証明写真

推しがかわいい。

誤解を恐れずにいうと、性格とかも含めて、全体もかわいいが、そういうことでなく、顔がいい。
どストレートに顔面の良さで殴りかかってくる。

知ってた。今更である。

でも、証明写真でそこまで顔面が整った状態で写るとは聞いてねぇぞ??

ってなってる。

それも数年前に続いて2回目である。

まさか人生で、証明写真の良さで殴りつけられるなんて…。

それも複数回も…と思ってる。

全然関係ないけど、スラムダンクの安西先生の「お前を超える逸材がここにいるのだ…!!それも…2人同時にだ……」というセリフとコマが頭に思い浮かんだ。

谷沢もびっくりしてることであろう。

そして感じたこと。

証明写真って髪の毛、染めて写していいんだ…。

当たり前である。いいに決まってる。ダメな理由はどこにもない。

でもどうしても証明写真って数年間にわたって使うものだし、学生証とかのイメージがあるから、黒髪で撮るものだ、というイメージが自分の中にあった。

あと、『無頼男 -ブレーメン-』っていう漫画が昔ジャンプでやってて、パスポートの写真をモヒカンヘアーのまま撮って、そのまま申請されて、みんなから『ロックじゃん!すげー!!』って賞賛されるシーンがあったのが妙に好きで、こういうのがロックなんだ!と子供心に思ったのも影響していると思う。

自分が、小さい世界で生きていて、型にはめられたままの人間だというのを実感できた、いい機会だ。

谷沢もきっとこういう気分だったのかもしれない。

さて、タイムリーなことに自分も近いうちに証明写真を提出する必要がある。

運転免許ではないけど、同じような顔写真入りの資格証がもらえる資格を昔取ったのだが、更新するなら6月末までに講習受けるのよーというお知らせが先日届いた。

社会人なりたてのときに取って10年有効だったので、最近は全然それに関する仕事も、やってないが、唯一と言って良いくらいの自分が持っている公的な資格である。数時間の講習を聞いて、金を払えば10年間有効なのだから更新しておいて損はないだろう。

写真……どうしようか。
今のところ、そこそこ赤っぽい茶色に髪の毛を染めていて、2024年いっぱいは自分に何色が似合うか色々な色に挑戦してみようと思っている。
一方、夏の暑さにそろそろ負けそうなので、めっちゃ短くして、染めないのもありだなーと思っている。

あと、赤色から変えるときに、赤っぽい〜紫っぽい〜青っぽい、みたいに色見本の本の色を端から順番にグラデーションぽく1段階ずつ変えていこうと思っているが、そんなことせず、夏場は紫外線も強いし、しばらく髪の毛を染めずに休めて、完全に黒くなってから青っぽい色に挑戦したら良いのでは??という思いも結構ある。

なにより、10年後、40代も中頃になった自分が、当時(今)調子に乗ってて髪の毛を染めている写真をまともに見れるだろうか…。あやしい…。
それに、一応資格の写真である。ワンチャン今後転職したり、今の会社でも業務が変わったら、見せることになる可能性は充分ある。
そこに茶髪で調子に乗ってる写真を見せるのだ。
やべぇ。考えただけで羞恥心がすごい。


そういつつ、自分は小さい世界で型にはまった人間なんだな…と数分前に感じたばかりである。
半歩くらいのはみ出しだが、型から、自らの意思で、少しはみ出てみるのもいいのかもしれない。





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