ひもきゅう流・君主マニュアル【イントロ編】

はじめに

お久しぶりです。
このnote、実は今まで参加してきた期の主観に基づく記録を書いてやろう、みたいなのがコンセプトだったんですよね。

己鯖wikiの「統一の歴史」ってあるじゃないですか。
僕あのページすごい好きなんですよね。
自分が参加した期ももちろん、そうじゃない気も色んな出来事や登場人物のドラマがあって楽しく読むことができます。
たとえば46期。まだ自分はやってない期ですが、こういう期に参加したかったなあと心から思います。
長く続く歴史と参加者が織りなす大河ドラマというのも、己鯖というゲームの魅力的な側面のひとつではないでしょうか。

で、自分もああいうのを書きたいな~と思ったんですけど、やっぱりどうも主観が入ってしまう。いや、誰かが書いてる以上はその人の主観が入るんですけど、特に自分は自国の勝ち負けに入れ込むタイプなので、そういうのを消して中立的な文章を書く自信が無かったんですね。
で、それならはなから「ひもきゅうの主観です!ドン!!」みたいな体で各期の話をすればいいんじゃないかと思いました。
そうしてできたのがこのnoteです。
そしてご覧のとおり、2022年8月26日現在、81期および56期を書き上げてひとしきり満足してしまいました。
2期坊主。


参加した期の主観的記録とは別に、実はもう一つ、書いてみたいと思っていたものがありました。
それが君主マニュアル。
自分は自分なりに「君主」というモノに対してこだわりを持ってると思ってます。それに対する意欲や、部分的な適性もあると思ってます。あと、一応、それなりの説得力はあると思ってます。自分で言ってしまうけど。
とは言っても試行回数が多いわけではないので、自分のやり方に本当に再現性があるのかはよく分かりません。
ちなみにこういうのをちゃんと検証しようと思ったら、2000回ぐらい試行回数があるといいらしいですね。昔「トリビアの泉」っていう番組で見ました。
まあそれは無理にしても、10回やれば3回は統一できるかもしれない方法論、いや方法論まではいかないですね。自分なりの「こだわり」です。
それを書き残して、今後建国する人にとって少しでも参考になったり、あるいは「ひもきゅうはこう言ってるけど自分ならこうするな」という気付きを通して、自分の個性や強みを発見していただければと思ってます。

統一は運?

絶対的な正解などなく、ひとりひとりの答えがある命題だとは思いますが、これについても最初に述べておきます。
まず、統一に必要なのは運かはたまた実力か、という二択は全くもってのナンセンスです。
それよりは運の割合と実力の割合が何対何か、という切り口で考えたほうがまだ建設的でしょう。

ただしここで厄介なのが、どこまでが運でどこまでが実力か、という点です。
言うまでもなく、己鯖というゲームの全体に対して、いちプレイヤーとしてできることはわずかです。自力に対する他力の要素があまりにも大きいということです。
実力、つまり自分自身でやれること以外を他力と定義するなら、このゲームはあまりにも運の要素が大きく、実力の介在する余地は極めて少なくなってしまいます。

ひとつ例を挙げてみましょう。
たとえば登用。
良い登用文を書き、それを最速で送り、結果それを使って人が来てくれた。
これは一見「自力」と言えるかもしれません。
でも実は、その登用を使った人は戦闘機会や国のタイプバランス、たまたまオンして登用を見たタイミング、あるいは気まぐれや直感によって仕官先を選んだのかもしれません。
こういうことを考えていくと、登用成功も結局は「他力」、決定権はあくまで自分以外の他人の手の中にある、ということになってしまいます。

しかし、だからといって、登用の内容やタイミングが全く意味をなさないかというと、私はそうは思いません。
そしてそれは統一においても同様に考えています。
要するに、他力の要素は多いけれども、その中でも1%でも成功率を上げるための努力は可能である、という考え方です。

最初の方で、「10回に3回は統一できるかもしれない方法論」という言い方をしました。
このnoteが目指すのはまさにそういったものです。
不屈の闘志で建国し続ければ、いつかは統一できるかもしれない。
でも、1%しか当たりが出ないガチャより、10%当たるガチャを引いたほうがいいに決まってますよね?

自国が統一するために、個人としてできることは限られています。
所詮は全参加者・約160人のうちのひとりですからね。
しかしそんな中でも、最も統一の可能性を上げることができ、下げることもできるプレイヤー、それが君主だと私は信じています。

統一は運?という命題に対する私の結論をまとめると、
「運の要素は極めて大きいが、それでも実力によって可能性を上げることはできる」
というものになります。

そんなわけで、ぜひこのnoteを参考にして建国にチャレンジしてみてください。
そして、もし統一できなかったら、自分のせいだとは思わないでください。
あとひもきゅうのせいだとも思わないでください。
ただ、運が悪かっただけです。
以上、免責事項でした。


参考文献

意識的にしろ無意識的にしろ、私も人の影響を受けまくっています。
言ってみれば、自分のオリジナル要素なんてものはほとんど無いかもしれません。
過去の歴史や先人の知恵の蓄積の上に今の己鯖があり、自分自身もまたそこにいます。

ただそれを全て紹介するのは難しいので、特に私が影響を受けたものや、賛同できるもの、かつしっかり文章として残っているものを少しだけご紹介します。

32期ロマンシング佐賀 かっぱさんの君主論
https://onore.servegame.com/game/sangoku/history.cgi?mode=CONDFERENCE_BBS_TOP&dir=tg1-20181112&target_con=9&ch_id=2

60期フェニックスデザイト 山羊さんの君主指南
https://onore.servegame.com/game/sangoku/history.cgi?mode=CONDFERENCE_BBS_TOP&dir=tg1-20200814&target_con=14&ch_id=0

ちなみにこれらは、統一の歴史>79期>「マニュアル収集国」のログから拾ってきました。
こういったログもまさに「先人の知恵」ですね。


さてそれでは次からちゃんとした内容を書いていきます。