オルソケラトロジーの向き不向き

すごく簡単に言うとハードコンタクトレンズを就寝前にはずして最低六時間の睡眠をとった後にはずすと視力回復!という感じです。

※永久的なものではなく使い続けていれば徐々に持続時間は長くなりますが

朝はずして夜頃にはみえにくくなってきます。

オルソケラトロジーとはなんぞや→


www.inouye-eye.or.jp

上記サイトにもありますが軽~中度の禁止の方向けです。

コンタクトや眼鏡のレンズの度数-6.00Dくらいまでが適正範囲とされています。

今回私は普段1.0の視力を出すために必要な強制度数は-10.50~-11.00ということもありダメもとで試しました。

眼科の先生曰く、技術的にもオルソケラトロジーレンズの販売元も強度近視の矯正は理論上的できなくはないんだけどやりたがらないそうです。

事実関係性があるかはわかりませんが私が抱えたトラブルを

<デメリット>

①矯正視力が続く時間が短く、コンタクトを持ち歩かないと不安

②角膜が炎症を起こしてしまい、真っ赤に充血、痛みを伴うことが多発

③毎日決まった度数まで矯正されるとは限らないため、他の矯正器具を用意するにも度数がわからず幅広い度数のコンタクトレンズを持たねばならない

④ハードコンタクトレンズになれていないと慣れるまでつけている感がすごい

⑤オルソケラトロジーを理解している眼科医が少なくトラブルが起きた場合も最寄り眼科にかかりにくい

③が一番きついです。補助器具としてコンタクトを使うにも度数が安定していないためお願いしている眼科に1Dayのものをお願いしましょう。

②に関しては因果関係が証明されていませんが半年間のトライアルの結果覚えてる限り3-4回は結膜炎になりました。

<メリット>

①短時間の外出、室内での行動が楽になった

②眼鏡フリーの快適さを体験できる

③トライアル期間が設けられている眼科で低コストでお試しできる。

実際私自身もトライアルの時点で挫折しましたが半年間初めて眼鏡を付けないでPCを触れる、ゴミ捨てに行けるなど便利な点もありました。

手術ではない、ICLに比べて本格治療となっても半分以下のコストということもありためしておりました。

が、強度近視であったためか体質的に向いていなかったのか結果やめました。

長期間続けることにより持続時間も長くなり、一週間に一度の装着で良い!という方も中にはいらっしゃるようです。

物は試し、可逆的治療なため眼鏡やコンタクトに縛られて面倒な方は一度トライアルしてみることをお勧めします。

その後ICLに踏み切りましたが手術とただ寝るときにコンタクトをはめるのとではハードルが違う....


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