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【#やりたいことを探す】 6.初対面の人と話して、「私って口下手」の認識を捉えなおす

#やりたいことを探す は私がいろいろやってみてnoteにしたためるシリーズ。
今回は少し前にやってみた、話すことについて。
振り返りと、そこから考えたことについて書いていく。

はじめましての人とお話し

2020年1月~2月初旬にかけて、初対面の人と話をする機会が多かった。
そういえば私の中で珍しく多かったな、と1か月の振り返りをしていて気付いた。
これらは意識して「話そう!」と行動したのではなく、自然とそうなっていた。

TOMOSHIBIのプロジェクトメンバー募集に対する通話面談
bosyuの「お話聞きます」に応募して通話
③bosyuの「キャリア相談・コーチング体験者募集」に応募して通話
ばなうたの「初参加歓迎!女性だけで集まって語ろう会」に参加してお話し

どれも自分で見つけて、決めて、サイトの[申し込み]ボタンをタップした。
前の私では考えられなかったことだ。きっと始まる前から怖くて、緊張して、震えてしまう自分が嫌でやめていただろう。

「初対面の人と話した」出来事を振り返って

 ・やはり緊張はしたのだけど、総合して楽しかった。話ができてよかった。
 ・伝えるのが難しいこともあった。でも言葉を交わし続けたら伝わったようで嬉しくなった。
 ・思ったより自分の考えをありのまま話せたし、内容も伝わっていた気がした。

 「私って口下手」なはずだったのになあ。
──あれ? 「私は口下手」って、どういう意味で私は認識していたんだっけ。

・・・

私の、話すことに対する苦手意識

私はもういつからかわからないくらい、自分のことを「話が下手だなあ」と思い続けている。

すぐ言葉に詰まる。回りくどい。えーとうーんととか多用しちゃう。テンションが低いので話の盛り上がるポイントが伝わらない。等々。
つまり話の内容作りも、声にして外に向かって出力することも苦手だしうまくできないと認識している。

けれどここ最近は忘れかけていたようで、頭の片隅にあったみたいだ。

「私は口下手」と強く印象に残った言葉

同時に思い起こしてしまった、苦い記憶。
それは約2年前の新入社員研修で、同じグループの人に言われた言葉だ。

Aさん:「(笑)いやみんなさ、もっと結論から言おうぜ」
 *グループ内で順番に発言する場面、私が最初に「これは〇〇かもしれないけど……」と前置きから入ったとき。
Bさん:「……まとめてから言ってくれない?」
 *Bさんがプレゼン資料をブラッシュアップしてくれるとのことで、依頼したい箇所を説明してたとき。なお自分ではまとめて話していたつもりだった。

いま書き出してみるとまっとうな指摘に見えるけど、当時はそれなりにショックを受けた。というか、半分ムムムときてた。

AさんとBさんは、私の今後を危惧して助言した「いい人」だったのかもしれない。だってこれを私に言って得る利益はないだろうから。
ただし彼らが「いい人」であることと、私がその内容を永遠に受け入れるかどうかは関係ないはずだ。

それなのにずっと、これらの言葉がどこかひっかかっている気がする。
「私は口下手」で未だ心を縛られているような。
これでいいのだろうか。
例えば口下手だからと言って、その人に伝える必要があることを伝えず仕舞いでもいいのだろうか?
そんなわけはない。

話すときにほんとうに大事なことは、

話の下手/上手ではなく、「目の前の相手へ誠意を込めて伝える、そして伝わる」。それがいまの私にとって一番大事。
さりとてカッコ悪い開き直りをするのも違うだろう。
まっすぐ伝わるために工夫を重ねる。その結果、話が上手くなるんだ。
これからも相手のために、気持ちや事実を届ける技術を磨き続けるんだ。
真に伝えたい内容を、相手が受け取りやすいように。

「私は口下手」を手放す

AさんBさん、他にも言われた覚えのある言葉たち。
話は結論から。要点をまとめて。上手に。はきはきと、よどみなく。
もっともなことを言っている。仕事においては特に気を配る点だ。
急いでいてスピードが求められる職場ならなおさら。

でもさ、その言葉たちにとらわれ過ぎて「私は口下手」に留まらなくてもいいんじゃないか。

単純に悲しくなるし、自分が不必要に卑屈になっている感覚がある。ネガティブなエネルギーを消費している気がする。
それよりも、話すときのワクワクして、嬉しくて、心が暖かくなるような気持ちを大切にしたい。

現時点で下手でも、上手でも、さらにちゃんと伝えたいことが伝わるよう力を注ぐだけだよ。

だから、事実は置いておく。
私は「私は口下手」を手放します。

おわりに.

やったこと、より考えたことがメインになったnoteでした。
書いてから似てるなと思ったのが、巷でよく聞く「"コミュ障だから~"によって卑屈になったり、コミュニケーションの意欲が下がるのは悲しいよな」という話。
ただ改めて自分の経験で考えると自分で納得できた。

手放します、と書いた「私は口下手」の意識。
半分はこうして経緯を文字に出力することで頭の中から追い出すイメージ。
あとはつい考えそうになったら「はいはいやめやめ!」と私の中の審判員を召喚するしかない。
難関は風呂。身一つでスマホや景色がないから意識を移せないため。

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