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9月16日はマッチの日

太平洋戦争の折、物資の節約のためにたくさんの生活必需品が配給制になりました。国民全員がほんの少しの消費も抑え、その分を軍事費に充てていたそうです。

で、1940年に配給制になったマッチが終戦後1948年の9月16日に、ようやく自由販売が認められるようになりました。それを記念して、この日はマッチの日です。

ライターが普及している現在、あまりマッチの出番はありませんが……お手軽に火を起こす技術というのは、電気の発明と並んで人類の繁栄を語るのに必要不可欠な要素です。マッチを見る度に、人類が歩いた道の長さをかみしめるようにすると良いかもしれませんね。

さて、マッチと言われて思い浮かべるキャラクターを紹介します。

芳文社のオールスターソーシャルゲーム「きららファンタジア」にマッチというそのものずばりの名前のキャラクターが登場します。

画像で言うと、中央右のピンク色の髪の子の頭に乗っている白い動物がマッチです。

可愛いです。

さて、今日はこの可愛い動物についてちょっと語っていきたいと思います。

ストーリー当初から旅の仲間として登場しているこのマッチという小動物ですが、実は物語中で最も謎に包まれている人物(?)です。

まず性別が不明です。一人称が「僕」なので順当に考えるとオスなのでしょうが、確か明言されていないと思います。

「きららファンタジア」は原作漫画の雰囲気を尊重してか、男性キャラがほとんど出てきません。元々男性キャラが出てこない作品はもちろんですが、主要キャラに男性がいる「夢喰いメリー」や「あっちこっち」でも男性キャラの参戦は控えられています。

メインの男性キャラといえば「ブレンド・S」の神崎ひでりと「ご注文はうさぎですか?」のティッピーくらいでしょう。しかもティッピーは生物学上メスなので、本当の意味での男性キャラは実質神崎さんだけになります。もしもマッチがオスならば、これは相当貴重な存在だと言えましょう。

また、彼――便宜上彼と呼びますが――の出自も一切不明です。神殿内に似たような種族がいるようには見えませんし、いかにしてランプと出会ったかという前日譚も全くありません。

神殿内での役割やポジションも不明です。ストーリー内でしっかり絡んだはずの七賢者や里の住人との絡みもほとんど無く、彼らがマッチの事をどう思っているのかはほとんど明らかになっていません。

存在が無視されているというほどではないのですが、それゆえに謎が深まります。物語において、非常に面白いポジションです。イベントでの活躍シーンも少なくないので、美味しいポジションでもあります。

「七つの大罪」におけるホークに似た感じがして、すごく好きなキャラクターの一人(?)です。

以上、雑談でした。

そういうわけで、明日はマッチの日。マッチに思いを馳せましょう。

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