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メモランダム

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ほぼ思いつきの詩を書いてます。 たいして意味はありません(笑)
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2020年9月の記事一覧

君の所在

星がこぼれ落ちそうな夜は
目には見えないたくさんの隔たりさえ
飛び越えて今あなたに会いに行けそうな気がした
路線図を描いて一番早く辿り着きたい

本当はもうとっくに気づいてた
知らないふりして
強がったりして
蓋をしてただけだ
でももう限界みたい
ただ
ただ君に会いたい
何を話すでもなくていい
ただ目が合って微笑むでも何でもなく
ただ目が合うだけでいい
そこに君が存在してること
それだけでいいんだ

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escape

浅はかな考えでもって
逃げ道をたくさん作っておいて
怖くなったら一目散
何て哀れよ臆病な子羊

あなたは言うでしょう
身分が違いすぎるよ
あなたは言うでしょう
歳が離れすぎてるとか
あなたは言うでしょう
君が女だったら
あなたは悲しい微笑みで

理由なら幾らでも
宇宙大ぐらい積み上げられるだろう
僕はそれを全て論破できる術を知ってる
だからあなたは消えたんだ
だからなおさら忘れられない
いつまでも

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Things necessary

とっとと眠ってしまおう
何も浮かばないし
こんな夜は早く終わらせて
明日に期待しよう
書きかけの歌が賞味期限切れになっても
それはそれでいいんだ
もっと歌いたいことが僕にはあるってことだから

飛距離が伸びない日だって
前に進んでない訳じゃない
失敗だらけ
あれこれ考えても
全てはいつか目指す場所へ辿り着くため
Things necessary

さよならを言うことに躊躇しないで
手放して手に入る

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