小説

キャラクター設定とあらすじ

主人公 ひなた
男 18歳 熊本の公立高校に通う高校生 熊本出身
家族構成 父48歳・母42歳・弟16歳・弟14歳・妹12歳(全員名前なし)
趣味 ラノベ・アニメ
部活 硬式野球部
一人が好きで何かとボッチになりたがる。クラス内や部活内では人当たりの良い笑顔を振りまいているが心の底から笑うことはほとんどない。自分は陰キャだということを自覚しており、似ているタイプの人間を見極めることができる。授業のほとんどは寝て過ごしているが成績は悪くない。要領がよく先生にはなぜか信頼されている。本人はなぜ先生たちに許容されているのかわからない。人の話を聞くことが好きだが自分のことを話すのは苦手。たまにいろいろめんどくさくなって後先考えずに毒舌になる。生まれつき軽い難聴であるため周りがうるさいと目の前の人の話すらよく聞き取れない。口の動きや話している雰囲気、断片的に聞こえることから何を話しているのかを推測している。たまに見当違いの返事をしてしまう。聞き返すのが癖になっており、それで相手がイライラしていないか心配している。女子生徒からも男子生徒からもそこそこ人気があるが、それは話し相手としてであったり、友達としてであったりして恋人になりたいという人はいない。つまり彼女いない歴=年齢。兄弟にはひゅうが兄ちゃんと呼ばれている。

ヒロイン ありさ
女 18歳 主人公の幼馴染(同じクラス)
家族構成 父(たかお)48歳・母(さち)40歳
趣味 走ること・アニメ
部活 陸上部(キャプテン)
友達がたくさんいていつも集団の中心にいる。しかし、陰キャだからと主人公を見下すことはなく、誰にでも優しく接している。家族のことが大好きでいつもありがとうやすきを伝えている。主人公とは保育園のころから一緒で家族ぐるみの付き合いをしている。父親同士も幼馴染で母親同士も仲がいい。主人公の兄弟とは本当の兄弟のように接しており、ありさ姉と呼ばれている。授業中は積極的に手を挙げて発表しており、成績優秀。先生からの信頼も厚く、よく話しかけられている。部活ではキャプテンとして部をまとめながらもしっかりと結果を出しており、長距離走で県大会にも出場している。身長が高いことがコンプレックスである。見た目が整っており男女関係なく優しいため女子生徒のファンも多くいる。バレンタインデーには毎年数十個のチョコを女子からもらっている。好意を持っているのは女子生徒だけではなく男子生徒からも人気が高い。イベント前になると必ず何人かが告白し、全員撃沈している。なお彼氏いない歴=年齢である。気遣いがとてもうまく相手が何について困っているのかを瞬時に判断し行動することができる。今まで接した中で好意を抱かれなかったことがほとんどない。実は好きな人がいるが、それを本人に伝える勇気がなくいまだに片思い中。

主人公の親友 あきら
男 18歳 主人公とヒロインと同じクラス 主人公とは中学から一緒
家族構成 父48歳・弟15歳
趣味 アニメ・ダンス・バスケット
部活 バスケット (ダンスチームにも所属)
主人公とは違い陽キャ。どちらかというとありさと同じようなタイプでいつも集団の中心にいるような人物。主人公とは中学一年の時に同じクラスになってからずっと同じクラス。仲良くなったきっかけはある事件があったから。高校が同じになったのはたまたま。主人公たちとは主にアニメの話で盛り上がっている。陰キャにも分け隔てなく接する。眉目秀麗成績優秀。まさに才色兼備な存在。ただしそれを鼻にかけない。母親は自分が小さいときに交通事故で亡くしており、ずっと父子家庭で育った。父親は小さいながらも会社の社長をしている。主人公とヒロインの父親と実は高校が一緒でよくつるむ仲間だったらしい。主人公と仲良くなった後は弟と主人公の弟の年が近かったこともあり、本当の兄弟の様になっている。あきら兄やあきら兄ちゃんと呼ばれている。女子生徒たちからの人気が高く、バレンタインの時にはチョコを渡す列ができるほど。本人は今は恋人を作るつもりはないと断っている。実は好きな人がいるが、誰にも言っていない。

あらすじ
この話はヒロインの好きな人が主人公で親友が好きな人がヒロインだというラブコメではない!バッドエンドにしてぐちゃぐちゃにして闇落ちする話。
学園もの
ある日主人公が休み時間にラノベを読んでいた時にクラス内でいじめが勃発する。主犯格はありさとあきら。普段の二人なら絶対にしないことだけにクラスは騒然とする。主人公は他人に興味がないため無視してラノベに没頭していたが、思い直して間に割って入った。主人公はもともと高校に上がったらラノベのようにいじめがあると思っていて、いじめる側やいじめられる側、傍観する側全部を経験したいと思っていたためいじめが起きたことにウキウキしていた。主人公はいじめられていた人を庇い、自分がいじめられるように仕向けた。ありさやあきらはいつもの態度が嘘であったかのように主人公をいじめ始めた。主人公はいじめられながらも楽しんでおり、どうやってありさとあきらの二人を社会的に抹殺しようかということを考えていた。一方ありさとあきらは実は二人とも主人公のことが好きだった。しかし、二人の性格は歪んでおり、愛情表現が暴力をふるうことだった。二人とも主人公がいじめを経験したいと思っていることを察しておりいじめをはじめたら庇って自分がいじめられるように仕向けるだろうと読んでいた。計画通りに主人公がいじめの対象となった。主人公は二人を社会的に抹殺しようとし、二人は主人公への愛情表現としていじめていく狂った三人の話。


主人公は基本的に他人はどうでもいい。陰キャでありながら陽キャの集団である野球部に所属している。二律背反な性格。
ありさは実は親から虐待を受けている。しかし、それが愛情表現の仕方だと思い込んでおり、主人公にもそうしようとしている。
あきらの死んだ母親は実は死んだのではなく虐待がひどすぎて離婚していた。母親からの虐待のことは忘れているが痛みを感じると愛されていると思い込んでいる。主人公との間にあった事件とは、中学の時にいじめをしていた時に主人公が毒舌を吐いたのを聞いて自分は愛されていると勘違いし、そこから主人公に好意を寄せるようになり、仲良くなった。

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