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最高の冬コミになった話 #C97

0.はじめに

あけましておめでとうございます。こんばんは、くにみちです。2020年になったことよりも、卒論の締切まで1ヶ月切ってることの方がビックリです。

冬コミ(C97)に関しては元から書く予定でしたが、あまりにも楽しかったので急遽こういうタイトルになりました。

ツイートから分かるように、元々は「参加してきた話」にするつもりだったんですね。何故今回の冬コミが「最高」になったのか、どうぞ。


1.戦利品

「最高」の要因の半分は戦利品、つまり手に入れたものです。一つ一つ語り出すと止まらないので、厳選したものを、軽く紹介していきましょう。

『夢見りあむは、愛されたい。』

これがいわゆる同人誌。夢見りあむというキャラクターに与えられた断片的なストーリーの行間を補完した二次創作漫画。丁寧なりあむ解釈が詰め込まれた名作でした。同人誌のことを薄い本と呼ぶことがありますが、これは分厚くて読み応えがありました。

下は作者さんによる本誌の一部を公開しているツイートです。


『とびだすえほん②』

前回の夏コミ(C96)で出会った最高の作品の続編ということで、これが今回の本命でした。技術による紙の本の排斥ではなく、共演、そして相乗効果を感じる作品。前作に引き続き、3Dモデルや動きが丁寧でストーリーも面白かったです。


『鷹森ツヅルの自己紹介(的)CD!』

自分の中でいま最も熱い推し、鷹森ツヅルの1st. EP。特に好きなのはオリジナル曲の『FACE//FACE』。鷹森ツヅルは、女性的な声の通常モードと、男性的な歌声の鷹森Bツヅル(=Bくん)が存在するのですが、そのデュエット曲です。好みにぶっ刺さりすぎて死んだ。

YouTubeのリンクも貼っておくので是非聴いてみてください。

https://youtu.be/UdTVFSoPM6k

セットのポストカードから出てくるだけで心停止ものなのに、iPadの中に入ることでコミケ参加、触ったら手を振ってくれました。ここは理想郷か?

推しについては、いずれしっかり書くかも知れないので、今回はこの辺で。


ここでは紹介出来ませんが、他にも、名取さな自作フィギュアの写真集だとか、廃神社の写真集だとか、素晴らしい作品をいくつも手に入れました。今までで一番の豊作でした。


2.コスプレ参加・サークル参加

今回の冬コミは4日間開催でしたが、私が参加したのは3日目と4日目です。

3日目はFGOのマシュのコスプレしてました。

ショートで奇抜な髪色ということで厳しさしかありませんでしたが、まあ耐えたんじゃないですかね。(テキトー)

………メイク上手くなりてぇな

研究発表の準備してたら気付いたら東京出発数日前になってて、急いでウィッグ切るとかやってたので、実はメイク以外にも結構問題点があったりします。

それでも想像よりは上手くいったので、自分の中では結構満足してたり。

あと、(これを書くと本人が見てしまって自然な行動を阻害する気がするのでちょっと躊躇うのですが、)この日の途中から合流した友人、私が女装しててもほとんど反応しないのがめっちゃ好きなんですよね。お世辞としても褒めないところが良い。うーーーん"推し"だ


そして、4日目はサークルの一員として参加しました。サークル入場自体は前回の冬コミ(C95)でも体験していましたが、あくまでもサークルさんの知り合いでしかありませんでした。今回は正真正銘サークル関係者としての参加です。

具体的に言うと、私の写真が含まれる写真集を売っていました。

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少し前から「コンテンツの消費者側ではなく、生産者側になりたい」と言ってきた私が、自力ではありませんが、生産者サイドに片足突っ込んだということになります。

もちろん、ただ生産するだけではなく、それを見てくれる人がいなければ満足出来ません。

しかし今回は、その可能性をも見せられてしまったのです。個人的に「コミケではとりあえず30部売れたら凄い」という基準を持っているのですが、これを大きく超えて約50部も売れました。強調しますが、これは私の力ではありません。故に自信を付けたという話でも、ましてや自慢でもありません。過小評価していた可能性を正された、という話です。

生産者側を見て、その輝かしさに、行動する前に諦めていた自分は、この日打ち砕かれました。このパラダイムシフトがいずれ、逆に自らへの失望に繋がるとしても、それでも今は事実希望を抱いていますし、最終的にはプラスになると信じています。


夢を叶えるまでの道のりが、少し、でも確実に照らされた日でした。


3.さいごに

冬コミ4日目と京都帰還のために早朝から深夜まで行動した大晦日は、とてつもない疲労にも関わらず幸福度Aを付けることが出来ました。これほどの高頻度でAが付いたのはこの年末が初めて。最高の形で2019年を締め括ることが出来ました。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

年末に抱いた感情をしっかり形にして、2020年に繋げられるように。これはそういうnoteでした。

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