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海物語経歴15年以上のおばあちゃん、そしてパチンコを打つ奴らは見た目が若い。

ゴールデンウィーク、とにかく暇なので少しだけいちぱちを打ちに行った。結果から言うと分かってはいたがゴールデンウィークで勝てる確率は極めて低く2000円負け。
2時間くらいは遊べただろうが、そう考えるとまだマシかもしれない。
海物語の甘デジの角台を打ってた。
隣は空席だったのだが少しするとおばちゃんというかババーというか70歳前後であろう、座ってきたのだ。個人的には静かに打ちたい方なのでボタンとか強打するババーだったらやだなぁとか思ってた矢先いきなり話かけられた。

『昨日19連してるからみんな座らないのかしら?(ニヤリ)』
データカウンターには前日の終了が19連している履歴になっていた。それのせいなのか確かにその席は今日は一回転も回されていなかったのだ。
『いやー関係ないすよ、当てちゃえばいいんすよ!』
と気合の返事をするとそれがどうも気持ちよかったのか、、、
『そうよね!頑張ってみるわ』

その最中は自分は大当たり中だったが、当たるたびにやるわね!って言わんばかり一緒になって喜んでくれていた。
ババーが1200円くらい使った段階で見事大当たりを引いて、気をよくしたババーは、
『お茶がいい?珈琲がいい?』と飲み物を奢ってくれたのだ。ありがたい話だ。
お茶を希望した自分にお茶を渡すとババーは
『孫がいるんだけど、25歳の、あんたもそのくらい?』
『いやいや!俺は40ですよw』
『あらま!やだぁ!!童顔ね!』
『お母さんはいくつくらいなんです?』
『幾つに見える?』
『うーーん、(奢ってくれたので)60後半くらい?』
『もっと上よ!ちなみに息子は50代よ』
『じゃ70』『じゃ75』『じゃ80!?』
『今月80になったのよ私』
とニコニコ顔のババー。

お世辞抜きにして80には見えなくてもうすぐ70もしくは70前半くらいに見えた。
シワもそんな多くなく背筋もしっかりしているのだ。何より肌ツヤが良い。
『パチンコ打って刺激と出歩く機会にもなるから若く見えるんですかねやっぱ?』
『歩くのは良いことよ、でもやっぱりパチンコが好きなのよ』
『息子さんやお孫さんと打たないんですか?』
『息子とは何回か打ったことあるけどあんまりハマらなかったみたいねえ』

、、、と久しぶりのババーとの会話になんだか懐かしい感じがしたパチンコ日和だった。

自分がパチンコやりはじめたころ、よくババーに声かけられていたのを思い出した。たしかに自分は童顔なので20代の童顔の男が海物語コーナーにいつもいると声もかけれるもんだ。しかも当時は痩せてたしイケメンだった。さらには何かと演出などに詳しいもんだから海物語コーナー内では『及川光博』だったのかもしれない。

『まるうぅぅぅーーでぃーーー』とアルバム、欲望図鑑から『バラ色の人生』を歌いたくなる感じだ。

当時も珈琲やお茶、ジュースを何回か奢ってもらった。

それがなんだか思い出された。

のんびりとした休日のいちぱちもなんだか悪くない。

記事投稿:アライサン

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