ごめんね青春

宮藤官九郎のドラマや映画はほとんどと言っていいほど見てきたけど、今までの作品のなかで一番好きかもしれない。
特に8話。
何回みても泣ける。
中身は性同一性障害の息子と父親という結構複雑で重いものだけど。
原先生が下手くそな例えで分かりやすく父親に諭すわけで、でもやっぱり父親としては息子に求めるものがあるやん?
18年間息子やと思って育ててきて、これからもそれがつづいていくと思ってるわけやから。
でもね、最終的に泣きながら謝る息子に対して

今まで息子のフリしてくれてありがとな。

って言うんです。
そこで号泣ですよ、もう。
父親役の津田さんはほんとに素晴らしい役者さんですよ。
もうずっと好きな役者さんですよ。
いつも腹立つ嫌みな役ばっかですよ。
でも、この父親役は津田さんじゃないと成り立たなかったんです。
性同一性障害のお子さんを抱える親御さんにはぜひみて欲しいと思います。
宮藤官九郎はきっと、自分の子供が、、、って考えてこの脚本を書いたと思うんで。
私には書けないなぁ。
嘘になるもん。
綺麗事になるし。
ごめんね青春、来週最終回です。
原先生のごめんねは届くんでしょうか?

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