僕にあるもの
僕が何度もノックして開けられなかった扉を
あいつがいとも簡単に開けてったんだ
あいつにあって僕にないものがなんだったのか
でもよく考えたら
あいつになくて僕にあるものだってあるんだ
例えば
誰よりも高く飛べるとか
例えば
誰よりも君を思っているとか
なんだそれ
積み上げた根拠のない自信なんて
案外あっさりと崩れてしまうものなんだってさ
だから僕にはもうなにもないよ
無様でしょ?
だけど
前向いて歩いていきたいんだ
それだけはブレずに
そしていつか本物を見つけたら
君に会いに行きたい
真夜中に書いたラブレターを信じられるようになったら
君に渡しにいくよ
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