とりあえずメリークリスマス

まだ僕に何もなかったあの頃
未来なんて何も見えなかったあの頃
ただ今が楽しくて
それだけで良いと思えてたあの頃
クリスマスなんてなんの意味もなくて
そうあの日は君と出会った日

僕の隣にいるのが当たり前で
馬鹿みたいな言い合いして
結局いつも君の方が大人で
僕は子供だった
当たり前すぎて気付かなかった
君がどんな時も側にいてくれたこと

君の泣き顔久しぶりに見たら
本当の君がどんな人だったか思い出した
僕は少しは大人になれたかな
今なら君を守ってあげられるかな
素直に好きだと言えるような
そんな僕になりたい
これからも当たり前のように隣で
一緒に笑いたいから
とりあえずメリークリスマス
キャンドルを一つ灯して
いつものようにこの温もりを二人で見守りたい

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