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備忘録:コロナ渦で英国へ行ってくる(帰国(事前準備)編2)

空港からは公共機関を使って帰れないので、迎えに来てもらえる親類はないし、選択肢は①自分の車で行って帰る②ハイヤー(タクシー)③レンタカーであって、価格を入念に調べた。本当なら自分で車で行って帰るのが一番楽なのだが、羽田空港ターミナルにとめると二週間では金額がすごいことになり、成田空港のように外部駐車場となると羽田の場合非常に選択肢が少なく、しかも現時点では国際線からの送迎は受け付けていないとあった。

ハイヤー(タクシー)は、自宅まで使うと空港駐車場の半額ほどだったが、金額の線引きがちょうど超える所に自宅があるためなんだか悔しいな、なんて貧乏魂が働き、結果、そのまた半額ほどで済むレンタカーにした。地元で乗り捨てて徒歩で帰れるところを選んだ。タクシー会社のサイトに記載されていた通り、予約時間は到着予定の2時間後にしておいた。

これらの準備に加えて、一番やきもきした、しかし最も大切な出国前72時間以内の検査証明書発行のための予約をしなくてはならない。これが曲者なのである。危うく搭乗できないところだったという友人の話も緊張感を高めた。

日本政府は独自の検査結果フォームを出している。もちろんそれを印刷していたものの、よほど外国、ましてヨーロッパではない日本の事情を理解し、わざわざそのフォームへも記入してくれる機関、となると日本人のわんさかいるロンドンや大型国際空港なら慣れているが、地方となると話は別で検査機関の決定はかなり考えた。

日本出発前に地方空港の検査機関にあらかじめ、この日本のフォームへ記入してくれる?とPDFで送り、やったことあるし大丈夫との返事を受け、その検査機関に決めたのだった。

さて出発前日、検査当日は15分くらい前に当該機関に到着した。国際線もある地方空港は日本のそれと違い、どうみてもコロナ渦とは思えない楽しそうな観光客(家族連れ含む)でごった返している。空港内はさすがに皆マスク着用をしていた。

検査機関の前には短いが列ができている。半分くらいは予約なしで本日のフライトでどこかへ行く人だった。検査自体は一瞬で終わるのだが、並んでいる間に時々本日フライトの人を優先していくので、予約の人は10分程度の遅れで受けることができた。

案の定(イギリスあるある)、日本のフォームにサインを、と言うと、

受付さん:できません

夫:事前にメールで確認をした文面を持っています

マネージャー:検査結果が届いた後持ってきてくれたらその場で書きますよ

という流れで検査を終えて一旦帰った。

2時間弱で陰性の結果が送られてきたので、検査機関が閉まる前にフォームの記入をしてもらいに行った。理解していたものの、検査機関印はなくドクターのサインはあった。これでなんとか搭乗手続きまでこぎつけることができそうな気がしていた。早めにつくようにし、万が一受け付けられなかった場合でもヒースロー空港の手慣れた検査機関でできる余裕の時間に出ることにしていた。



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