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新札

ひとに借りたお金を返す時や
なにかの支払いをする際に
「なるべく新札でお渡ししたい」
「新札がなければ、できるだけ綺麗なお札を選びたい」
というひとがいます。

この行為に
「え?新札でなくてもお金の価値は一緒でしょ?なんで新札?」
という意見のかたもいますし
「完全に同意!わたしもできるだけそうしたい」
という感覚のひともいらっしゃるでしょう。

ちなみにわたしは後者です。
できるだけ新札あるいは綺麗なお札を用意しておきたいタイプ。

急いでいる時には、どちらでもよく
スピード重視ですが「なるべくなら」という感じです。


お金の価値は一緒だと分かってはいますし
たとえば、わたしが貸したお金を返してもらう時に
「おつりある?」
と聞かれたとしても、ムッとするわけではありませんが
逆に
ピッタリの金額を小さな封筒に入れて
お礼とともに手渡されると
その相手に対して「品」を感じます。

「このひと、上品なひとだなぁ…」
と思ってしまうのです。


結果、どちらでもいいことなのですが
「はい、たしかに受け取りました~」と
「お。ステキだね」
の間には
かなり幅があるような気がします。


と、いう感覚を持ち合わせてしまったわたしは
今後も、ポチ袋を買い置きしてしまうことでしょう。


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