明日の私


あなたの顔を殴った夜に
あなたの顔を忘れたわ朝に
気持ち悪い言葉は全部
帰り道に吐き出して
走った 走った 走ったら切れた息が
止まったら鼓動の早さに
バカらしくなったわ全てが
おかげで夢なんてみなくなった
現実はキラキラしてないかもしれないけど
輝いてはいるわ
あぁ
あなたには分からない
だから私は手を離したんだ
もう引っ張られるのは嫌よ
私は次の未来にいくの
ここから ここからだから

走った 走ったら
息絶え絶えに言うわ

愛してたのはあなたじゃない
愛されたいと願った私よ

涙なんか流れないわ もう
一滴も流さないわ

明日の私はきっともう
この拳の痛みにさえ
クエスチョンマークを浮かべるのよ

あぁ

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