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長年共に生きてきた楽器

記事が音楽や楽器のことばかりになるが、
個人的に明日はライブがある。
一応、メジャーの人のお手伝い。イベント的なものなので7曲と少なめ。

さてなんのベースを使おうか。
いや、といっても選べるほど持ってないし、最近新品で買ったフェンダージャパンのそこそこのヤツ、それでいいかなと思っていた。
最近そればっかりだったからそれに慣れてしまっていた。うーん、気分変えて、長年生活を共にしてきたバッカスのハンドメイドシリーズの20年前くらいのジャズベにしようかなと久しぶりに弾いたのだ。

弾いてすぐ気づいた。そして、なんか少し泣けてきた。あ、これだよね、この弾き心地。
なんて落ち着くんだろう。。。なんて木が鳴るのだろう、なんて気持ちのいいタッチのネックの太さと感触なんだろう。

フェンダージャパンはもちろん素晴らしいし、10万〜15万クラスのものでも十分なほどだ。
でもね何十年も弾いてきた楽器には敵わないかなと。
自分の持っているバッカスのハンドメイドは、当日記憶で10万くらい。パッシブでオイルフィニッシュ。なんの変哲のない楽器なのだが、自分にはそれが基準になっている。音は正直、普通。まあプリアンプとDIである程度自分の好きな定番の音に持っていけるから十分だしライブなら尚更、むしろ全体のバランスが大事だし、むしろ落ち着いて安定して弾ける方が自分は優先したい。

結局何が言いたいかと言うと、ジャパンビンテージ、とまではいかないが、苦楽を共にしてきた20年ものクラスの日本の楽器はやっぱ信頼できるなってことです。一回数万かけていろいろ直してますが。。。

良い質のオイルで掃除とメンテナンスをして明日はコイツでライブしてきます。少し重いけどそれも憎めない、そんな奴なんです。

記事投稿:アライサン

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