大好きな彼 その③~大事件後の話~

さて。

彼とは終わっちゃったな。。。。
そう思いながらメソメソ家路についたうめこでしたが
家に帰宅して2時間ほど経った時、なんと彼から電話がかかってきました。
とてもびっくりしてしまい、電話に出るのを躊躇しているうちに電話が切れてしまいました。
かけ直そうかとも思ったのですが、今彼の声を聞いてしまうと彼とバイバイすることに踏ん切りがつかなくなってしまいそうだったのでメッセージを返すだけにしました。
『どうしたの?何か用事?』と送ってみました。
すると彼から『ちょっと話したい事があるんだけど夜電話してもいい?』と返事が来ました。
バイバイしたのに何なの?と戸惑いながら『なになにー?』とあえて明るく返してみたのですが、それっきり返事はありませんでした。

夜になり、彼から電話がきました。
彼「ごめん、やっぱり友達でいられないかな?」
うめこ「それは全然かまわないよ。でも私はRのこと好きだし友達って関係はツライかも。」
彼「わかってる。俺もうめこのことは好きだけど、今まで通りに接する自信がない。」
うめこ「だよね。。。」
お互いに無言になってしまいました。
彼「友達としてじゃダメかな?」
うめこ「私はRとエッチしたい」
彼「俺も。。。」
うめこ「。。。。今まで通りが難しいなら、友達から始められない?」
彼「どういうこと?」
うめこ「だってこうやって電話くれてるぐらいだから嫌いにはなってないって思いたいから。。。」
彼「うめこのことは好きだよ。でも今までみたいに会えるかって言ったらそれは今は考えられない。うめこが友達でいてくれるなら俺も嬉しいし」
うめこ「わかった。お友達として、これからよろしくお願いします」
彼「ありがとう。。。ごめんね」

なんで謝るの?と思いつつ、彼と途切れずに済んだと思ってうめこめちゃくちゃ嬉しくなってしまいました。
同時に彼と会うことはもうほぼないのだなと覚悟を決めました。
でも可能性がゼロではないならばそれに賭けてみたいとも思ったのです。

翌週、彼の休みの前日。
いつもなら『会えるー?』と来ていた連絡がありませんでした。
やっぱり彼との関係は終わってしまったんだと思い、久々に家で週末をすごしていました。
何もすることなく家でダラダラと過ごし、明日から仕事だわーと憂鬱になりつつスマホの画面にふと目を落とすとなんと彼から連絡が来たのです。
『なにしてる?』と。。。
彼は休みが週1しかないので、休みの夜に連絡が来ることはいままでありませんでした。
はやる気持ちを押さえて『なんにもしてないよー。家でダラダラしてる』と返事を返すのが精一杯でした。
『俺もー。今からどっかフラフラしに行くけど』と彼。
”私も行きたい!”と返そうと思ったのですが、断られたら精神的にシンドイし仕事にも集中できなくなっちゃうしなーと返事の内容を迷っていました。
でもRと会えるかもという期待が勝ってしまい、『私も一緒に行きたいっていったら迷惑?イヤなら家でおとなしくしてるけど』と送ってしまったのです。

既読が付かず20分ほどモヤモヤしていると『嫌ではないけど海見に行くぐらいだよ』と返事がきました。
きっと彼も躊躇していたんだろうなと思いつつ、嫌ではないという返事に舞い上がってしまい、『じゃあ行きたい』と返事を送りました。
彼からの『じゃあいつもの浜に30分後ぐらいでー』というメッセージに嬉しすぎてニヤニヤしたのです。。。

その後、彼と会うことは以前の半分ほどになりました。
そして会ってもエッチすることはなく、ただただ海を見たり、スマホのゲームを一緒にしたり。
時には夏の終わりの一瞬を楽しむように花火をしたりと、本当に会うだけの関係になりました。
会った時には「Rと(エッチ)したい」とアピールしていましたが、彼は拒絶するだけでした。

その頃のうめこ、Tinderはすでにアンインストール済みで彼との関係修復にいそしんでいたのですが、エッチしたいのに彼との関係も気まずくなっていて結構精神的にキテいました。

彼に会っても抱いてもらえない。。。
嫌われてるのかも、と思うとツライ。。。

彼とつながっていることがすでにストレスになり始めていたのです。
彼と ”友達として” やり直し始めてから約2カ月。
会う機会どころか、お互いに連絡も途絶えがち。
彼のステメに別の気になる女性の存在をにおわせられたり、
連絡しても『じゃあもういいや』と終わる事が多くなってしまいました。

もう辛くてしんどくて。
私から連絡するのをやめようと思いました。。。
「Rと出会えたことに感謝しています。いままでありがとう。楽しかったです。バイバイ」と最後にメッセージを送り、彼からも「俺も楽しかったよ。バイバイ」という短いやり取りでした。

不思議なもので、自分から連絡を絶つと決めると
意外なほど心穏やかに過ごす事が出来るようになりました。
彼と会う以前に知りあったセフレくんにも連絡を取り始めたりと
少しずつ心が元気になり、彼の存在がなくてももう大丈夫!
な状態まで復活することができました。
休日出勤するぐらい仕事が忙しくて遊ぶ余裕がなかったのも事実でしたが笑

心が軽くなって以前のようにTinder活動に励もうかなー( ´∀` )と思っていた矢先のこと、なんとある出来事が起こったのです。。。

(次回に続く)

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