2024年 横浜DeNAベイスターズのオフの戦力入れ替えを考える時期になりました

トレード期間も動きがなく、この動きの無さも現役ドラフトの影響がでかいんだろうなと、NPBにおけるチームの意図に沿った動きが出来なくなっただけの無駄な制度だと思う今日このごろ。

シーズンも既に終わり、ドラフト・現役ドラフトを含め来季の話をする時期に入った。

昨年は　投手10　野手5　がチームを離れた。
内容としても1年前に切られていてもおかしくないような成績が多く、かなり早い段階から予想できていた。

今年は昨年と違い、野手に多少偏るのではないかと予想。

候補

まず全体的な話として、今年は野手が難しい。
というのも、リーグ全体での打撃成績の低下により例年よりもどこまでの成績を想定すれば良いのか難しい。

となると、どちらかというと年齢バランスを整える年になるんじゃないだろうか。

投手　昨年と今年の様子を考えるとそこまで減らさない

髙田 琢登
松本との比較で戦力外、もしくは育成落ちが予想。
これは昨年でいう阪口と中川どちらを残すかという考えと同じ。

三浦 銀二
徳山は出てきたが、三浦は出てこれなかった。
下での数字も悪く、登板数を考えても整理対象。

三嶋 一輝
中継ぎ不足の状態なのに1試合被弾での降板は実質通告のようなもの。
病気の件もあり、現役続行なのか引退なのか。

深沢 鳳介
手術より、育成落ち。

※宮城 滝太
現役ドラフト対象。

捕手　候補というほどではないが

※益子 京右
パ・リーグへのトレード候補。
現在の年齢の衝突により、益子か上甲のどちらかが整理対象になりえる。
そうなった場合に首を切りやすいのは上甲だが、DeNAの方針を考えるに益子を欲しがるチームがあれば出すだろうと思っている。

内野　簡単に切れるほど人がいない

西巻 賢二
似たような成績に知野がいるが、戦力外から獲得してきた方が切りやすく、知野と比較した場合にどちらがトレード候補になり得るかと考えた場合に西巻の方が整理優先される。

ただし年俸の安さとユーティリティさを考慮するといわゆる2軍の便利屋枠(近年でいう山下のような存在)として重宝するため、今年の対象とは考えないが一応候補としてあげた。

西浦 直亨
昨年獲得したが、即戦力になり得ないのであれば今年での整理対象の確率はかなり高い。
大和(宮崎)に次ぐ高齢なことも考えるに8月以降、2軍でも試合数が減るかもしれない。

外野　1年で飽和状態

大田 泰示
今年は出番もなく、年齢と怪我を考慮すると対象。
状態を考えると現役続行も難しそう。

神里 和毅
下からの突き上げが凄い中、4年連続1割を雇い続ける理由無し。

※楠本 泰史
現役ドラフト対象。
もしかしたら西武へのトレードを考えたりしていたのかなとは思っていた(松原がトレードしたので無いだろう)。

勝又 温史　東妻 純平
まだ期待枠ではあると思うが、思ったような成長曲線を描けず。
実はかなり怪しい立場だと思っている。

東妻はかなり絶望的なところから毎年成績を上げて、今年は外野もとポジションも増やした。
けれど、ここらへんの年齢は梶原・度会と既に二人いるので年齢による人数バランスの関係で切りやすくもある。

村川 凪
育成3年目ということで、候補。
近い年代が出てきている上に、武器の足を活かせないのであれば支配下はないだろう。
育成として相当期待していたが、昨年の大橋とどちらも戦力になれなかった。

ドラフトでの考え

現段階でここから更に切るとなるとかなり大胆な血の入れ替えが行われる可能性がある。
天秤にかけた選手がどっちも落ちるとかね。
一旦それを抜きで考える。

とりあえず、抜けた数が投手4　野手4(2)はかなり濃厚とすると…

ドラフト1位で取りたいのは投手
内野はいつもの「とりあえずショート出来る」という人選に
外野を一人、もしくは育成で二人

かなというところ。
ただし、外野手は御存知の通り優先度が下がる。

指名順位もあまり良くない位置になることを考えると、

1位 投手　2位 投手　3位 野手　4位 投手　5位 野手　6位 野手

指名順位次第で2位に野手にするかどうか、という比較的オーソドックスな指名順。
内野手が思ったように戦力入れ替えが出来ないのであれば3位でお茶濁しというパターンはかなりあり得る。

1位候補現段階で金丸だけなんじゃないかなと思う。

一番入れ替えたいポジションが外野手ってのがちょっと良くないんだよなぁ。

ショートに不満があるなら宗山じゃないんかい、というのもごもっとも。
でも投手のけが人は寛容だけど野手はスルーする気もする。

ここから2ヶ月、ギリギリの位置にいる選手達の活躍次第でドラフトの人数が増えるか減るか、一足早く勝負のときがきたなと感じている。