相手のヤミラミを落とすべき場面など)、頑張って負け筋のケアをしよう。
次にLOする場合のプランだ。とは言っても簡単で、序盤はウッウのおとぼけスピットをおとぼけスピットで返し相手にキュワワー前出しで番を始めてもらう、中盤以降はロストマインでサイド4枚以下にならないように気をつけつつ、相手のアタッカーにだけダメカンをばら撒いて(キュワワーはもちろん倒さないとしてマナフィはサイド3枚以下になってしまうとツツジを撃たれてしまうのでその場合取らない)ロストマイン+ツツジを狙って逆転しようという戦略だと思わせてツツジのケアで山札をめっちゃ掘ってもらう+そこをケケンカニ(+野盗三姉妹)でLOさせるという動きだ。正直普通にその場面でツツジを撃っても解決されることが多いので、これはこの対面での勝率に大きく影響する。もちろん、あまりにも事故って種切れ負けはあるにはあるが...、最悪サイド絶対に間に合わなくてもある程度繋がっていれば、ケケンカニケアはされないので、LOプランは取れる。

以下LOプランの取りにくい対面(ケケンカニは下技用)との動き方です。

対白ルギ(からあげ)

勝率65
この対面はおとぼけ、手裏剣、ぐーすか、マイン、デストロイヤーパンチをそれぞれ1回ずつ使うのが理想的だ。具体的にいうと、①カビゴンにおとぼけスピット②カビゴンとアーケオスに月光手裏剣③カビゴン(2体目)にどっすんぐーすか④アーケオスとルギアVSTARにロストマイン⑤ルギアVSTARに封印石デストロイヤーパンチ
これの何がいいかというと、まず使ったポケモンを戻さなくてもいいという点だ。エネルギーは流石に戻さないと足りなくなるだろうが、それぞれ1回ずつ技を使えばいいというのはわかりやすくてプレイしやすい。また相手のイキリンコ、ネオラント、崩れたスタジアムに依存していないサイドプランであり勇気のお守りにも引っかからない、実現可能性が高い点だ。もちろんそっちをとってもいいが、基本そっちには手をつける必要はない(間に合わないと判断すれば、カビゴンにおとぼけ110、カビゴンとネオラントに手裏剣90-90、ロストマインでネオラント8ルギアVSTAR4、そこから封印石デストロイヤーパンチというルートがあり、これなら攻撃回数が4回になる)。難点があるとすれば、ケケンカニ+封印石+(ボス)+ミラージュゲートを要求されるターンがあることだが、それでもこちらは1ターン準備に余裕はあるし、山札が圧縮されていたらちゃんと揃う程度の要求だ。また、こちらがカビゴンを2体倒したあと、こちらのカビゴンはアーケオスで倒せないため、ルギアが前に出てきたらボスを使わなくて済むためキバナやアクロマで簡単に揃えられる。相手の手札干渉札もそこまで多投されているものでもないし、使いたいタイミングで使われるかと言われればそうでもないorネオラントを出す必要があり、また、こちらはサイドを封印石込みで最後に3枚取る前提なら、ナンジャモでも最低3枚+トップのドローで1枚+前が倒されるためキュワワー前出しでさらに上から2枚まではアクセス可能だ。とはいえ、うまくいかない時もあるので全て含めておおよそ勝率は6割と言えるだろう。

対一ルギ

勝率60
サイドプランは2-1-3で、ルギアにおとぼけ、バンギにどっすんぐーすか、バンギと非エク誰かに手裏剣、その非エクを倒すようにマイン、ルギアにスターオーダーデストロイヤーパンチが理想。1番気をつけなければならないことはかがやくアマージョの回復でもなくバンギラスの山雪崩による事故だ。そのため可能な限りロストマインの回数は絞るべきで、どっすんぐーすかと月光手裏剣をうまく使おう。ミラージュゲートやボスの指令、空の封印石が落ちるとまずいことになる。ただ、そこが落とされても勝てるプランがあって、後攻1ターン目のおとぼけがルギアに吸われても、2ターン目にバンギラスにどっすんぐーすか、3ターン目にバンギラスとアマージョ(出てるなら)orイシヘンジンに月光手裏剣、4ターン目にロストマイン(アマージョ倒せるならそこに7で余りはイシヘンジンorアーケオス、倒せないならイシヘンジンには6で余りはアマージョ)、5ターン目にロストマイン(アマージョ倒しているなら残りの非エクを倒す+バンギに残り、アマージョ倒してないならアマージョに10でバンギに2)、6ターン目にデストロイヤーパンチでバンギを倒す。ボス1封印石1ミラゲ1はなくなってもいいが、20しかバンギに乗せられなかった場合、Vガードエネルギーがついてしまうと倒せなくなってしまうので注意。また、もうひとつはアマージョは出されたターンとその次のターンまでは簡単に処理できないため2回エレガントヒールを言われるとして、バンギラス230+バンギラス230+アマージョ140+イシヘンジン130+エレガントヒール2回で40=770をおとぼけスピット110+どっすんぐーすか180+月光手裏剣90×2+ロストマイン3回360=830でやりくりして倒すという方法もあるが、まず前提として後攻1ターン目のおとぼけスピットをルギア以外に当てる必要があるので、多少要求は高い(ルギアに当てたら素直に他のプランを狙うべき)。また、どっすんグースカや月光手裏剣を無駄なく使うためにダメカンを分散させる必要はある番の返しのエレガントヒールは計40回復されるため、余裕があるように見えてちゃんと計算しないと足りなくなることもある。ただ実際問題一撃ルギアは安定性の低いデッキであり、そもそも相手が事故ることやネオラントを出すことを考えると、思ったよりも辛くない対面。ネオラントはマインマインor手裏剣マインで取れるため、削っておいて損はないし、ベンチ枠が埋まればアマージョが出てこないためその分楽になる。

対アルギラ

勝率65
相手はビーダルを置いてチェレンやジャッジマンを積極的にうちにいくか、Vしか出さないでHP280を3体押し付けるかのどちらかで戦ってくるかと思われるが(空ピカは傘がないと単騎にできない上、単騎じゃないなら穴抜け絡められてサイド不利になるため、出てきたらありがとうをしましょう)、こちらはまずアルセにおとぼけスピット→どっすんぐーすかで2枚までは共通の動き(これができないとスターバース込みでほぼ確定でチェレンされる)。その後は手裏剣やロストマインで全体的に削ってケケンカニの圏内に入れて、ボスギラティナデストロイヤーパンチを使い、返しのトリニティノヴァを耐えて2-2と取るのが理想(ロストバレット対面でギラティナVSTARが2体育てられることはまずないため)。また、ビッパやビーダルが出てきたらマインで取りつつ、その後ケケンカニに封印石をつけるか、やまびこホーンを使うかをして2-1-3か2-1-1-2でサイドを取ろう。正直、2ターン目にどっすんぐーすかでサイド2枚取れたらジャッジマンで1ターン事故って動けなくてもターンは足りる。逆に2ターン目で前のアルセウスが取れない場合は、穴抜けを使って別のポケモンにおとぼけをして、返しでチェレンを撃たれても1ターン分しかなくならないようにするのは必須で、後3のどっすんぐーすかを決めよう。手帳でチェレンを戻されたとしても、ビーダルラインをマインですぐ取れるようになっていれば、2回使われることはそこまで現実的でなくなる。

対パオジアン

勝率85
この対面は相手が後攻1ターン目でサイドを取ってくることはないため、こちらがちゃんと攻撃し続ければ、回復手段もないため、サイドは絶対に間に合う(マナフィをおけなくても、手裏剣を2回通されなければサイド自体は間に合うが、キュワワーが落とされるとその後の展開に支障が出るので流石に優先しておいておこう)。パオジアンの強みは青天井火力が出せることだが、ロスト相手には意味がない。こちらからパオジアンは攻撃2回で倒せるし、パルキアに封印石を絡めてサイド3枚取っても良い。特にサイドプランは決めなくても攻撃を当てるところを取るので十分。また相手はマナフィ置かないと手裏剣が痛いが、マナフィをおくとそこをロストマインできることや、やまびこホーンも使えることにより、どこを取ればいいのかわからなくて困ることはないので、解説は以上で終わりとする。

対ミュウ

勝率80
理想のサイドプランは4-2もしくは、4-1-1で封印石込みでミュウVMAXを倒せばかなり楽になる。4の取り方は月光手裏剣→デストロイヤーパンチが良く、ロストマインでミュウにダメカンを乗せると簡単にサイコジャンプされてしまうからだ(ただ、サイド余裕あるのでミュウ3体に4ずつ乗せるのはあり)。また、2のゲノセクトは手裏剣+マインでも、マイン×2回でも良い。1のメロエッタ、デオキシス等はおとぼけスピットかロストマイン取ろう。また、カビゴンをミュウVMAX以外に当てれると楽ができる。気をつけることは手札干渉札だけれど、こちらは4を最後に取れれば良いので最低4枚は引ける上、雪道張られてても隠し札にしか影響がなく、また、ケケンカニスタート以外では相手は6回技を使わないといけないためだいぶ余裕がある。ケケンカニスタートだと、やまびこホーンだけされないように一旦倒されたあと回収できるように、釣竿クララの無駄使いに気をつけること。

終わりに

ここまでご購読くださりありがとうございます。あと、一つだけ言っておかなければならないことがあります。皆さんも薄々気付いているのではないかと思うのですが、実はこのデッキ、バレるとLOできないのでBO3だと強みが一個消えます!はい!そうなんですよ!ですが、少し工夫して1戦目ケケンカ二は見せるが野盗三姉妹は見せないプレイをして、2戦目で野盗三姉妹込みのLOをする、、、なんてことも?まあしかし、ケケンカ二の強みは上技だけでなく、下技にもあることをここまで読んだ皆さんならもうお分かりですよね???そもそもの軸がロスト封印石なので、デッキバレしても普通に強いです、はい!
あと、そもそもDay1とDay2でデッキ登録変更できます
それではみなさん、JCS頑張りましょう!!良いポケカライフを!!!