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ヌルアント・セカンドシーズン【最終72位】

1はじめに

※本構築は最終日前日から使用したものです

S2お疲れ様でした。S1に引き続きヌル+アイアントの並びを使用しました。簡単に構築の経緯と並びを紹介したいと思います(以下常体)

2構築完成までの経緯

ヌル+アイアントの並びを使う際、トゲキッスやギャラドス、リザードンなどのダイジェット持ちに容易に崩されることが多かった為、切り返しの駒としてスカーフメタモンを採用。また、ウオノラゴンやパッチラゴン、ヒヒダルマのようなヌルが受け出せないポケモンに対して、対面で殴り勝てる襷ドラパルト。ここまでの駒では受けサイクルに対して後手に回るた為、身代わり悪だくみ水ロトムを崩し要因として採用。最後に上記5体がサザンドラを誘うことから、非常に強力な切り返しとなる眼鏡ニンフィアを採用し、構築が完成した。

3個別紹介

タイプ・ヌル@しんかのきせき 

腕白 202(252)-115-161-(252)-×-115(4)-66

ブレイククロー/ シャドークロー/ とんぼ返り/ 電磁波

s→無振りカバ-1、無振りローブシン+1

前期と同様の個体を使用。来シーズンまでには最遅呑気個体を用意する予定。技構成はとんぼ返りが確定で、一致打点で裏の補助にもなるブレイククローとミミッキュ、ギルガルドへの打点になるシャドークロー。メタモンとシナジーのある電磁波でまとまった。眠ると寝言とはTODの勝ち筋が増える為、強力ではあるが技スペース上厳しいものがある。前期は構築の要として活躍してくれたが、今期は投げづらかった。理由としてはこの技構成のヌルが今期増えていたカビゴンに不利をとるからである。


アイアント@いのちのたま 

陽気 133-161(252)-132-×-68-177(252)

アイアンヘッド/ であいがしら/ 雷の牙/ じだんだ

サザンガルドの増加により、選出機会が減ってしまった蟻。シーズン序盤・中盤には襷やオッカの実も試したが、火力不足が目立った為、結局いのちのたまに落ち着いた。出しにくくなったものの、刺さっている構築には無類の強さを誇ることや相手の選出を大方予想できる為、なくてはならない存在だった。


ドラパルト@気合の襷 すりぬけ

陽気 163-172(252)-95-×-95-213(252)

ドラゴンアロー/ ゴーストダイブ/ 鬼火/ 不意打ち

襷を盾にすることで基本的にどのポケモンとも殴り合える為、初手に投げて腐るということがほとんどなかった。メインウェポンのドラゴンアローとゴーストダイブは確定で、環境に多かったカビゴンに鬼火を入れてロトムで起点にするという動きが強い為、鬼火も確定。そして不意打ちは対面性能を底上げしてくれる上に、読まれにくい為、この技も外せない。前期のヌルアントのドラパルトが軒並みスカーフであったことから多くのミスリードを誘えた。


メタモン@こだわりスカーフ

配分・技は省略

最初はダイジェットコピーできるの強いだろくらいの気持ちで採用したが、いざ使ってみると構築に必須レベルのスペックを持っていた。相手のダイマックスポケモンの能力上昇をコピーする動きは勿論強いが、ヌルを出さない選出をした際、疑似的なクッションになってくれる。その上相手の型を見分けられる為、アドバンテージをずっと稼いでいる感覚だった。


ロトム@食べ残し

控えめ 157(252)-×--128(4)-165(196)-128(4)-113(52)

ハイドロポンプ/ あくのはどう/ わるだくみ/ みがわり

受け対策が甘かった為、身代わり悪だくみ型で採用。身代わりがあることで多かったギルガルドに自然に強くなれる。先程も述べたがドラパルトの鬼火と合わせてカビゴンの前で積むことが勝ちに直結する強力な動きである。電気技がないことはあまり気にならないと思っていたが、トゲキッスと対面で打ち勝てないところがかなりネックだった。


ニンフィア@こだわり眼鏡

控えめ 191(164)-76-94(68)-178(252)-151(4)-83(20)

ハイパーボイス/ マジカルフレイム/ サイコショック/ 電光石火

最終日に育成したポケモン。もともとカバルドンを採用していたが、構築のサザンドラの一貫が致命的な弱点だった為、その切り返しとして採用した。眼鏡ニンフィアは読まれることがなく、想定外の火力を押し付けていくことができた。ロトムとニンフィアの並びがヌルアントが呼ぶサザンガルドに強く、多くの勝ちに貢献してくれた。

4選出

パターン1 ヌルアント@1

ヌルの後攻とんぼからアイアントを着地させてそのまま一貫が取れそうな場合の選出。具体的にどの相手に投げていくかは挙げにくいが、サザンガルドのようなアイアントのダイマックスが効果的に働かない相手にはこの選出は極力控えるようにしていた。

パターン2 ドラパメタモン@1

ヒヒダルマなどのヌルで受け出せないポケモンに対してはドラパルトを初手に展開しつつ、メタモンで詰めていく。ドラパルトは体力が1でも残れば仕事をする為、残せるならなるべく残す立ち回りを心がけていた。またこの選出はドラパルトの襷が非常に重要である為、メタモンの体力を犠牲にして襷を温存する立ち回りも必要。

パターン3 ドラパロトム@1

カビゴン入りに対してはこの選出。取りあえずカビゴンに鬼火

5おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。結果としては最終2桁で嬉しい反面、あと何歩か足りないという気持ちもあります。S3もおそらく潜るので、課題を改善しつつ来期も頑張りたいです!


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