臆病星

君の目のなかに写る僕は
どんな僕なんだろう?
どうしても君に見つめられると
隠せなくなる
笑ってしまう僕がいる

絆創膏をたくさん貼って
心を守って
傷は癒えてるはずなのに
臆病風に吹かれる

こんな僕を拾ってくれ
でも捨てられるのはもう嫌だ
さよならを言われるぐらいなら
何も始めたくないんだ

君を愛してしまったらどうしよう
そんなことを思ってる時点で
もう手遅れだ

流れ星のように無数に溢れて落ちていく
愛を何度も何度も疑うんだ
自分の心のはじっこをいつも蝕むんだ
君の手の温もりは疑いもなく本物なのに
君は僕を包むように笑う
だから時々目をそらしたくなる
だから時々俯いて
一瞬震える心に手を当てて
流れ出すんだ
忘れてたはずのメロディーが

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