#スパチャDJ (SUPERCHAT vol.2)に参戦した話
0.はじめに
こんにちは、くにみちです。とりあえず卒論を無事提出出来て安心しています。卒論の締切が2/3だったのですが、なぜか(?)2/1に東京に行き、表題のイベントに参加した話を書きます。
1.SUPERCHATとは
SUPERCHATは、バーチャルアーティスト楽曲中心のDJイベントで、DJさんのDJプレイやゲストアーティストさんのライブで盛り上がれるイベントです。場所は秋葉原エンタス、高架横の老舗家電量販店オノデンの5階。オノデンの地下にはエンタバアキバというエンタメスペースも有り、アキバ文化に適合し生き残り続けた、というところでしょうか。会場から既に感慨深い。
このイベント、まず目を疑うのは値段なんですよね。女性・学生は参加表明するだけでタダ。男性も2000円。ちょっと興味あるけど…くらいの人でも関東在住なら参加しやすそうですね。
SUPERCHAT vol.2のtwinviteのページ(http://twvt.me/SUPERCHAT2)によると最終260人を超える参加表明があったようで、大盛況になりました。
ゲストアーティストはアメノセイと鷹森ツヅル。私のツイッターを見てる方ならご存知、鷹森ツヅルは2019年末以降急上昇の推し。初のリアルライブ出演ということでこのイベントを知り、「推しの初ライブ」を見るためだけに参加しました。
2.鷹森ツヅル初ライブ
初ライブといっても、イベントの中の一部なので、枠は30分のみ(もっと聴きたい)。しかし鷹森ツヅルのオリジナル曲も現時点で3曲のみなんですよね。放送とかの立ち絵であるLive2Dも、楽曲も、MVも何もかも自作なので、むしろあのクオリティで1年3曲の方が凄いだろという話なんですけど。
30分枠、オリジナル曲3つという条件に、セトリについて色々悩んでたらしいことはツイッターを見ていると分かりました。(鷹森ツヅル名義の方でのツイートがあった気がするけど見つからないので略)
そして本番のセトリはこちら。
①鷹森ツヅル『鷹森ツヅルの自己紹介(的)ソング』(A)
②鷹森ツヅル『夏空と残響』(A)
(ここで鷹森Bツヅル登場)
③ぼっちぼろまる『ハナサカステップ』(B)
④羽子田チカ『モッツァレラ▲トライ▼クッキング』(A)
⑤エルセとさめのぽき『deep in』(AB)
⑥鷹森ツヅル『FACE//FACE』(AB)
①②⑥の3曲がオリジナル曲、③④⑤がカバー曲でした。鷹森ツヅルは女性声と男性声の2つの人格があり、後者を鷹森Bツヅルとしているので、Aを女性声、Bを男性声として表記しています。ABはそれらのデュエットです。
鷹森ツヅルの最大の魅力はこのデュエットにあると思っていて、オリジナル曲『FACE//FACE』のデュエットを聴いて大好きになりました。
そのデュエットを、サプライズで、カバー曲でやるってズルいやろ!!!!!
からのFACE//FACEは死ぬしかないじゃんか!!!!!!!
デュエットではないですけど、『モッツァレラ▲トライ▼クッキング』でもBくん出てくるんですよね。"鷹森ツヅル映え"する曲。
やはり鷹森ツヅルは構成力、演出力も最高だな、という確信を持って初ライブが終わりました。
3.出会った音楽たち
「推しの初ライブ」のためだけに来た、と書きましたが、正直なところそれ以外の時間はどれだけ楽しめるのか未知数でした。私はバーチャル界隈のごく一部のみしか普段追っていない上に、音楽という観点ではあまり注目していなかったので………。
実際8割方知らない曲でしたが、最初から最後までノリノリで跳んで叫んでました。これがDJの力ですか………!
その中で心に残ったものをいくつか紹介します。
①シスター・クレア『DOGMA』
「救済執行」
にじさんじの清楚枠のオリジナル曲がこれ(褒め言葉)。クレアさんカッコ良すぎるだろ…………。
②斗和キセキcover『RAINBOW GIRL』
「私は2次元の女の子 決められた台詞通りにしか貴方と会話出来ない」
原曲は2ちゃんねるの作曲スレで生まれ「歌ってみた」から一躍有名になったもので、これはこれで熱い想いが湧き上がる。
これをvtuberという新たな種のキャラクターが歌う感動よ。
③蒼月エリ『蒼い蝶』
「永遠の中では踊りたくない 美しく枯れたいの」
頭が真っ白になる。蒼月エリが飛び立った跡の残響で、私はただ踊った。
④MonsterZ MATE『Live your life!!』
「Crazy for you, Be crazy for you All love」「Why don’t you go?! Live your life!!」
Vに、音楽に生きる彼ら彼女らに、そして卒論提出直前にライブ来る人(ん?)にぴったりの曲。
⑤にじさんじ所属12名『Virtual to LIVE』
「どうしようもなく今を生きてる」
言うまでもない伝説の曲。この歌詞がバーチャル界隈を端的に表している。クライマックスで流した時の熱狂は言葉に出来ない。
4.おわりに
色々書いてたら入れられなかったんですけど、もう一人のゲストアーティストであるアメノセイも最高でした。というかライブ直前はずっとアメノセイのオリジナル曲聴いてました。ということで最後に紹介します。
アメノセイ『FANTASTIC』
「回れ(foo!foo!)回れ(foo!foo!)踊れ(foo!foo!)踊れ(foo!foo!)」の掛け声が熱い。オリジナル曲10曲以上あるけど『Clock』とか死ぬほど良いから全部聴け。
この最高の一日が、「推しの初ライブ」に行ったという感慨だけでなく、腕と脚の筋肉痛という形で数日余韻を残すことになるとは………。
みんなも「推しの初ライブ」、行こう!
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