ステイヤーズS,チャレンジカップ 重賞研究ノート #117,118

今年も残す所あと1ヶ月！
重賞研究ノートもあともう少し！
変わらず書いていきたいと思います。

中山阪神開催が始まり
またアタマを切り替えていく必要がありますね。

名物重賞ステイヤーズSと
若い世代の登竜門チャレンジカップです

■ステイヤーズS

・バッサリ切り捨て項目

△10番人気以下
(0-0-1-44)
フジマサインパクト
ヒュミドール
メロディーレーン
レッドジェネシス
ジェットモーション
グランオフィシエ
アフリカンゴールド

△単勝オッズ20倍以上
(0-0-1-68)
フジマサインパクト
ヒュミドール
メロディーレーン
レッドジェネシス
ジェットモーション
グランオフィシエ
アフリカンゴールド
アケルナルスター

×単勝オッズ100倍以上
(0-0-0-23)
レッドジェネシス

×関東馬で当日8番人気以下
(0-0-0-42)
フジマサインパクト
ヒュミドール
グランオフィシエ
アケルナルスター

△前走重賞10番人気以下
(0-1-2-43)
ヒュミドール
アイアンバローズ
ダンディズム
セファーラジエル
アフリカンゴールド

×前走OP特別だった馬で当日7番人気以下
(0-0-0-11)
メロディーレーン
レッドジェネシス
ジェットモーション

×前走条件戦で6着以下
(0-0-0-17)
該当馬なし

×前走条件戦で5番人気以下
(0-0-0-21)
フジマサインパクト

×前走2200m以下で当日8番人気以下
(0-0-0-21)
ダンディズム
レッドジェネシス

×間隔3週以内で当日7番人気以下
(0-0-0-12)
アフリカンゴールド
グランオフィシエ
セファーラジエル
ダンディズム
ヒュミドール
レッドジェネシス

残った馬
キングズレイン
ワープスピード
マイネルウィルトス
アイアンバローズ
シルブロン
テーオーロイヤル

・年に一度の特殊なコースでリピーターが度々好走&芝3,000m以上のOPクラスで好成績の馬を重視

国内で再長距離の名物重賞で、
年間に1回しか行われない特殊な条件。
長い距離かつコーナーを6回も回るコース設定で
他のレースとは問われる力が異なるため
同じ舞台で活躍した馬が走りやすい。

過去10年で見ても
シルヴァーソニック　21年3着→22年1着
ディバインフォース　21年1着→22年3着
モンドインテロ　18年3着→19年1着
アルバート　15,16,17年1着→19年2着
デスペラード　12年3着→13,14年1着
ファタモルガーナ　12年2着→14年2着→16年2着
トウカイトリック　06年2着→11年3着→12年1着→13年3着

と度々好走する馬がわんさか。

今年のメンバーでは
アイアンバローズが昨年4着、一昨年2着と
メンバーの中で唯一この舞台で好走中。
人気も無さそうなので狙っていくほうが良さそう。

また数少ない長距離重賞では
似たような舞台での実績も大事。

芝3,000m以上の重賞レースで
3着以内の実績があった馬は(8-5-3-16)と
複勝率50%で好成績。
実績がなかった馬は(2-5-7-89)で
複勝率13.6%と差は歴然。

今年のメンバーで該当馬は
ヒュミドール
アイアンバローズ
シルブロン
テーオーロイヤル
の4頭
一段評価を上げても良さそう

・ダート血統にヨーロッパの血を掛け合わせた馬がドンピシャ。Sadler'sWellsやRoberto、ディクタスなどが好相性

コーナーを6回回りながら
3600mを走る特殊コースでは
バテずに長く良い脚を使えるタイプが好相性

過去の好走馬を見てみると、
ダート向きのアメリカ血統やミスプロ系に
ヨーロッパの重めの血が掛け合わさった馬が多い

具体的にはトニービンやSadler'sWells、
ドクターデヴィアス、ワークフォース、
Robertoなどの血を持っていると相性が良く、
アルバートやトウカイトリック、デスペラードなど
はみな上記の血を持っていた。

今年のメンバーでは

ダートのパワー血統
ワープスピード
マイネルウィルトス
キングズレイン
テーオーロイヤル
グランオフィシエ
アフリカンゴールド

ヨーロッパの重めの血
キングズレイン(トニービン、Sadler'sWells)
アイアンバローズ(ディクタス、Roberto)
ジェットモーション(トニービン、Roberto)
シルブロン(トニービン)
テーオーロイヤル(Sadler'sWells、Roberto)
ヒュミドール(ディクタス、トニービン)
マイネルウィルトス(Roberto)

が該当

人気どころのキングズレインは
トニービンの血を持つルーラーシップ産駒で
母系にはSadler'sWellsの血があり
中山3600は絶好の舞台。
ビュイック騎乗で内枠なら堅いと見て良さそう

他には同じく内枠の良い所に入った
マイネルウィルトスも
Roberto系にロージズインメイ(アメリカ血統)と
中山3600はすごく合いそう。

あまり人気薄も台頭しないレースなので、
この二頭を中心に組み立てるのが良さそう。

以上を踏まえて残った馬をグループ分けすると
以下のようになります！

A群
キングズレイン
マイネルウィルトス
アイアンバローズ

B群
ワープスピード
シルブロン
テーオーロイヤル

人気2頭が内枠に入り血統的な裏付けもあるため
そのまま力を発揮できそう。
外人ジョッキーが上手いレースでもあるので
キングズレインを軸で行きたいと思います。

その他マイネルウィルトスに
リピーターのアイアンバローズ。
長距離重賞実績のある
シルブロン、テーオーロイヤルあたりで
当たりそうな気がしてきますね。

■チャレンジカップ

ハンデ戦になった2017以降にて集計

・バッサリ切り捨て項目

×9番人気以下
(0-0-0-24)
ウインマイティー
リカンカブール
アドマイヤビルゴ
エヒト
マテンロウレオ
テーオーシリウス

×単勝オッズ20.0倍以上
(0-0-0-35)
ウインマイティー
イズジョーノキセキ
リカンカブール
アドマイヤビルゴ
フェーングロッテン
エヒト
マテンロウレオ
テーオーシリウス

×6歳以上で当日6番人気以下
(0-0-0-17)
ウインマイティー
イズジョーノキセキ
アドマイヤビルゴ
エヒト

×前走重賞で10番人気以下且つ当日6番人気以下
(0-0-0-17)
ウインマイティー
イズジョーノキセキ
エヒト

×前走OP特別で5着以下
(0-0-0-22)
アドマイヤビルゴ

×前走OP特別で4番人気以下
(0-0-0-29)
アドマイヤビルゴ

×間隔2週以内
(0-0-0-15)
イズジョーノキセキ
テーオーシリウス

残った馬
ボッケリーニ
ベラジオオペラ
ガイアフォース
エピファニー
フリームファクシ

・3〜5歳の比較的キャリアが浅い19戦以内の馬を狙おう

チャレンジカップという名前の通り、
3〜4歳が(9-4-5-37)と、馬券内30頭のうちの
18頭を占め、フレッシュな馬を狙うのがポイント

さらに戦歴では20戦が一つポイントになっており
過去10年で見ると
キャリア19戦以下(10-7-5-40)
キャリア20戦以上(0-4-4-68)
と勝ち馬は全て19戦以下

今年のメンバーでは
19戦以下
リカンカブール
ベラジオオペラ
ガイアフォース
アドマイヤビルゴ
エピファニー
フェーングロッテン
フリームファクシ
マテンロウレオ

20戦以上
ウインマイティー
イズジョーノキセキ
ボッケリーニ
エヒト
テーオーシリウス

20戦以上の歴戦の猛者は2,3着までで良さそう

・前走3番人気以内に評価された馬が狙い目

前走の人気別で見ると、
3番人気以内だった馬が(5-4-2-9)
4番人気以下が(1-2-4-45)と差が歴然

直近支持される実力のある馬を狙うのが良さそう

今年のメンバーでは
ボッケリーニとエピファニー
の2頭のみ。

エピファニーはフレッシュな戦績でもあるので
さらに評価を上げたいと思います。

・サンデー×ヨーロッパ系の王道配合が馬券内

血統的な傾向を見ると、サンデーサイレンス系と
キンカメやハービンジャーなど
ヨーロッパ系の血との組み合わせが好走している

キンカメ系×サンデー系の組み合わせ
ルビーカサブランカ
エヒト
ヒートオンビート
ブラヴァス
エアウィンザー
デニムアンドルビー
デウスウルト

ハービンジャー×サンデー系の組み合わせ
ペルシアンナイト
ヒンドゥタイムズ
ベルーフ

今年のメンバーでは
キンカメ系×サンデー系
ボッケリーニ
フリームファクシ
エヒト

サンデー系×ヨーロッパ血統
リカンカブール
アドマイヤビルゴ
フェーングロッテン
マテンロウレオ
テーオーシリウス
あたりが該当

ドンピシャはボッケリーニとフリームファクシ
ボッケリーニは前走人気
フリームファクシはキャリア浅めで
どちらも評価できるので金子2騎は
最上位評価にしたいと思います。

以上を踏まえて残った馬をグループ分けすると
以下のようになります！

A群
ボッケリーニ
エピファニー
フリームファクシ

B群
ガイアフォース
ベラジオオペラ
(フェーングロッテン)

キャリア浅め&前走人気のエピファニー
前走人気&血統ドンピシャのボッケリーニ
キャリア浅め&血統ドンピシャのフリームファクシ

この3頭を中心に
B群を絡めれば的中できる気がする！

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