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歌もダンスも酔うように味わう

人気アイドルグループ Snow Man の目黒蓮くんは
子どもの頃から夜空を見上げるのが大好きで
サッカーの練習の後には、空の星を見上げながら帰宅していたそうです。

「それほど夜空が大好きなのに、知っている星座といえばオリオン座だけ」と、まるで『天然ちゃん』のようにテレビで紹介されているのを聞いて
思わず
「わかる~!」と呟いてしまったワタシ。

星が好きなのと
星の名前を知っているのとは、まったく違うんだよね!
うん、うん、わかるよ、わかる。

「好きなら星や星座の名前を覚えたいとか思わないの?」
と聞かれても
「いや、それはあんまり…」という彼の答えに、共感してしまいました。


わたしの推しはシットキングスなんだけれど
「シットキングスのことなら、なんでも知ってるんでしょ?」
という感じでアレコレ質問されてもほとんど答えられません。
過去のことはほとんど知らないし
「なんでも知りたい!頑張って調べよう!」とも思っていなくて
好きな動画や興味のある曲ばかり繰り返し観てしまいます。

音楽や歌も大好きで
音楽無しの日など一日もありません。
でも、曲名は知らなかったり歌手名も知らないし
歌詞はちゃんと聴いていなかったり
誰の曲が好きとかもバラバラです。

歌もダンスもお酒を飲んで酔っぱらう時みたいに
フワーンと味わうのが好きで
知的探求心には少し欠けるかもしれません。

それが音楽を楽しむ最大の魅力でもあり
人間の根源的な欲求に添うダンスの魅力なのかなぁ?とも思います。


他の事柄も、そんな風に
ただ感じるままに味わえたら
きっともっと豊かになれるのではないか?と
今夜はそんな疑問符が浮かび、ひとり考えに耽っています。

例えば、食事。
栄養だとか、カロリーだとか、「えっと、朝は○○を食べたから…」
なんて言葉が頭によぎった途端に
本来は味わい楽しむためにある食事が
身体を維持するエネルギー源の要素として
少し無機質な物に感じられたりして。

たとえば旅。
一日で回れる観光地どこ?、評判のいい店どこ?
「やっぱり京都に行ったらあそこは行かないとね」
なんて言葉が頭によぎった瞬間に
本来なら、未知への驚きと涼風を感じる時間を過ごすはずだった旅が
なるべく意味のあるものにしようと
旅の記録を残すためのような時間になってしまったりして。


もちろん、それが悪いと言っているわけじゃ、ありません!


今のわたしは、『良かれと思っていた やり方』から少し離れて
『ただ、今、在る』を味わってみようかなぁ。
という気持ちに傾きつつあるところです。

そんな風に感じ方を変えてみると
なにかいいことがありそうな気がします。
そのいいこと、というのは
『ドキドキすること』???と想像します。

ドキドキすることがいっぱいあって
心トキメクような日常を過ごすのは
きっと幸せになれそうだな~という予感も、しています。





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