天才的君

君の笑顔の破壊力
口まで出かかってた全ての言葉が
一瞬で吹き飛んで弾けた
器用な君は何をやっても完璧
僕が思い付かないようなこと
簡単にやってのける
称賛の声
たくさんのいいね👍
どうかこの手の届く場所にいて
そんなこと言えやしない

ちょっとネガティブで
ほんとは寂しがりの君の
ピアノ前のピンと伸びた背筋
隠してるつもりですぐに分かっちゃう
その日の機嫌も
全部僕だけが知ってる君だったらいいのに
そんなくだらないくだらない独占欲

いつも破壊と構築を繰り返す君は
自分に執着しないから
どこまでいっても満足しない君は
全てをすり減らしてでも完璧を目指すから
隣にいてふと腕を掴んで
、、、もうやめときなよ
って言いたくなるんだ
でもあまりにも楽しそうにするから
結局なにも言えなくて
温かい缶コーヒーをそっと置いて帰る
冷たくなった頃に僕に気付くんだろな
それでもいいけど
もう少し自分のことも大事にしなよ
なんて心の中だけでツイート

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