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水彩紙再レビュー ※随時更新

※この記事は以前はてなブログで開設していた画材ブログの記事の加筆修正版です※


やっと水彩にも慣れてきたので、慣れた今最初に使った水彩紙の印象がもしかしたら変わるかも?っていうことを考えたので水彩紙再レビューです!
個人的な主観も入っているので参考にならないかもですがよければ見ていって下さいm(_ _)m
また水彩紙は人によっては好みも変わると思うのでこんな感じなんだー程度に見てください

ホワイトワトソン

■ミューズ社/コットン高配合・木材パルプ/中目/日本製

最初ヴィフアールが思うように使えなくてぴえんってなっていた所でおすすめ頂いた水彩紙。
ちゃんと真面目に使ったという点では初めての水彩紙かもです。
最初は「めっちゃええやん」って思っていたのですが塗り重ねていくと紙がボロボロに…(´;ω;`)
水彩よりはコピックで塗る方が好きかなー
でもぼかしとかはかなり優秀ですしコスパも良いので最初の水彩紙としてはおすすめです。

ホワイトワトソンを使用したイラスト
「夏のおほしさま」

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ホワイトアイビス

■ホルベイン社/コットン高配合/中目/日本製

現在ほぼメインで使っている水彩紙です。
最初にポスカサイズを買ってSMサイズのブロック買ってスケブも買いましたこれ中目なんですけどアルシュの荒目並みに凸凹の主張が激しいです。
しばらくすると絵具が滲んできたりするので淵まで塗らない方が綺麗に塗れるかもです。
個人的にその滲みを利用してふんわりとした幻想的な雰囲気の絵を描く時に向いてそう。
癖が強くて好みが分かれる紙ですが私は好きです。

ホワイトアイビスを使用したイラスト
「秋色」

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ウォーターフォード

■ホルベイン社/コットン100%/細目・中目・荒目/ナチュラルとホワイト有/イギリス製

ホルベインのポストカードコレクションに入っていたもの
個人的になんだか高級そうな水彩紙だーー(語彙力)って印象です
ホワイトは発色が綺麗で、ナチュラルは発色は少し抑え目の印象。
最初は塗りづらい印象があったのですが改めて使うと水彩境界が綺麗だし
ぼかしも綺麗に出るし普通に塗り易くない?って思いました
今はほぼ主力になりつつあります。

ウォーターフォード(ホワイト)を使用したイラスト
「眼鏡の日」

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 ウォーターフォード(ナチュラル)を使用したイラスト
「妖精が棲む部屋」

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ヴィフアール

■マルマン社/木・竹パルプ配合/細目・中目・荒目/日本製

一番最初に触れた水彩紙。しかしどうにも仲良くなれず……
細目がダメなら荒目はどうだろうと使用した所なんとか荒目なら仲良くなれそうです。
ヴィフアールの何が苦手かというとめちゃくちゃ水を弾くことです…
荒目でちょうどいい感じですかね、個人的に一度水で濡らしてから塗る方が塗りやすい気がします。
でもお値段も水彩紙の中では安価だしコスパも良いので練習に使うにはいいかもしれない

ヴィフアールを使用したイラスト

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W&N コットマン

■ウィンザー&ニュートン社/木材パルプ/細目・中目・荒目/日本製

画材店で購入。結構コットマンおすすめしている方がいたので気になっていました
個人的にヴィフアールと同じかなと思ってたら塗り心地はコットマンの方が好きかも。
中目にしてはつるっとしている印象かな、荒目だとまた使い心地が変わりそう
発色も綺麗だしぼかしも綺麗に出来る……
けど絵具の定着が早いのかぼやぼやしてるとムラが出来てしまう…それがなければ普通に好きな紙です。

コットマンを使用したイラスト
「怒れる吸血王(ヴァンパイアロード)」

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アルシュ

■マルマン社/コットン100%/極細・細目・中目/フランス製

知る人ぞ知る最高級水彩紙です
細目~中目で失敗してしまっているので荒目を購入したのですが
かなり凹凸が激しいです。細目ぐらいでちょうどよかったかも……
もったいなくて中々使えない紙の一つ…でもさすが最高級なだけあって塗り心地が半端ない
ぼかしも発色も優秀。水彩境界も綺麗だしさすが最高級(大事なことなので二回言いました)
ただ目が荒いのか絵具置いたらじわーと滲んできます(;・∀・)
ブロックとかパットだと値段がえぐいですが、ハガキサイズなら5枚で550円とお安めなのでとりあえずどんなものなのか使ってみたい人に良さそうです。
ミリペンだとやや引っかかりがちなので鉛筆を使用しましたが鉛が浮いてきて絵具が濁りました…アルシュの紙質と相性が悪いのかも(;´∀`)
塗りやすさ的に個人的に細目が好みでした。

アルシュを使用したイラスト
「純粋無垢な悪意」

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Paul Rubens水彩紙

■Paul Rubens社/コットン50%/中目/中国製

中国のメーカー・Paul Rubensから出ている水彩紙ブロックです。Amazonで999円でした。
サイズ感的にポスカサイズとSMサイズの中間ぐらいかな?
最近ホワイトアイビスと並んでメインで使ってます。
正直言うと値段的にそこまで期待していなかったのですが、これがまた結構良いです!
ちょうどいい凹凸にぼかしも発色も綺麗!
使用感的に凹凸が少なめなホワイトアイビスっていう印象でしょうか
ただこのブロック紙、四方を固めている糊が強すぎて気をつけて剥がさないと紙を破いてしまうという悲しい事故も起きかねないのでそこだけ気をつけたら良い紙かと

Paul Rubens水彩紙を使用したイラスト
「この狂気の世界に終焉を」

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キャンソンヘリテージ

■マルマン社/コットン100%/極細・細目・荒目/フランス製

値段を見て頂けるとわかりますがアルシュと並ぶほどの最高級水彩紙です。
画材屋さんの通販でお試しサンプルが無料だったので取り寄せました

www.gazaihanbai.jp

さすが上ランクの水彩紙だけあってぼかしも分離も綺麗に出ます。
荒目はアルシュの荒目よりは凹凸が大人しめかな、極細は若干凹凸が残ってる感じで塗りにくさとかは特に感じませんでした。
発色もぼかしも綺麗なので塗っててテンションがあがる紙です。
欲しいけど値段がえぐい……orz

キャンソンヘリテージを使用したイラスト
「冬の装い」

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ハーネミューレ・バンブー

■ハーネミューレ社(オリオン)/竹90%、コットン10%配合/細目/ドイツ製

ハーネミューレの水彩紙の中で一番好みの水彩紙です
こちらは竹90%配合(残り10%はコットン)
発色は綺麗で少しクリームかかっているので柔らかい印象になります
個人的にコピックで塗ったような感じかな?
ただハーネミューレの水彩紙というかオリオンさんの水彩紙全般なのかもですがマスキングにはかなり弱いです…
剥がそうとすると一緒にべりべり剥がれるのでおすすめしません(;・∀・)

バンブー水彩紙を使用したイラスト
「蒼に眠る」

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ハーネミューレ・セザンヌ

■ハーネミューレ社(オリオン)/コットン100%/細目・中目・荒目/ドイツ製

ハーネミューレの中でお高めのイメージ。
発色は綺麗だけどやや控えめで塗りやすいけど私の塗り方のせいなのかムラできやすい…?
でもペン入れもすいすい出来るし特に癖も感じないかな
個人的に中目が一番使いやすい。コピックとの相性も良さそう。

セザンヌを使用したイラスト
「2020 Happy Valentine」

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ハーネミューレ・トルション

■ハーネミューレ社(オリオン)/中性紙/ドイツ製

表面が少しがさがさしている水彩紙です。
猫の腹毛っぽい手触りかなと思ったけど私の幻想でした←
ややクリームかかっているので発色はやや柔らかめの印象。 
手触りががさがさしているのに塗り心地良いし修正もしやすい。
淡い色もしっかり定着してくれるのも良き。淡い印象の絵とかに合いそう。

トルションを使用したイラスト
「白うさ」

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シリウス

■オリオン社/中性紙(ウッドパルプ)/日本製
 

名前に惹かれて購入したもの←
和紙のような手触りで水彩境界が出来やすい。
発色はやや抑え目で、塗りムラが出来てしまう…(´・ω・`)
影をくっきり付けたい絵にはおすすめかも。
コピックとの相性は良い感じ。むしろコピック向きの紙のような気がする。

シリウスを使用したイラスト
「Aldebaran」

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アクリルデネブ

 ■オリオン社/中性紙(ウッドパルプ)/細目・中目/日本製

両面使える水彩紙です。細目と中目の2種なので気分で使い分けたり出来るの良いですね
個人的に中目が使いやすい印象。
中目は目が粗いので分離絵具を使うと分離具合が分かりやすいので良き
個人的に可もなく不可もなく普通に塗りやすい紙かな。
細目はややつるっとしている感じでペン入れもしやすい
ちなみに水彩色見本カードではアクリルデネブの中目派です(?)

アクリルデネブを使用したイラスト
「Deneb」

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ストラスモア・インペリアル


■ホルベイン社/コットン100%/細目/アメリカ製

数あるホルベインさんの水彩紙の中で結構好きな紙です。
少しウォーターフォードに似てるかも?でも塗り心地はこっちの方が好き。
発色綺麗に出るし、個人的にぼかしも綺麗に出来る優秀な子だと思ってます
表面が強いのでマスキングにも強い。

ストラスモアを使用したイラスト

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クレスター

■ホルベイン社/コットン配合/中目/日本製

ホルベインさんの安価な水彩紙の中ではクレスターが好み。
水弾きもそこまでせず、特に問題を感じられない無難な紙っていう印象。
ぶっちゃけると可もなく不可もなくバランスの良い感じかな
塗り心地もそこまで不便を感じません。
比較的安価なので練習とかに使うとかに良さそうです。

クレスターを使用したイラスト
「ぎょしゃ座β星」

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アルビレオ

■ホルベイン社/ウッドパルプ/中目/日本製

完全に名前買いだったんですが(…)実際触ったらとんでもなく相性悪かったです…
ヴィフアール並みに水弾きがすごかったです…
とにかく癖が強すぎるので好き嫌いが分かれそうな紙っていう印象です。
ただこのアルビレオ、コピックとの相性も良いので個人的にコピックで使う方が好きです(水彩紙とは)

アルビレオを使用したイラスト

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ランプライト

■ミューズ社/コットン100%/中目/日本製

名前が好きです(??)
塗り心地は普通に塗りやすい紙っていう印象。
ぼかしもすっと出来るし特に塗りにくさは感じなかったかも。
ものすごく弾くという情報を聞いたんですがそこまで弾かなかったかも?

ランプライトを使用したイラスト
「星のランプ屋さん」

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ニューブレダン

■ミューズ社/中性紙//日本製

ややクリーム色がかった表面がざらっとした紙です。
個人的に塗りやすいけど可もなく不可もなく……なんとなく印象薄い紙です(好きな人ごめんね)
ぼかしが綺麗に出来る印象。目の粗さ的に細目に近いかも。

ニューブレダンを使用したイラスト

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マットサンダース

■ミューズ社/中性紙(ウッドパルプ)/細目/日本製/廃番

現在廃番となっている紙です。
なので運良くフリマサイトか文房具屋さんとかにあって見つけたらラッキーな感じです。
私は7種の水彩紙を再購入した際に運良くマットサンダース入りのを購入して、某フリマサイトで売られていたのを購入しました。
表面はややざらついてる感じですかね。塗り心地はコットマンに似てましたね。
結構ムラが残るのでせこせこ塗らないと大変な事になりそうです…
コピックで使ってる方もいるみたいなのでコピックとの相性も良さそうです。

マットサンダースを使用したイラスト

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 ワーグマン

■オリオン社/ウッドパルプ/細目・中目/日本製

 アクリルデネブと同じく両面使える水彩紙です。
細目は個人的に中目ぐらいで、中目が荒目ぐらいの目の粗さでは?って思いました。
塗りやすさでは細目が好みかもしれない。
中目はミリペンで線画するのが大変でした……目が荒いので分離色とかに活かせそう。
発色はかなり良いです。あと私が買ったものは350gなのですが水をたくさん使ってもたゆみませんでした

ワーグマンを使用したイラスト
「ポッキーの日」

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ファブリアーノ・エキストラホワイト

■ミューズ社→クサカベ社(ファブリアーノ社)/コットン100%/極細目・細目・荒目/イタリア製/

 知る人ぞ知る感じの有名な水彩紙ではないでしょうか?
正式名称(?)はアルティスティコ水彩紙だそうです
周囲からファブリアーノは良いぞって聞いていたので気になっていたのですが何故か中々手が出せず…取り扱い終了すると聞いて急いで荒目のSMサイズ買いました()
荒目は個人的に中目ぐらいの粗さでちょうど良い感じでした。
ミリペンでのペン入れもしやすいですし発色もかなり良いしグラデも綺麗に出来る優等生です。
ただあえて欠点を言うなら滲みが苦手なのかなって感じの印象でした。それ以外は本当にいい感じ。個人的に好きな紙です。
取り扱い終了すると聞いたのですがなんと12月からクサカベが代理店となったみたいで引き続き購入できるそうです!やったね!

ファブリアーノ・エキストラホワイトを使用したイラスト
「桜和風メイド」

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ファブリアーノ・クラシコ5

■ミューズ社(ファブリアーノ社)/コットン50・木材パルプ50/細目・荒目/イタリア製/メーカー在庫限り

こちらも同じファブリアーノ社の水彩紙です。
ファブリアーノのサンプル紙を購入した際に一緒に付いてきました。
紙が210gなので水をたくさんを使うと当然ですがめちゃくちゃ反ります(;・∀・)
まぁ、でも元々ボタニカルアート用だもんね…せやな…
私が絵に使用したのは荒目ですがそこまでぼこぼこしている印象もなく普通に塗りやすい印象

クラシコ5を使用したイラスト

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 ムーラン・ドゥ・ロワ

■マルマン社(キャンソン)/コットン100%/極細・細目・荒目/フランス製/

ずっと使いたかった水彩紙の一つです。
個人的にヘリテージより取っ付きやすい印象。
とにかくぼかしが綺麗だし、絵具が伸びやすいし発色も綺麗です
ただし濃い色は乾くと色が薄めになるので何回か重ね塗りしていくと綺麗に出来るかもです。
シャーペン線画との相性も個人的によかったです
ただし大きいサイズは大分お高めなのではがきサイズだとコスパが良いかなって感じですね
ヘリテージさんもはがきサイズで出してくれんかな…(遠い目)
絵に使用しているのは荒目です。

ムーラン・ドゥ・ロワを使用したイラスト
「みんなとおともだちになりたいだけなのに」

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ラングトン・プレステージ

■クサカベ(ラウニー)/コットン100%/中目/イギリス製/

ラングトンのワンランクアップした方です。
お値段見て通りかなりお高い水彩紙です……
かなり塗りやすいしぼかしもグラデも綺麗にできます。
こちらも乾くと色が薄くなりがちなので何度か重ね塗りするのがおすすめです。
適度に水彩境界も出来るので水彩って感じの塗りが出来る印象。
普通のラングトンをまだ試していないので入手したら違いとか比較したいです

ラングトン・プレステージを使用したイラスト
「2020年暑中見舞い」

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モンバルキャンソン

■マルマン社(キャンソン)/ウッドパルプ/中目/フランス製/

びっくりするぐらい水彩境界が出来る
狙っていない所に水彩境界が出来まくるので個人的に苦手な紙です…
塗り心地はヴィフアールとコットマンの中間ぐらい…?(曖昧)
個人的にふんわりとした塗りよりはぱきっと陰影がある絵の方が向いてるイメージ。

モンバルキャンソンを使用したイラスト

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 アヴァロン

■ホルベイン/コットン100%/中目/イギリス製/

説明に「めっちゃ水弾くよ!!塗る前に水でばーっと濡らして塗ってね!(要約)」って書いてあったので使い心地悪いのだろうかって構えていたんですが個人的に好きな紙です
とにかくぼかしが綺麗。綺麗にぼかしが出来るもんだからテンション上げてぼかしまくってしまう
グラデも優秀ですしホルベインさんが出してる水彩紙の中では推しです…
塗り心地的にはストラスモアに近い印象。

アヴァロンを使用したイラスト

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Paul Rubens キラキラ水彩紙

■Paul Rubens社/コットン100%/細目・中目・荒目/中国製 

Paul Rubens社の新作水彩紙だそうです。
メルカリで購入したので正式な名称はわからず……現時点で国内で出回っていないので個人輸入するか、フリマなどで個人輸入されている方を探して購入する方法しかなさそうです
ラメでキラキラしていて、消しゴムかけてもキラキラが取れません!
インパクト大な水彩紙だなぁと思います。
塗り心地はかなり良かったです!ウォーターフォードに近い印象かな?と思ったんですが個人的にファブリアーノに近いかなーって思いました
荒目も丁度いい具合も目の荒さでした。
ただ当然ですがスキャンしたらキラキラ部分が出ないのでスマホでスキャンする方が見栄えいい印象です

Paul Rubens キラキラ水彩紙を使用したイラスト
「りゅうこつα星」

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W&N プロフェッショナル水彩紙

■ウィンザー&ニュートン社/コットン100%/細目・中目・荒目/フランス製

メルカリでお試しで購入。
ずっと気になっていたのですが如何せんブロックのお値段がかなりえぐい…
一番小さいサイズで安くて3000円します……
塗り心地は元が取れるぐらい良かったです…アルシュに近い印象かな?
ぼかしと滲みはもちろん、発色がかなり綺麗です。
しかしこの紙を使ってる方を見ないような…🤔

W&Nプロフェッショナル水彩紙
「平和を司る蝶」

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ストーンヘンジアクア

■ミューズ社/コットン100%/細目・荒目/アメリカ製

上記のプロフェッショナル水彩紙と一緒にお試しで注文しました。
こちらのストーンヘンジアクアもかなりいいお値段します。
一番安くて2800円ぐらいですかね?
きっといい紙だと思って塗ったんですが個人的にはあまり相性は良くなかったですね…塗る時になんだかのっぺりというよりムラがすごいというか…
個人的にコットマンに似た感じかなーっていう印象でした。
ただグラデとか発色は本当に綺麗です。

ストーンヘンジアクアを使用したイラスト
「Halloween」

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中国宝虹水彩紙

■宝虹社/コットン100%/細目・中目・荒目/中国製

買い物のおまけで頂いた水彩紙です
読みはわかりません()
Amazonで売っているみたいですね、コットン100%の水彩紙ではお値段がかなりお手頃だと思います。
うーん、可もなく不可もなく…という感じでしょうか?
個人的に塗りやすい部類の紙かなーって感じですが、細目はあまり合いませんでした…中目が好み。

中国宝虹水彩紙を使用したイラスト
「嘲笑の死神」

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ワットマン

■ホルベイン社/コットン100%/中目/イギリス製/廃番

かつてホルベイン社から出ていた水彩紙です。今は廃番となっておりフリマアプリから見つけるしかなさそうです。
ただ風邪を引きやすいみたいで、運良く見つけたとしても風邪引いている事とかありますので購入の際はご注意を。
ちなみに私は一回購入しましたが見事に風邪引いて2回目に見つけてやっと風邪引いていない子を引き当てました…

肝心の塗り心地ですが、皆さんが廃番を惜しむのがわかるぐらい塗り心地良きでした…乾きが遅めなのでぼかしやすいです。
滲みは綺麗に出ますし、発色も綺麗な印象。
ちなみにワットマンの後継紙にアヴァロンとミルフォード水彩紙があるのですが個人的にアヴァロンとは違う塗り心地かなと思いました。

ワットマンを使用したイラスト
「2021年描き始め」

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ラングトン

■クサカベ(ラウニー)/パルプ100%/中目/イギリス製/

ラングトンの安い方です。個人的にプレステージより気楽に使える印象。
個人的にパルプ100%の紙の中では上位にランクインするぐらい好きな紙かな
プレステージと違う点を挙げるなら色の乗りはこちらの方が良いかなって感じですかね…
水彩境界の出方が一番好みだったりするのでクレスターと合わせて使っていきたい紙です。

ラングトンを使用したイラスト
「Water Blue」

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追加があったらまた追記いたします!

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