6月12日は恋人の日
キリスト教における聖人の一人、聖アントニオが亡くなったとされる6月13日の前日、6月11日は恋人の日です。アントニオが愛の守護聖人だった事が由来だと言われています。
元々ブラジルの行事だったのですが、1988年に日本でも導入された記念日です。
この日は恋人にフォトフレーム……すなわち写真立てを贈るのが良いとされています。写真立ての中身は、言うまでもなくお互いの写真でしょう。
しかし日本って、どうして月の中頃にこういう恋愛じみた記念日を作りたがるのでしょう。そうまでして他人に恋愛をさせて、何が面白いのでしょう。いや、見ている分には面白いのかもしれませんが。
ちなみに5月13日はメイストームデー、4月14日はオレンジデーといずれも恋愛色が強い記念日です。一度解説した記念日なので、詳しくは当該記事を見てみて下さい。
さて、写真を贈るといえばこのゲーム。
2005年に発売されたどうぶつの森シリーズ第四弾、「おいでよどうぶつの森」です。
このバージョンでは、シリーズで初めて「仲良くなった住民から写真を貰える」というイベントが発生するようになります。前作「e+」だとライブミュージックだったのにどうして変わったのか、そもそも何故写真を贈るという発想になったのかなど、そのイベント内容を知ったわたしはそんな疑問を抱いたものです。
「恋人の日」という記念日を知る事で、疑問の後半部分が解消されました。これが元ネタかどうかを確かめる術はありませんが、そういう事ならなるほど確かに写真を貰ったら嬉しいですね。
最新作「あつまれ」だとどうなるのでしょう。今のところわたしの島の住民は写真をくれる素振りすら見せてくれませんが……もっと仲良くなったらくれたりするのでしょうか。今後のアップデート次第というのなら、期待せざるを得ません。
それはそうと、この「写真」というアイテム、住民から貰えるようになったのは「おいでよ」からなのですが、実は「おいでよ」以前からも一種類だけ「写真」というアイテムが存在します。
その名は「たぬきち写真立て」。
文字通り、たぬきちの写真です。何故たぬきちなのか……この疑問が解消される事は、きっと生涯無い事でしょう。ネタ要素の高いアイテムなので、調べてみる事をオススメします。
そういうわけで……というのも少し変かもしれませんが……明日は恋人の日。
恋人に自撮り写真でも贈って差し上げましょう。
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