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『アイの歌声を聴かせて』祝1周年!再上映と関連イベントまとめ

『アイの歌声を聴かせて』が、2021年10月29日の劇場公開から、ついに1周年を迎えました。

え?そのタイトルを聞いたことがない?口コミで評判が広がっていることは知っているけど今までスルーしていた?

そうですか。わかりました。どんな映画よりも優先して観てください。今はまだ見放題にはなっていないけど、アマプラとかU-NEXTとかでレンタル配信されていますから。Blu-ray&DVDも発売中だから。まだ観ていない人が羨ましいくらいです。(リンク先はアフィリエイトではないです)

本作がどれほど素晴らしい作品であるか、また熱狂的な口コミや愛に溢れたファンアートがたくさんSNSに投稿されファンに愛された作品になった事実については、以下の記事および文中の関連記事を読んでいただきたい。何度でも言うけど存在を認識した瞬間にチェックして観てください。お願いします。

『アイの歌声を聴かせて』が大傑作である5つの理由|過去最高の土屋太鳳が爆誕!
最高のアニメ映画「アイの歌声を聴かせて」の魅力を全力紹介 見たら幸せになれる20の理由

そして、『アイの歌声を聴かせて』ファンからの熱狂的な支持は1年経っても継続しており、Twitterのコミュニティ(ネタバレあり)では今なお話題に事欠かないし、#みんなでアイうた1周年のハッシュタグでのお祝いのツイートも投稿されています。

そして、1周年を記念して、『アイの歌声を聴かせて』の再上映、そして関連上映イベントが続々と行われているのである! オリジナル映画でこれほどのムーブメントが起きることはめったにない、それもまた他に類を見ないほどに愛された作品である証拠なのです。

『アイの歌声を聴かせて』はもちろん配信で観てもいいです。WOWOWでも11月4日21:00と11月7日17:00に放送されるのでそちらで観てもいいでしょう。

だけど、暗がりが映える画や、ミュージカルそのものの魅力も大きいため、映画館で観てこその感動もあります。初めて観る方も、リピーターの方もこの「アニメ映画史上最高の大傑作」を「映画館で観る機会を逃さないでほしい」と改めて、何度でも言わせてください。一挙に紹介します。

1:立川シネマシティで『アイの歌声を聴かせて』が 2週間限定上映

上映期間:10月29日〜11月10日
<公式ページ>

立川シネマシティにおける『アイの歌声を聴かせて』の上映は異例の4ヶ月以上のロングランを記録した。それを記念しての2週間限定での復活上映とある。本日10月29日(土)18時30分の回は、吉浦康裕監督も登壇。「…トーク中に、なにかサプライズがあるかも」との情報も。また、吉浦監督が後述する『ペイル・コクーン』などで影響を受けた弐瓶勉の漫画が原作のアニメ映画『BLAME!』も11月27日に1日限定上映される。


2:新宿ピカデリーのライブ音響上映で『アイの歌声を聴かせて』が計4回上映

上映日時:11月5日(土)09:00、11月7日(月)13:50、11月8日(火)15:45、11月9日(水)21:00の4回
<公式ページ>

「映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機材をセッティングし、映画館の“音”の臨場感を、大迫力&ライブ感覚で楽しむ上映スタイル」と銘打たれた「ライブ音響上映」で、『トップガン:マーヴェリック』『モータルコンバット』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『RRR』など豪華なラインナップの中で『アイの歌声を聴かせて』も上映。ミュージカルシーンとの相性が抜群なことは間違いない。


3:下北沢トリウッド他で開催の短編インディーアニメ企画で吉浦康裕監督作『ペイル・コクーン』が上映

開催期間:下北沢トリウッドでは11月5日〜11月25日(火曜日は定休日)、大須シネマでは11月21日~12月4日、京都・出町座では11月11日〜11月24日
<公式サイト>

自主制作アニメのオムニバス上映企画「インディーアニメ・インシネマ」で、『アイの歌声を聴かせて』の吉浦康裕による2005年発表の『ペイル・コクーン』が上映。短編アニメが計7作品の一挙上映となり、総上映時間は60分。下北沢トリウッドの11月12日16:40の回は吉浦康裕監督と『よるをひらいて』の鮮ナオキ監督も登壇。
さらに大須シネマでは11月21日〜12月4日まで『イヴの時間 劇場版』が上映される。

4:下北沢トリウッドで『アイの歌声を聴かせて』が1週間限定上映

開催期間:11月12日~11月18日(火曜日の15日は定休日)
<公式ページ>

上記の下北沢トリウッドの「インディーアニメ・インシネマ」に合わせて、『アイの歌声を聴かせて』が上映。また、石田祐康監督の最新長編映画『雨を告げる漂流団地』に合わせて、トリウッドでも人気を博した『ペンギン・ハイウェイ』も11月5日〜11月11日の1週間限定上映がされる。

5:博品館劇場で吉浦康裕監督作『イヴの時間』舞台版が上演

上演期間:12月23日〜12月29日
<公式サイト>

2008年に配信、2010年に劇場版が公開された吉浦康裕監督作『イヴの時間』が瀬戸利樹、花乃まりあ他豪華キャストにより舞台化。吉浦監督曰く「『舞台っぽいアニメ』というコンセプトで制作したので、この舞台化はある意味で大本命」とのこと。

さらに、11月6日の16:30〜18:00にテレコムセンタービルにて、吉浦監督も登壇する「映画『イヴの時間』から考えるロボットと人間の今とこれから」のトークイベントも実施となる。
<公式ページ>

※追記:CINEMA Chupki TABATAでも12月1日より『アイの歌声を聴かせて』が上映決定していました!

お分かりいただけだろうか。『アイの歌声を聴かせて』だけでなく、『ペイル・コクーン』と『イヴの時間』もまた楽しめる機会があるなんて……吉浦監督のファンにとっては夢のような企画が続々、というわけであるし、初めてこれらの吉浦監督作に触れる方にもぜひチェックしてほしいのです。

余談ですが、今は『アイの歌声を聴かせて』の共同脚本を手がけた大河内一楼の脚本によるテレビアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が毎回の放送ごとにTwitterのトレンドに上がるほどに話題沸騰となっており、そちらとの共通点がものすごく多いので、『水星の魔女』ファンも可及的速やかに『アイの歌声を聴かせて』を観ていただきたいし、逆も然りなのです(筆者は毎週共通点をTwitterに投稿してます)。
両作品ともキャラクターの関係性の尊さが半端ないんだから。また、『アイの歌声を聴かせて』のキャラクター原案を手がけた漫画家の紀伊カンナも『水星の魔女』のファンアートをアップしてます。

さらに余談ですが、「近未来が舞台の少年少女たちとAIロボットのコミュニケーションの物語」という大きな共通項のある『ぼくらのよあけ』が公開中。こちらも『アイの歌声を聴かせて』ファンにおすすめの作品なのですが、上映回数が早くもごくわずかとなっているので、すぐに上映劇場を確認して観に行ってほしいのです。
<『ぼくらのよあけ』上映劇場>

映画『ぼくらのよあけ』悠木碧が宇宙一かわいいので明日地球が終わろうとも観てほしい!

なお、『アイの歌声を聴かせて』の吉浦監督はなぜか先日ノルウェー・オスロに旅行していて、その理由は「映画祭とか授賞式ではなく、ちょっとしたお仕事と観光」とのこと。推測の域でしかないけれど、これは「ロケハン」でもあって、まさか次回作はノルウェーを舞台にした作品になるのかも……?

いずれにせよ超楽しみ!これからも吉浦監督を応援するよ!そして吉浦監督ファンがもっと増えろ!ていうか『アイの歌声を聴かせて』を観て!

(C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会

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