9月生まれ
9月生まれの友人が周りに多くいる時期がありました。
2017年頃かな?
あの子も9月生まれ。
あの人も9月。
誰々さんも9月生まれなのよ。
どうして、そんなに9月生まれが集まったのか
まったくもって理由はわかりませんでしたが
男女問わず、年齢問わず、職業問わず。
共通点は「9月生まれ」でした。
それで、他の月にはしなかったことだけれど
9月になると、友人合同のお誕生日会をよく開いていました。
もっと正確に言うと、9月以外に生まれたお友達に
お誕生日会を開いてもらっていました。
「9月生まれの人間だけで集まって、お店を貸し切りにしてパーティしたいね…」
なんて話も浮上しました。
「9月生まれにしかわからない話をしようじゃないか」という趣旨です。
ここまで書くとお分かりのように
もちろん、わたしも9月生まれです。
余談ですが
わたしは友人が集まるときに幹事をすることが多く
そのおかげで、二度ほど
パーティのサプライズを逃したことがあります。
一度目は
いつも発案はするけれど、幹事はしないN君から電話があって
「こんどみんなで集まる日に、サプライズで9月生まれの人たちの誕生日祝いをしようと思うんだよね。ふぶぴん(わたしのあだ名)、ケーキとかお花の手配を頼めるかな?」
「ああ、それはOK。いいんだけどねぇ…」
「なに?」
「うーん。後で話すのもなんか気まずいから、今言うけどね」
「は?なに???」
「あたしも9月生まれなの」
「えーーーーーーっ!そりゃダメだ!」
N君はとても焦ったらしく、そのまま電話は切れてしまい
パーティの日まで永遠に電話はかかってきませんでした。^^
二度目は
友人から「いつも皆で集まるカフェで、ランチしようよ」
と誘われて、スケジュールに入れておいた時のこと。
ランチの約束の日の前日に、カフェのオーナーからわたしに電話があって
「あのね、明日の9月生まれの人のサプライズ誕生日パーティのケーキを作ってるんだけどね、プレートに書く名前って、みおちゃんと、ひろちゃんと、愛美ちゃんでいいんだっけ?一応確認」
「おお? あと一人いるかもね…」
「え!そうなの?確認しておいてよかった!誰?誰?」
「あ・た・し。 あたしも9月生まれなの」
「やだぁ~!!!!!どうしようっ!!!!Kちゃんから、サプライズでケーキを出すように言われてたのよっ!この電話の事、忘れて!」
「忘れられないよね。一生」
「やめて~!」
そのあとカフェのオーナーは
サプライズを企画したKちゃんから、怒られていました。^^
どうも、わたしは天然ボケのところがあるせいか
付き合う友人も大雑把なひとが多くて…(もちろん全員ではありませんが!)
わりと滑稽なエピソードがアレコレ随所に散りばめらています。
その方が楽しいし、なにより笑いの多い人生になるので大歓迎です。
時計のようにキチンとしているかたを尊敬はするけれど
思い出し笑いの数は、やや少なくなるのかもしれません。
芸能人でも、自分と同じ9月生まれのひとを見ると
なんとなく心魅かれてしまいます。
安室奈美恵
横浜流星
浅田真央
永野芽郁
内野聖陽
二階堂ふみ
玉置浩二
松本潤
小田和正
キアヌ・リーブス
などなど…
そして、極めつけは
わたしの大好きなシットキングスのkazukiさん!
9月生まれです。
ですよ、ですよ。
9月生まれの誕生石のサファイヤを体現したようなかたですもの。
底知れない輝きに魅了されっぱなしです。
それでいて、いつも笑いがたえない。優しい。
9月に集まりたいな~(無理かな~)
あ、この話になると長くなりますので、またの機会に…
ね、ね、9月生まれってステキなひと多いでしょ♡
明るい部分と、陰のある部分の両面を持っている感じもいいし
物思いに耽るクセがあるような雰囲気もいいし
パン!と最前列に出ていく、というよりも
少し後ろに立つみたいな感じも素敵だな、と思ってしまいます。^^
何月生まれにしても
お誕生日を迎えるって、とても幸せなことですね。
コロナ禍を過ごしたことで
「当たり前の日常は永遠に続くものではない」と、思い知りました。
亡くなったかたもいましたし
コロナをきっかけに、鬱病になってしまったかたもいました。
わたし自身も、これまで重要な価値を置いてきたものが
脆くも崩れ去っていくのを黙って受け入れることしかできませんでした。
けれども、その分
自分は恵まれていて今日を生きていることがラッキーなことなんだと
人と会う時間を、二度とない今日を大切にしていこうと
頭ではなく心で感じることもできました。
今年は、明るい気持ちで9月生まれのお誕生日をお祝いして
忘れられないような素晴らしい1年にしたいと思っています。