親にとって、子育ては初めての経験だったんだなぁ
今日も暖かい。先日、出張のお土産としてお菓子をもらったのだけどそれを一人で食べている。
私は最近思うのだけど、大人って大人だけど子供と変わらんよなぁ。
子供の延長上に大人がある、ということに気が付きました。
私は人間は様々な経験をして、結果的に大人になるらしいと思っていた。
だから、「あのおじさんにも今は大人だけど若い頃や子供時代があったのか。その時どんなことをしていたんだろう。」と考えることがある。
ごはん屋さんでおじさんと話していた。私はその時にうまくいかないことがあって、どうしてこうなったのか考えていた。私の何が悪いのか、どうすればもっと良くなるのか。
ずっと考えていた。
そのぐるぐる回転思考の横で、達観してる(ように見える)おじさんが宙を見ながら私にこう言った。
「そうじゃないんだよぉ。仕方ないんだ。人にはさ、こういうこともあるんだよ。」
私は内心、「おっさん、どこ見てるんですか。何言ってるの。」と思ってその言葉聞いた。
家に帰ってその言葉を無視しながら、お風呂の中でも考え事をした。
おじさんの話は私の頭を通り抜けることもなく、右耳の外耳道前で撃沈しているようだった。
私はしつこく考えた。
私のどこを良くすれば、解決するのかな。
1ヶ月弱が過ぎるとき、またうまくいかないことが起きた。
その間ずっと考えていた私は、できることをやり尽くしたし、これ以上は無いくらいにやることをやりきったと感じていた。
でもうまくいかなかった。
うまくいかない相手と話してみると、なるほど考え方がまるで違った。そりゃうまくいかんわ。
このときに、ようやくおじさんの言葉が頭に入ってきた。
「そうじゃないんだよぉ。人にはさ、そういうこともあるんだよ。」
ふーん。おじさん流石、宙を見ているだけあるじゃん。
おじさんは年齢の分、経験値が高いから私がどんな壁にぶち当たっているのか見えていたんだ。
おじさん、凄いなぁ。
でもこのおじさん、凄いけどビジネスマンって感じもしない人だった。
私は思った。
おじさんっておじさんだけど、ただのおじさんなんだなー。
おじさんは大人だけど、ただのおじさんなんだなー。
おじさんはおじさんが子供のときとまったくの別人でなくて、今も子供なんだなー。
子供が経験を積んでおじさんに変化したのではなくて、
子供が経験を積んだ結果、今はおじさんなんだなー。
おじさんもきっと、厳しい顔をすることもあるし守るものもあったりして、その時は大人何だと思う。
でも、私と話してるときは気楽そうでなんだか大人!という感じはしなかった。
普通におじさんだった。
おじさん、よく釣りとかして遊んでるみたいだしなー。
今日も釣り行ったのかな?
平日だけどね。
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