ツナグ


悲しみの向こう側で
手を振ってる君が見えるよ
ちゃんと笑ってるから大丈夫
温もりを手離したあとで
気付いてしまった愛の大きさに
ゆっくり深呼吸して
吐き出した息に後悔を滲ませた

ドアを開けて
光の指す方へ
なにも言わないで
ぐんと伸びた影を見つめてる
そう今から緩やかに時は溢れていくから

スイッチ一つで全てを忘れられたら
どんなに楽だろうね
さよならの四文字じゃ終われない
そんなこと分かってたのに
涙で前が見えなくても
ちゃんと前に進んでいける
僕らは強くなるために
いくつも出会いと別れを繰り返す
君とまた巡り会えるなら
そのときは
そのときは必ずその手を繋ぐから








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