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深夜食堂

本格的に映画にはまったのは、きらきらひかるという作品がきっかけだった。
この映画の映像美とあふれでる優しさが大好きだ。
この映画を撮った松岡錠司監督の人柄だろうか。
深夜食堂を松岡監督が撮ってると知り、急いで追いかけてドラマシリーズを見た。
やっぱり何も変わってない。
松岡監督の映像はやはり美しくて優しい。
それでいてとても正直で。
悲しいことも寂しいことも、喜びも美味しさも全て余すとこなく写し出す。
この映画だけは絶対に見ておかなくては!と思った。
しかもいつも映画は基本一人で見たい派な私が、この映画だけは絶対に誰かを巻き込んで見たい!と思った。
そして望み通り、私は家族の次に愛する人と見に行けた。
まるで2時間、めしやというお店のなかに自分もいるような気分で眺めていた。
マスターについ、卵焼きを頼みたくなった。
私もとろろご飯、食べたかった。
あのカウンターで色んな人の人生を見て、それとなく関わって。
優しくて素敵な時間を共有できて幸せだった。
同じ釜の飯を食べるってことがどれだけ大事なことか分かったし。
幸せだったなぁ。

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