僕らの景色


意味のない言葉をいくつも並べて
僕らはどこにいこうとしてたんだろう
優しさは置いてきてしまったんだね
不安にかられてまた煙草に火をつけた
次のドアを開く為に費やす勇気を
最後の最後にくれたのは何でもない音楽だったりした

もういいよ
諦めようって呟いてる僕が嘘をついてた
本当はとっくに分かってたんだ
結末がどうでも
いけるとこまでいこう

ドアを開けて朝日を浴びれば
なんだか忘れようとしてた事が全て
バカらしく感じたんだ
僕らは夢を描いてたはずが
いつのまにか現実にばかり目を奪われて
キャンパスに広がっていたのは寂しい景色だった
もういいだろうって燃やしてしまおう
舞い上がる灰が風に乗って
僕らの夢を描いてくれるから
歩き出そう何度でも
何度でも


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