視聴メモ『【落合陽一】コロナ格差と教育を考える』

キーワード

コロナで広がる格差、これからの教育と雇用とは?

出席者 落合陽一、竹中平蔵、松田悠介、山口周、宮田裕章、

2:10 落合、新卒・新人の教育どうする? 中間層耐えてる、トップ層仕事増えてる

7:55 山口、オールドタイプ→ニュータイプ、正解を探す→問題を探す、予測する→構想する、KPIで管理する→意味を与える、生産性を上げる→遊びを盛り込む

9:00 宮田、オンラインとFace2Faceの使い分け、詰め込みはオンライン、実習やコーチング、マネジメントは個別対応が必要
★メンター制度かな?

12:00 宮田、自粛により家庭内感染が増加、局所的なPCR検査や抗体検査で感染の実態は確認済みを大きく超える可能性ある、教育について、中国韓国のピークアウトから学校再開まで1〜2ヶ月、テレワーク・オンライン授業などは都心では急速に普及、地方はそうもいかない、竹中、日本は非常事態への整備が不十分、落合、時間給と成果給で後者だと格差が広がる、宮田、テレワークで仕事への貢献とはなんなのか、竹中、日本は医療従事者が足りない、構造的な問題、宮田、システム全体のデザインが重要

23:30 落合、ディストピアの設計論、2025年、スマートシティの形、近未来的なものよりコロナ監視のようなものが現実的、公衆衛生の観点から設計される、山口、仕事の意味が昭和と令和で変わってきている、時間に比例して成果が出ていた→コンピュータが担うようになった、人間は創造力、ポーラライズ=二極化、生産性の高い人はテレワークで更に向上する、佐々木、生産性の低い層をどう救うか、竹中、ベーシックインカム、テールリスク=低頻度だが起こると影響が大きなリスクへの対策、山口、仮想空間シフトが起こると地域格差は小さくなるはず、松田、教育の格差、工業化社会における教育のあり方(成功=偏差値の高い大学、就職)、情報化社会における教育のあり方(成功=偏差値の高い大学、就職+情報リテラシー、国際化、不確実性)、既存の要請にプラスアルファ=幕の内弁当化、格差が広がる、AI社会における教育のあり方、教育のオンライン化における格差(自治体間格差・学校間格差=インフラ整備、私立・公立の差、学級格差=担当教師のスキルなど、家庭格差)、学びに対するモチベーション(上がった下がった、半々)、非認知能力

46:55 竹中、プロアクティブ(能動的)・リアクティブ(受動的)、ポストコロナの構想会議を作るべき、松田、震災は一部地域が当事者、いまは全員が当事者というのが大きなチャンスでは、落合、VRマーケットに行こう、デジタルのアセットを販売、デジタルにおける身体性の獲得、宮田、デジタルをただ使うだけではNG、データを使って何ができるか、体験価値、パーソナライズが可能、竹中、地域の問題、ワーケイション=ワーク+バケーション、コレラの差異の田園都市計画が参考になるのでは、松田、海外のボーディングスクール、豊かな自然環境の中で多様な経験、落合、教員の研究時間が学部教育の害悪である、YouTubeできる教授なら大丈夫、松田、権限の有無、大学は教授に権限あり、小中高は権限がない、教育指導要領の思想は素晴らしい、手段の制約が厳しい、他学級からの同調圧力など、そのマインドセットを変えられたら面白い、落合、オンライン授業にすると同調圧力が下がらない?、松田、先生が学び続けると言うことが重要、宮田、学ぶことを止めた教員は学ぶことを教えることはできない、松田、教員の学ぶ時間が雑務で削られる、コロナで学校が停止しているので改善しているという意見が半分、★雑務を担う用務員を充実させると良い?、松田、ベーシックインカムにより余裕が出来るのでは、竹中、ベーシックインカムで生活保護も不要になる

1:10:40 落合、デジタルに接続できない小中高はどう解決する?、松田、学校施設の開放など、落合、ひとりずつマイク・スクリーンを用意すべき、オンラインゲームでスペック良いヤツが強いなんてのが教育にもあっていいのか、竹中、教育は政策テーマになりにくい

1:16:20 落合、テレカンのラジオ化による参加度低下の対策は?、松田、参加側の状況が管理側で見られる仕組みなどはある、落合、試行錯誤の先の黄金律はまだ見えない

コロナ格差を乗り越えるためのキーワード

竹中:ポストコロナ構想会議、目の前のことに対処しながらその先の世界を構想していかなくてはならない、それをやるやらないの格差が出てくる

山口:トンネルを両側から掘る

宮田:体験価値からUpgrade、well being、どういう社会を作るべきなのか

松田:権限委譲、現場への委譲、幕の内弁当からの脱却、浮いた時間を何に使うか、現場の教員が常日頃考え続けるようになれば非常事態時に対応できるようになる

落合:デジタルの身体が足りない、予想されることは現実に起こってる、バーチャルマーケット4に行けば分かる、(山口、資源を必要としない経済が確立できると環境にも優しい)

まとめ

構想会議については、その必要性を強く感じる。というのも、未来図というのは特に辛い状況にあるときにはかなり重要で、この先に明るい(少なくともそう感じられる)未来が待っていると思えれば、人間大抵のことは耐えられる。いま不安が渦巻いているのも、先が見えないからというのが大きいはずなので、国全体の方向性と、地域性を考慮した上での具体的な取り組み、実験が進んでいくことを期待したい。

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