株価暴落

WOWOWでやってた株価暴落というドラマ、最高に面白かった。
WOWOWのドラマにはなかなかハズレがない。
下町ロケットもレディージョーカーも面白かった。
いい役者が揃ってるからだ。
と思ってたが、株価暴落を見ていて思ったのはいい作品にはいい役者が集まるってことだ。
株価暴落の原作は半沢やルーズベルトゲームの池井戸さんだ。
池井戸さんは善と悪をものすごくはっきり描く。
でも、順風満帆には悪をやっつけさせない。
悪はなかなかやるのだ。
今回は善が織田裕二で悪が高嶋政伸だった。
高嶋政伸の演技が強烈だった。
ほんとに気持ち悪い嫌なやつだった。
半沢の時の香川照之だ(笑)
織田裕二はもちろん、いつも以上に熱くて冷静でカッコいい。
あと織田裕二と石黒賢の共演は「振り返れば奴がいる」ファンの私としてはうひょひょものだった。
実は私が初めて見た三谷作品で、未だに一番好きな三谷作品が「振り返れば~」だ。
あの頃のドラマは全部ぶっとんでて面白かった。
WOWOWのドラマはあの頃のぶっとんでる感じを残してる気がするのだ。
あ、あとクドカンのドラマとか。
話は脱線したけれど、半沢にしろ株価暴落にしろ銀行員というものは雨が降ってるときこそ傘を差し出すのが仕事だということを訴えている。
何故、そこまで銀行に対して池井戸さんが熱く訴えるものがあるのか分からないが、私は銀行員に限らず雨に打たれている人に傘を差し出せる人になりたいと思う。
大したことはできないけれど。

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