103


お久しぶりです、ひなです。


先日公開されました

KERENMI / 103 feat.motoki ohmori


ミュージックビデオに出演させて頂いています。


今日はそのお話をしようかなと





わたしもひとりのアーティストとして

曲が一曲出来上がるまでにかかる時間や力が


どれだけのものかわかるからこそ、


今回自分が主演をさせて頂くことは 


本当に光栄で嬉しくて、

そしてとっても大きくて、

凄く凄く特別な大切な経験でした。




この曲の、歌詞が大好きなんです。




撮影した期間ちょうど自分が


毎日沢山のことを考えて、沢山のことを感じて、


そんな毎日の中にいる時だったので


歌詞のひとつひとつ

文章のひとつひとつが

自分の身体に沁み渡っていました。




ここから先話すことは、

曲のイメージやMVのコンセプトは全く別で

わたしがわたし自身で決めていたことの話なので



曲やMVと直接リンクさせずに

聞き流してほしいのですが 笑




この作品が出来上がった時に

絶対に絶対に後悔したくなかったので


とにかくこの一日は全身全霊、

この曲に捧げようと誓っていて

 


自分の中でどういうふうに

この作品の撮影に臨もうか何日も考えた結果、



わたしはこの撮影の日


今日、この日が人生で最後の日だとしよう




この設定で撮影に臨んでいました。




この日がわたしの人生最後の日でも


後悔しない瞬間を生きよう



それが自分の中の裏テーマでした。




プールのシーンがあったのですが、


正直いつから泳ぐということをしていないか

わからないくらい久しぶりのことで



自分が泳げるか泳げないかも

分からない状態で行ったんです。



なんかそんなに泳ぎが得意な記憶もなし。笑




でもね、不思議なことに



泳げました。


ゴーグルなんてなくても目も開けられた。


水の中で笑うこともできた。





この瞬間はもう、二度とこないと


ただその思いがあるだけで



なんでもできちゃったんです。



目も痛いし、耳に水も入って頭も痛い。



でもそんなことどうでもいいって





とにかくこの瞬間を生ききらなければと



その一心でした。




他のシーンでも



ただの太陽の光が

こんなにも綺麗に見えるのかと

画像1


向日葵ってこんなにも力強いんだと

画像2



カーテンからの光ってこんなに儚いっけ、と

画像3



一瞬 ひとつひとつの景色が

いつもとは全然違って見えて



この日 一日、非現実な日常の世界で



毎日沢山考えて沢山悩んで沢山不安になって


そんな毎日が少しだけバカみたいに思えて



愛おしくも思えて、そして大切にも思えて



 

そんな時間を過ごしました





今、この瞬間


背伸びもしてない等身大の自分を


こんなにも引き出させてくれたこの曲に



心から感謝しています。



この曲じゃなかったらこんなふうに

自分と向き合って自分を表現することは

できなかったと思います。



この曲はきっと

これからもわたしを助けてくれると思います。




きっと皆さんも

それぞれこの曲を聴いて、見て、


感じることは人それぞれだと思います




ただ、


この曲を聴いたあと、見たあと、


少しだけ、息がしやすくなるような




そんな作品になっていたら嬉しいです。




103

何度も言いますが

こんなに大切な作品をわたしに演じさせてくれたこと、本当に感謝しています




見たこともない

聞いたこともない場所へいこうか





















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