キラキラする落ち込んだ日

画面越しに並んだのは
もう何年も 気持ちを彩ってくれた人
数年前の自分が 楽しく話せた人
知らないけれど 縁遠くない人

懐かしくて 楽しくて うれしい時間は
45分間のキラキラした場所だった
こんなところに行ける
そんな自分もあったのかと驚いた 

忘れるくらい遠ざかったこと
初めて気づいてしまった
なぜ 死守しなかった
いつ 光から目を逸らした

行きたい場所 欲しいものが
遥か彼方でも 延長線上にかすんでた
そう思いたかっただけかもしれない
人生で一番キラキラしていた

呆然として 悲しくて とまどった時間は
45分間のモノクロの場所だった
変わってしまったことに
まるで気づかなかったのかと驚いた

そこに居座る努力 背伸びを忘れ
日常に甘えてしまった
なぜ 見えなくなった
いつから縋りつけなくなった

両方は 無理だよ
昔あった ガラスの選択
色 形も変わった
別のガラスが並んでたのに

忘れるくらい遠ざかったこと
初めて気づいてしまった
なぜ 死守しなかった
いつ 光から目を逸らした

そこに居座る努力 背伸びを忘れ
日常に甘えてしまった
なぜ 見えなくなった
いつから縋りつけなくなった

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有島 緋ナ
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