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オー!ファーザー

4人の父親と一人の息子。
伊坂幸太郎は重力ピエロという作品でも、父と息子の関係性を重点的に描いてる。
この4人の父親、それぞれキャラが違ってとても個性的だ。
ギャンブル好きなファンキーな親父、インテリで頭の切れる親父、優しくてかっこいい親父、体育会系で熱い親父。
全員に一致してることが息子ラブ!なとこ。
4人4様に父親として息子に関わってきた。
仕事で忙しい母親の代わりにずっと側にいて。
息子のピンチにはヒーローのように現れて。
なんだか羨ましいとさえ思った。
やっぱり男の子に産まれて、友達みたいに遊べる父親がよかったなぁと思う。
もしかしたらそういうのを彼氏というか、旦那に求めてるのかもねぇ。
私の好きな人は父親とあまりいい関係ではない。
子供の頃に受けたイメージはなかなか拭いされないらしい。
でも、私は思うのだ。
いつか彼が父親になった時には許せるんじゃないかって。
こんな言い方はかなり極端かもしれないが、私はその為にも彼には父親になってほしいと思う。
オー!ファーザーのように、息子を全力で愛せる父親に。

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